今からおよそ25年ほど前・・・平日だろうが週末であろうが、寝ないで遊びかつ仕事をがつがつとこなす毎日を送っていた空気頭。
思い出せばあのころは何をやっても楽しかった。
お上にとっ捕まっても、車をぶつけて廃車にしても、酔っ払いにいきなりすれ違いざま殴られても、普通に笑い話のネタになるぐらい、世の中は驚きとはっとするほどの新鮮さと、後もうなにが何だか分からないほどのエネルギッシュさに満ちていた!
多分にもれず金はそれほどもっていなかった・・・だけどその分体力だけは無限にあったな~。
貝渕地区のお神輿を
それが今となってはよ・・・んっなんだっけ、何の話でしたっけ?
そうだそうだった、食えるフグを初めて釣った時の話だった。
なんの脈絡もきっかけもなく、一人思い立っていきなり海釣りデビューを果たしたのが、ちょうどそのころである。
彼の広大で長大な茨城の鹿島港へ通いつめ、それからほどなく「金を払って遊漁船に乗る」という、順当にその道に入って行ってしまったあのころ・・・う~ん何もかもが懐かしい!
どういった経緯でその船に乗ったのか? いまだ全く思い出せないのだが、たしか名前は大洗港の藤富丸。
当時は「根魚五目」にはまっていて、技無くも釣って食って美味けりゃ、なんでも良い良いといったぐあいでした。
いや熱かった
そう初めてのヒラメ釣りもこの船でしたね。
この藤富丸の凄いところは・・・まっ当時のことなんですがね、根魚狙いも泳がせヒラメも、あの鹿島沖まで遠征するところ。
大洗から鹿島沖まで、分かっている人はうなずくであろうが、いや相当に遠いんですぜ!
シロサバフグ
自分のボートに例えてみれば、毎回ずんどこずんどこ相模湾までマグロをやりに行っている様なものですよ。
燃料そうとう空であろうに。
だからといって他所より料金高いわけでもなし・・・う~ん、今でも現役でやっているのかしら?
そんな五目釣りを楽しんでいたころの話、あれはたしか帰る途中での一コマであった。
魚探に何かの反応がでたのでしょう、船頭がいきなり船を止め、ハイちょっとやってみて!
煮切りに漬けて
こちとらタックルをかたして、一時間以上の帰路を何とか仮眠できるよう努力している最中(缶ビールタイム)であり、突然のことに頭の回りは?でいっぱい
なに? 何がいるの? どしたらいいの?
それで皆があたふたと仕掛けを投入し、それでほどなくして上がってきたのが、自身お初となる「ショウサイフグ」だったのでした。
いやなんかもう、この日一番の盛り上がりでしたね・・・自分以外は
フグを食べたことのない私からすれば、そんな魚を釣ってどうする?
調理したこと無い⇒ 外道のキング⇒ テトロドトキシン⇒ 超危険⇒ 死んじゃうぞ!
しかし根が意地汚いのでしょう、周りに釣られて(笑)気がつけば自分も夢中になっていたという。
でもねやはり気味が悪いのでデカいのだけキープし、それ以外はこっそり釣れたそばから捨てていた私。
フグのから揚げは良い
今でも鮮明に覚えているが、ちょうどこの時の船に、たまさか船頭のお孫さんが仲乗りで来ていて、聞くところによるとまだ小学生
その歳のわりにはいかついボンズが「コレは美味いよ、最高だよ!」と、まぁ~まくしたてる。
パフォーマンス的には素晴らしい。しかし毒がある魚なのに「誰かの受け売り?」で、そんなことをがなってもいいんかい?
それでも帰宅後に件のフグを、モノの本見て調理をし、せっかく釣ってきた魚なんだから、まぁ~ままよと食べてみれば・・・うぉっ、えらい美味いじゃないですか
ついでに夏野菜の揚げ浸し
ボンズよ疑って悪かった、全くもって君のいう通りでした。
それからは那珂湊の魚市場にこのフグが売っていたりするとですね、必ず買って帰るようになった次第。
うふふ・・・しかしあのボンズ、もしあのまま次いでいれば、今ごろは少壮の船頭となっていることでしょうや。
今現在の私は人の話をけっこう素直に聞くほうです。
何事も「食わず嫌い」は良くないと、教わることが出来たから。
モノ知らないと損をすると、実体験で教わることが出来たから。
う~ん、でも知っていたからと言って、どうにもならないことが世の中たくさんあるんだよね。
それはたいてい「お金がかかる」モノだったりして、ぶふっ。
クジラ
さぁ~て今週末の土曜は、またまた沖に出る予定。
メインはタイラバだけど、自分的にはゴマサバ大が所望です。出来れば大量に!
