いやはやこの記事を書いている今現在外は雨。 梅雨が明けてから久しぶりのお湿りでかなりありがたいことではありますが、一時的なもんだから本日も汗だらだらの酷暑となること間違いなしですな。
日本の夏・・・酷く暑い夏⇘ぶふっ。
自分が子供のころは気温35度台はまれなことで、ここまで連日猛暑が続くことなんて断じてなかった。
室戸岬
クーラーだって店舗にあるぐらいで、各家庭はみな扇風機のみでしのいだものです。
ほんと家の中にいるにもかかわらず、暑さで人死にが出るってーのは全くもって異常なことだと思う。
早明浦ダム
いつ頃からこんな状況の夏が来るようになったか分かりましねども、色々な意味でもうちょっと優しくしてほしいものですよね。
さてさてそんな殺人的暑さの中、この空気頭はママと末っ子を伴って四国は高知へと飛びました。
目的はズバリ、今や貴重となった水のきれいな川に入り、思う存分「ガタロウ」と化して遊ぶこと。
思えば昨年初めて行った高知は、後に命名された「西日本豪雨」のど真ん中ってやつで、もう連日土砂災害警報発令中でしたな
まぁそれでなくとも川はね、上流でちょっとした雨が降ると水量が増して激濁り。泳ぐどころではなくなってしまう。
目的が川遊びだとそこのところが難しい。
今回は私のマナムー(愛娘の略)が学生最後の年といあうこともあり、この夏を逃せば生涯訪れることもない地だと思ったことから、えぇ~いままよと一か八か的に飛んだのだが・・・果たして行ってみて良かった
二泊三日、滞在ジャスト48時間の旅。
実際訪れる三日前、山に降った南国スコールのような豪雨で各地川の水量が増え、とくに宿泊地近くの物部川は遊ぶどころの状況ではなかった。
千葉の無法者ファミリー現る
でも初日の夕方、車飛ばして向かった吉野川の支流「汗見川」は、まだ透明度があって入ることができましたぞ。
川ガキ現る
それにここでは天然の川ガキ(親水性のある地元の子供)を初めて目の当たりにして、いや感無量!
作家の野田知佑氏が書いているとおり、本当にドボンと橋の上から真下の川面へ飛び込むのだね。
千葉のガタロウ現る
何でもこれが出来ないと、仲間内で一人前とは言えないのだそう(笑)
まるで空襲警報のような17時のサイレンを潮にぞ「まぁ今日はこんなとろか」と、一斉に帰りだしたその後姿が格好良かったですな。
車でそこを通る大人たちも、ただの一風景のように素通りしていく。危険だからどうとか、そんな小言なぞ一切なし。
ふはははは、いやすげーぞ、さすがは高知!
二日目は丸一日フリー。 さぁ~てと遅めのAM8時半に車へ乗り込み、目指すは今回の旅の目的地である「仁淀川」へ。
いわずと知れた水質日本一の川 機会があれば是非とも訪れてみたいと憧れの思いがあった川。
高知市街から西へ西へと進み、仁淀川橋を渡ったときに今回の勝負はついた。
「パパ、やったー! 大丈夫これなら泳げるよ」
言葉ではうまく言い表せない衝撃・・・ここまで広く大きな流れなのに、これほど水が澄んでいるとは!
「ほんとはね、もうちよっと水がキレイなんだよ」
どうやらマナムーは自分が雨降らしたわけでもないのに、若干の責任を感じていたらしいです(笑)
いや~でも実に素晴らしい、賭けにも勝ったしあとはどこで遊ぶかポイント選びだけ。
私とママだけなら、沈下橋から飛び込んでそのまま数キロ流され、しかる後サルベージしてもらう。
そんな作戦もありなのでしょうけど、末っ子もいることですし、ここはなるっべく中洲が岸よりの場所を探し出しそこからアプローチすることに。
そして水中眼鏡をつけていざ川の中へ
まず流れの緩い比較的水深のあるところをのぞいてみると・・・最初目に飛び込んできたのがウグイ。
死んでいるギギ
そしてだんだんときつい瀬にむけて匍匐前進していきます(笑) いや冗談ではなく、こうでもしないと流れに逆らっていけないんだべさ。
ここらでカマツカが登場。 一匹だけカジカのようなものも見かけた。 あと鯉も凄い勢いで私の脇をすり抜けていったっけ。
そして人生初のアユ!
