木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

東京湾央にマンボウ現る!

2020年06月07日 14時48分00秒 | 釣り
先日は千葉県側の大貫沖22mラインを航行していたところ、私の視界の右隅で何か黒いものが、ぬっと現れすぐ消えた。


・・・ん、なんか悪い気配のモノ見えたよね




季節は夏っぽい



当日この時この辺りは久しぶり貴重な凪状態にて、辺り一面鏡の様でありました。


最近老眼はなはだしい私でも、遠くのものはまだ良く見える。だから怪しいものは見逃さないのよ(笑)




うっすらと見える?



すかさずエンジンスロー、通り過ぎたあたりを首をねじ曲げて見ていれば。


うわわわわ、でた〜〜〜


黒い大きな三角形の背びれ。今まで自分が沖でみたなかでは、ダントツの大きさでしょう。








あのヒレからすれば見た感じ、この工作船とそれほど変わらない巨大ザメではあるまいか?


いやはやだから海は恐ろしい。沖で海水に飛び込み、ちょっと涼をとっていたらいきなりガブリ








あぁ嫌だいやだ。そんな恐ろしい想像はふくらむばかり。

 
それにしても巨大すぎるので興味がまさり、そっと近づいてみることに。








以外と浮いているサメは他の魚と違ってぎりぎり接近しても逃げないため、瞬間観察することが出来る。


今回もゆるゆるとにじり寄り、すんなりと接近OK。んで上からよく見てみると・・・
あっおい、これって「マンボウ」だろう


最初は形の異様さと色具合から、ジンベイザメかとも思いました。








でもよくよく見れば横に浮きながら泳いでいるマンボウ君でしたよ。


以前なにかのモノの本で、やつは半分眠りながら横泳ぎをし怠惰にクラゲを食っていると読んだことがある。







う〜ん、まさかこんな湾奥の浅場で実際に生きて泳いでいる姿を見られるとは驚き!


イルカとかサメ、あとトビエイの類はたまに見かけます。








マンボウも湾口の定置網には掛かると聞いている。


かわいそうに、何かの間違いで紛れ込んでしまったか。








あの赤茶色の海水の中で、アカクラゲなぞ食べているのかと思うと気の毒になるよな〜。


実はこのときの動画が存在する。たまたま近くに浮かんでいた僚船に「マンボウいるぞ」とTELしたら、釣りに飽きた様子ですっ飛んで来たのね。




プロトタイプ 魔刃(まじん)



その中のクルーが撮ったもの。昨夜LINEで送ってもらいましたが、いやかなりの迫力で素晴らしい映像でした。


あのデカいのがボートの下をくぐって行くんだものな〜。







なかなか会えるものではない、生涯一度ぐらいの確率かと思うと感動もひとしおです。  







あっ、釣果のほうは散々だったぐすん
凪倒れと報告←言い訳だ して、後を濁しましょうか。


んないつも上手くはいかねーんだよバーローめ







それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!