なんとかは時の運と聞きますが・・・チャレンジャー全員、上手くいくと良いですね。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!
思い出せばあのころは何をやっても楽しかった。
お上にとっ捕まっても、車をぶつけて廃車にしても、酔っ払いにいきなりすれ違いざま殴られても、普通に笑い話のネタになるぐらい、世の中は驚きとはっとするほどの新鮮さと、後もうなにが何だか分からないほどのエネルギッシュさに満ちていた!
多分にもれず金はそれほどもっていなかった・・・だけどその分体力だけは無限にあったな~。
貝渕地区のお神輿を
それが今となってはよ・・・んっなんだっけ、何の話でしたっけ?
そうだそうだった、食えるフグを初めて釣った時の話だった。
なんの脈絡もきっかけもなく、一人思い立っていきなり海釣りデビューを果たしたのが、ちょうどそのころである。
彼の広大で長大な茨城の鹿島港へ通いつめ、それからほどなく「金を払って遊漁船に乗る」という、順当にその道に入って行ってしまったあのころ・・・う~ん何もかもが懐かしい!
どういった経緯でその船に乗ったのか? いまだ全く思い出せないのだが、たしか名前は大洗港の藤富丸。
当時は「根魚五目」にはまっていて、技無くも釣って食って美味けりゃ、なんでも良い良いといったぐあいでした。
いや熱かった
そう初めてのヒラメ釣りもこの船でしたね。
この藤富丸の凄いところは・・・まっ当時のことなんですがね、根魚狙いも泳がせヒラメも、あの鹿島沖まで遠征するところ。
大洗から鹿島沖まで、分かっている人はうなずくであろうが、いや相当に遠いんですぜ!
シロサバフグ
自分のボートに例えてみれば、毎回ずんどこずんどこ相模湾までマグロをやりに行っている様なものですよ。
燃料そうとう空であろうに。
だからといって他所より料金高いわけでもなし・・・う~ん、今でも現役でやっているのかしら?
そんな五目釣りを楽しんでいたころの話、あれはたしか帰る途中での一コマであった。
魚探に何かの反応がでたのでしょう、船頭がいきなり船を止め、ハイちょっとやってみて!
煮切りに漬けて
こちとらタックルをかたして、一時間以上の帰路を何とか仮眠できるよう努力している最中(缶ビールタイム)であり、突然のことに頭の回りは?でいっぱい
なに? 何がいるの? どしたらいいの?
それで皆があたふたと仕掛けを投入し、それでほどなくして上がってきたのが、自身お初となる「ショウサイフグ」だったのでした。
いやなんかもう、この日一番の盛り上がりでしたね・・・自分以外は
フグを食べたことのない私からすれば、そんな魚を釣ってどうする?
調理したこと無い⇒ 外道のキング⇒ テトロドトキシン⇒ 超危険⇒ 死んじゃうぞ!
しかし根が意地汚いのでしょう、周りに釣られて(笑)気がつけば自分も夢中になっていたという。
でもねやはり気味が悪いのでデカいのだけキープし、それ以外はこっそり釣れたそばから捨てていた私。
フグのから揚げは良い
今でも鮮明に覚えているが、ちょうどこの時の船に、たまさか船頭のお孫さんが仲乗りで来ていて、聞くところによるとまだ小学生
その歳のわりにはいかついボンズが「コレは美味いよ、最高だよ!」と、まぁ~まくしたてる。
パフォーマンス的には素晴らしい。しかし毒がある魚なのに「誰かの受け売り?」で、そんなことをがなってもいいんかい?
それでも帰宅後に件のフグを、モノの本見て調理をし、せっかく釣ってきた魚なんだから、まぁ~ままよと食べてみれば・・・うぉっ、えらい美味いじゃないですか
ついでに夏野菜の揚げ浸し
ボンズよ疑って悪かった、全くもって君のいう通りでした。
それからは那珂湊の魚市場にこのフグが売っていたりするとですね、必ず買って帰るようになった次第。
うふふ・・・しかしあのボンズ、もしあのまま次いでいれば、今ごろは少壮の船頭となっていることでしょうや。
今現在の私は人の話をけっこう素直に聞くほうです。
何事も「食わず嫌い」は良くないと、教わることが出来たから。
モノ知らないと損をすると、実体験で教わることが出来たから。
う~ん、でも知っていたからと言って、どうにもならないことが世の中たくさんあるんだよね。
それはたいてい「お金がかかる」モノだったりして、ぶふっ。
クジラ
さぁ~て今週末の土曜は、またまた沖に出る予定。
メインはタイラバだけど、自分的にはゴマサバ大が所望です。出来れば大量に!
なんとかは時の運と聞きますが・・・チャレンジャー全員、上手くいくと良いですね。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!