生きて泳いでいるのを見たの私初めてですよ。
小さいやつは群れていて、きつい瀬にはついていなかった。 でもデカいやつは浅くて早い流れの中単独で泳いでおったの。
そういうところは下の石の色が変わっており、ようするにこれがアユの食べ物となっているコケなのでしょう。
まさかね~別に期待もなんもしていなかったし、逆にその分感動も大きかったと。
なめんなよ的な価格
あっ、天然か養殖かはわかりませんよ。 でも流れに泳ぐその姿は実に美しい!
何と言いますか・・・人の手がかかっていない「まともな川」で遊ぶことが出来て、いわゆる一つの願いがかなった瞬間です。
海はここのみ
ここは良いポイントだと思ったのですが、日差しを遮るものが少ししかないため、実質2時間ほどで撤収。高知まで来て熱中症にやられたなんて、ちとアレですからの。
翌日は高知市内へ繰り出し定番のひろめ市場へ。
たしか9時半についたと記憶しているが、すでに中は酔客でごったがえしており、まだ午前なのに凄い勢いだと感心した。
自分たちはちょっと中をのぞいてから高知城に立ち寄り、そのあと日差しきつい中、日曜市をだらだらと見物。
これもね~かなり長く路地に展開しており、全長2キロ近くあったのかしら?
赤シソのジュースやら文旦ジュース(飲み物ばっかだ)やら、色々なものを見たり食べたりしてかなり満喫しましたよ。
そうだ何か異様な匂いがすると思ったら、床漬けコーナーだったことも
かわいらしい小夏は買って持ち帰ったけどこれは正解。
最後にもう一度ひろめ市場へ。
今度こそ各種様々なつまみをテーブルの上に広げ、猥雑な雰囲気の中地元ダバダ火振を立て続けにあおり、名残惜しかったがPM14時50分、良い酔い気分のまま麗しの高知を後にしたのでした。
千葉に帰って来て写真をチェックしたけど、いやあらためて凄いところに行ったとのだと
マナムー曰く「高知の人は夏、海ではなく川へ行ってクールダウンするんだ。塩でべたつくことないし」・・・・なるほど。
全部が全部というわけではあるまい、でも大いに納得するところではありますね。
市街からちょっと車で走れば、こんな泳げるような川があるのだもの。
今回は運任せ(天候任せ)の旅でございましたが、いつかもう一度と思わせる、そう記憶と記念に残る旅となった次第。
この関東のうだる暑さのもとにいると、ことさらあの冷たく澄んだ仁淀川への思いが募る空気頭なのでした、お粗末。
ああぁ・・・・せめて冷べたいビールでも飲んで、今よりこの無聊を晴らしたいと思います。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!
日本の夏・・・酷く暑い夏⇘ぶふっ。
自分が子供のころは気温35度台はまれなことで、ここまで連日猛暑が続くことなんて断じてなかった。
室戸岬
クーラーだって店舗にあるぐらいで、各家庭はみな扇風機のみでしのいだものです。
ほんと家の中にいるにもかかわらず、暑さで人死にが出るってーのは全くもって異常なことだと思う。
早明浦ダム
いつ頃からこんな状況の夏が来るようになったか分かりましねども、色々な意味でもうちょっと優しくしてほしいものですよね。
さてさてそんな殺人的暑さの中、この空気頭はママと末っ子を伴って四国は高知へと飛びました。
目的はズバリ、今や貴重となった水のきれいな川に入り、思う存分「ガタロウ」と化して遊ぶこと。
思えば昨年初めて行った高知は、後に命名された「西日本豪雨」のど真ん中ってやつで、もう連日土砂災害警報発令中でしたな
まぁそれでなくとも川はね、上流でちょっとした雨が降ると水量が増して激濁り。泳ぐどころではなくなってしまう。
目的が川遊びだとそこのところが難しい。
今回は私のマナムー(愛娘の略)が学生最後の年といあうこともあり、この夏を逃せば生涯訪れることもない地だと思ったことから、えぇ~いままよと一か八か的に飛んだのだが・・・果たして行ってみて良かった
二泊三日、滞在ジャスト48時間の旅。
実際訪れる三日前、山に降った南国スコールのような豪雨で各地川の水量が増え、とくに宿泊地近くの物部川は遊ぶどころの状況ではなかった。
千葉の無法者ファミリー現る
でも初日の夕方、車飛ばして向かった吉野川の支流「汗見川」は、まだ透明度があって入ることができましたぞ。
川ガキ現る
それにここでは天然の川ガキ(親水性のある地元の子供)を初めて目の当たりにして、いや感無量!
作家の野田知佑氏が書いているとおり、本当にドボンと橋の上から真下の川面へ飛び込むのだね。
千葉のガタロウ現る
何でもこれが出来ないと、仲間内で一人前とは言えないのだそう(笑)
まるで空襲警報のような17時のサイレンを潮にぞ「まぁ今日はこんなとろか」と、一斉に帰りだしたその後姿が格好良かったですな。
車でそこを通る大人たちも、ただの一風景のように素通りしていく。危険だからどうとか、そんな小言なぞ一切なし。
ふはははは、いやすげーぞ、さすがは高知!
