こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

バリア クラッシュ ライブ

2014-08-18 23:48:26 | 日々のこと

金山総合駅のアスナル金山に ライブイベントを観に行ってきました。



最近 息子が利用を始めた児童デイサービスのスタッフの方々がライブをするということで案内をいただき、家族で観てきました。

このイベントは誰もが感じる社会ストレス、人間関係の中から生まれるストレス、自分の中にあるバリアをクラッシュするライブです。

「体験」や「発見」をキーワードに、様々なディスアビリティー(障がい・壁)を越えて無限の可能性を求め、人と人がつながり生きて行くパワーとなるエネルギーを伝えて行く願いがこめられています。

ライブアーティストに mieさん、SALKI=、昨年メジャーデビューされた神山みさ さんなどたくさんの音楽も聴くことができました。






息子は見覚えのあるスタッフが舞台に立っていたり、テントで声をかけてくれるので かなりとまどっていました。

この児童デイサービスを運営する団体は 特定非営利活動法人(NPO)で、企業とも行政とも異なる価値観と役割を持つ社会の担い手です。

地域と共に人と人とを大切に、豊かで質の高い人間関係創りを寄与することを目的としています。

息子がデイサービスを利用するにあたって、このような事業所をいくつか見学してから利用するかどうかを考えようと思っていました。

軽度の発達障害の人には必要ないのではという一部意見もありましたし、実際デイサービスは満杯で利用者は重度の自閉症や肢体不自由な人も多い。

迷いが渦巻く中で この団体と出会うことが出来ましたが、今はとてもラッキーなことなのではないかと思っています。

代表の方は身体が不自由で車椅子の方ですが、たくさんのお話を聞いて改めて障がいって何だろうと考えたのです。

息子に重い障がいはありませんが、あたたかい家庭的な雰囲気のデイサービスを見て、息子に合いそうだと直感してすぐに決めました。

息子は施設で飼っている爬虫類をさわらせてもらったのがよかっただけかもしれませんが…^^;


話は逸れましたが、そんなアットホームな施設のスタッフが企画したライブイベント。
音楽も、障がいや壁を乗り越えるための小さな勇気をもらえる唄ばかりでした。

会場には関係者と思われる車椅子やバギーの方もちらほらみえましたが、道ゆく通行人も立ち止まり、音楽に耳を傾けていました。

障がい者ばかりで集うのもいいかもしれませんが、敢えて健常者が障がい者と交流する。
そもそも障がいとは何なのか?
これは関わって繋がっていくことで浮かび上がる疑問。

まだまだこういうことに無知な私ですが、人としてこれからも少しずつ考えていきたいなぁと思いました。




ライブは最後まではすべて観ることができませんでしたが、たくさんのメッセージをもらった気がします。










スケッチ旅行 2014夏 白馬八方

2014-08-18 08:13:58 | おでかけ


スケッチ旅行で信州に行ってきました。


今回はオールラウンド絵画教室&大自然歩こう会の方々に、家族で便乗させて頂きました^^;

初対面の方々も多かったのですが、とても楽しい充実した旅でした。

スケッチはもちろん、リフトやゴンドラに乗り、山でトレッキングまでしました!

息子は夫と一緒にかなり上の方まで登っていました。

たくさんの高山植物も見ることができましたし、何より雄大な山々は感動的でした。






そして 皆さん50代60代の方々が多かったのですが、大変仲が良くとても楽しそうでした。
私ももう少し歳を重ねたら、こういう風になりたいなとしみじみ思いました。

息子も初めての山やリフトにとても楽しそうでした。
皆さんに可愛がっていただき、心なしか学校生活よりリラックスしている感じでした。
子どもより大人の方が落ち着くのかもしれません。

夫もしばらく使っていなかった、一眼レフカメラを持ち、フィルム写真を撮っていました。

スケッチのほうは、普段はひとりで描いていることが多い私は色々な方々の絵に刺激を戴きました。

山歩きをしながらも、早く描かねば!と描く場所を考えスケッチすることを常に頭におきながら、スケッチ旅行らしく行動できたのは一緒に描く皆さんがいたからかもしれません。

本当に充実した旅でした。
素晴らしい大自然でした。
企画して下さった方々、誘って下さった方に感謝です。


マイクロバスでは、お喋り以外は車酔いが心配でやることがなく退屈な息子。

私も酔わない程度にスケッチしようと、車内でスケッチブックを出してみました。

大人たちの楽しそうな話を聞いている息子。






子どもは息子だけでしたが、楽しい夏の思い出になるといいな。