こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

成長

2014-04-03 07:52:05 | 子どものこと

先日、息子の誕生日が来て7歳になった。

早いものだ。
もう7歳。
3月生まれなので まだ7歳という気もする。

そして先月音楽療法のレッスンが終了した。
約3年間、息子は月に2回音楽療法に通っていた。

音楽療法をやっていると言うと、どんな事をやるの?とよく聞かれるのだけど、
太鼓やキーボード、ハンドベルなどの色々な楽器を使いリズムに合わせて身体を動かしたりする。

動物絵カードを太鼓の上に置いて、太鼓と一緒にカードを叩き動物の名前を歌ったり。

息子は小さい時から発達に凸凹があり、幼児期はこだわりが強くて癇癪持ちで とても手のかかる子だった。

この音楽療法は、そんなこだわりを少しずつほぐしていくのに役立ったのではないかと思う。

元々、息子は自分の思う通りに動き、自分の考えだけで突き進むタイプなのだが、音楽療法はマンツーマンで先生の動きに合わせていかないといけない。
絵カードも時々順序を入れ替えて、太鼓も打ち方を変えなければいけない。

そのかわり、トランポリンをやる時は、息子の跳ぶリズムに合わせて先生がピアノの速度を変えて弾いてくれる。

身体と心に響いてくるのだろうか、息子はすっかり落ち着いてきたように思う。

もちろん、成長と共に音楽療法の他の様々な物事も、息子の視界を広げ今に至っているのだとは思う。

発達に凸凹があるのは これからも変わりなく、良い方向に向くこともあれば悪い方向に向くこともある。

音楽療法は、特に思春期の男の子とかはストレス発散にとても役立つと聞く。
ドラムを叩いたり、時には仲間と音を奏でたコミュニケーションをとったり。

息子もまた近い将来お世話になるかもしれない。

息子の様子を見ながらまた考えて行こうと思う。

そんなこんなで、最近つくづく人の心と身体はつながっているなぁと思う。

五感に響く事も大切。
色々なものを見て聞いて感じて味わって…。

大人の自分もなかなか生活の中に本当の豊かさを見つけられないでいるけれど、
子どもと一緒に大切な事を探していけるといいかなと思う。




少しずつ成長していけたらいいな。
息子も私も。