二日目は丸一日フリー。 さぁ~てと遅めのAM8時半に車へ乗り込み、目指すは今回の旅の目的地である「仁淀川」へ。
いわずと知れた水質日本一の川 機会があれば是非とも訪れてみたいと憧れの思いがあった川。
高知市街から西へ西へと進み、仁淀川橋を渡ったときに今回の勝負はついた。
「パパ、やったー! 大丈夫これなら泳げるよ」
言葉ではうまく言い表せない衝撃・・・ここまで広く大きな流れなのに、これほど水が澄んでいるとは!
「ほんとはね、もうちよっと水がキレイなんだよ」
どうやらマナムーは自分が雨降らしたわけでもないのに、若干の責任を感じていたらしいです(笑)
いや~でも実に素晴らしい、賭けにも勝ったしあとはどこで遊ぶかポイント選びだけ。
私とママだけなら、沈下橋から飛び込んでそのまま数キロ流され、しかる後サルベージしてもらう。
そんな作戦もありなのでしょうけど、末っ子もいることですし、ここはなるっべく中洲が岸よりの場所を探し出しそこからアプローチすることに。
そして水中眼鏡をつけていざ川の中へ
まず流れの緩い比較的水深のあるところをのぞいてみると・・・最初目に飛び込んできたのがウグイ。
死んでいるギギ
そしてだんだんときつい瀬にむけて匍匐前進していきます(笑) いや冗談ではなく、こうでもしないと流れに逆らっていけないんだべさ。
ここらでカマツカが登場。 一匹だけカジカのようなものも見かけた。 あと鯉も凄い勢いで私の脇をすり抜けていったっけ。
そして人生初のアユ!
生きて泳いでいるのを見たの私初めてですよ。
小さいやつは群れていて、きつい瀬にはついていなかった。 でもデカいやつは浅くて早い流れの中単独で泳いでおったの。
そういうところは下の石の色が変わっており、ようするにこれがアユの食べ物となっているコケなのでしょう。
まさかね~別に期待もなんもしていなかったし、逆にその分感動も大きかったと。
なめんなよ的な価格
あっ、天然か養殖かはわかりませんよ。 でも流れに泳ぐその姿は実に美しい!
何と言いますか・・・人の手がかかっていない「まともな川」で遊ぶことが出来て、いわゆる一つの願いがかなった瞬間です。
海はここのみ
ここは良いポイントだと思ったのですが、日差しを遮るものが少ししかないため、実質2時間ほどで撤収。高知まで来て熱中症にやられたなんて、ちとアレですからの。
翌日は高知市内へ繰り出し定番のひろめ市場へ。
たしか9時半についたと記憶しているが、すでに中は酔客でごったがえしており、まだ午前なのに凄い勢いだと感心した。
自分たちはちょっと中をのぞいてから高知城に立ち寄り、そのあと日差しきつい中、日曜市をだらだらと見物。
これもね~かなり長く路地に展開しており、全長2キロ近くあったのかしら?
赤シソのジュースやら文旦ジュース(飲み物ばっかだ)やら、色々なものを見たり食べたりしてかなり満喫しましたよ。
そうだ何か異様な匂いがすると思ったら、床漬けコーナーだったことも
かわいらしい小夏は買って持ち帰ったけどこれは正解。
最後にもう一度ひろめ市場へ。
今度こそ各種様々なつまみをテーブルの上に広げ、猥雑な雰囲気の中地元ダバダ火振を立て続けにあおり、名残惜しかったがPM14時50分、良い酔い気分のまま麗しの高知を後にしたのでした。
千葉に帰って来て写真をチェックしたけど、いやあらためて凄いところに行ったとのだと
マナムー曰く「高知の人は夏、海ではなく川へ行ってクールダウンするんだ。塩でべたつくことないし」・・・・なるほど。
全部が全部というわけではあるまい、でも大いに納得するところではありますね。
市街からちょっと車で走れば、こんな泳げるような川があるのだもの。
今回は運任せ(天候任せ)の旅でございましたが、いつかもう一度と思わせる、そう記憶と記念に残る旅となった次第。
この関東のうだる暑さのもとにいると、ことさらあの冷たく澄んだ仁淀川への思いが募る空気頭なのでした、お粗末。
ああぁ・・・・せめて冷べたいビールでも飲んで、今よりこの無聊を晴らしたいと思います。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!