2013年3月9日 土曜日。
春来たりそこかしこに春の息吹感じられる今日この頃、皆様いかにお過ごしでしょうか。
フキノトウ!
そして・・・
こらは御存じ「つくし」です。
どうも三月に入ってから、辺りは急に春めいてきましたな。それとともに、私の廻りには目を真っ赤にはらし、そしてマスクをつけて「ハーハー」と、息も絶え絶えの花粉症患者が続出。
暖かくなるのは望むところなのだが、この花粉症だけはいただけませんね。見ていてホント気の毒なこと、この上も無し。
幸い私もそして家族も、この「けったいな」季節病に今だ泣かされたことないのですが、それだって聞くところによると「いきなりかかる」と言うではないですか。
いやはや、病は前触れも無く突然やってくる・・・タイラバのアタリと同じだの。アタリは突然やって来るってね、ぶふっ。
3/9 土曜日・・・この日は朝から暖かく、私の住まうここ富津では最高気温なんと19度をマークう~ん、四月中旬の陽気だよな!
そんな春うららな良き日に、私と妻は連れだって我がマナムーの卒業式に臨んだのでした。
しかし月日の経つのは早いもの。同級生の男の子を、日々蹴飛ばして「むふふ」と凱旋してくる様な「じゃりん子」が、4月からは高校生なのですから・・・子供の成長とは、かくも早いもの。
我が娘よ、君はどうかそのまま何処までも突っ走ってくれたまえ。この俺は君の将来に関しては、一抹の不安さえも感じていません、その歳ですでにね!
しかしアレですな、子供は父の背中を・・・と俗に申しますが、私の場合「反面教師」としてはピカ一だったと、誰にも負けない父であると自他共に認めるところでありますな、うふふのふ。
中々に感慨深い娘の卒業式が終わったのが正午ちょいすぎであったか?その後はダッシュにて帰宅し、今度は釣り支度を整えて・・・そう急遽船上の人となったのでありました。
久方ぶりのPMショート便!
実はこの日、外せない用事が2件入っていまして、ひとつは娘の卒業式に参加すること。そしてもう一つは夕刻19時に、木更津は南町関係の「お仏」に出席すること。
ですから本日は潮も良く風が吹かないと分かってはいても、沖に出ること無く、怠惰な午後を過ごそうかと思っていたのだが。朝起きて、早朝の天気予報をチェックしてみれば、タイラバ行く予定の日曜日がなんと大時化とのこと。
予報では風速11mでしたからね・・・そう春の嵐と言うやつですよ。日曜日の釣りはとりやめ、変わって急遽本日の午後に出船と相成ったのでありました。
さてさて一カ月ぶりに狙う、我が碧丸にてのタイラバ便はたして釣果はいかに?
花粉症の羽鳥氏、ファイト中
ファースト・ヒットは最近常連の羽鳥氏に。
適度な南風と上げ潮にボートを流してしばらく、推定(魚探壊れていて使っていないから)約45mで、今回の相棒「羽鳥氏」に待望のアタリ。
うぉぉ、キタぞー。
・・・外道ですな!
真鯛とは違う、かと言って「ホウボウ」とも違う微妙な引きに「何だ何だ」と首をかしげながら巻き上げて見れば・・・正体はフッコでした。
なんだこんなモノーとは羽鳥氏の談ですが、俺は結構好きですよ、この魚。
東京湾奥で釣ったフッコは「油臭くて」とても食えたものではないと聞きますが、木更津以南で獲れたやつは、そんな臭さも無く自分的には大変美味しゅうございます。
フッコを釣った後、あちこちとボート流して真鯛をねらったのですが、これが全くアタリ無し良い感じにボート流れているのだが、沈黙・・・ひたすら沈黙。
結局次にアタリがあったのは、終了間際の観音崎沖でしたよ・・・いやはや仲間の仇打ちどころでは無かったわい。
うははは、良くやったで賞!
ラストはまたまた羽鳥氏が決めてくれました。鯛飯サイズだが、間違いなく本命の赤ですワタクシこと空気頭船長の釣果は・・・これが堂々のボ。
ただの1回もアタリが無いなんて、外道のアタリさえも無いなんて・・・くぅ~とってもぐやじぃわ。
そうそうこの日の久里浜沖、前々日から吹き荒れていた南風のせいか「うねり」がもの凄かった。海の色も碧く澄んでいて、手を突っ込んでみれば驚くなかれ、いつもよりも温かいではありませんか。
何だか変な潮が沖から入ってきたのでしょうよ、廻りの海水となじむまでは今しばらくはかかるかな?と言うことは激渋釣果も続くのであろうか?
黄砂飛びまくり。
だがまぁ突発的ショート便であったのにもかかわらず、本命真鯛を挙げて帰港出来たのですから、ここは良しとしましょうか。
どうか来週末こそは、風の影響の無いコンデションでの「タイラバ」といきたいものです。うふふ、期待しようではありませんか、赤くてキュートなにくいやつを大漁ってね。
帰港後は、またまた礼服に着替え、今度は木更津の葬儀場へとすっ飛びます・・・いやはや、一日に二度礼服の袖を通すとはね、全くもって慌しきかな。
芙蓉会館にて焼香をすませ、同じく集まっていた南町盛年団としばし話をかわした後、わたくし一人にて木更津駅西口の居酒屋「朝日屋」へ・・・気分直しですよ!
・・・メタボな常連氏達も合流!
休日の〆は、やはりこうでなくては余裕の無い私は、普段「家飲み」主体となるのですが、たまにはね。
この足を見やれ。
上記の写真、南町重鎮「ベー氏」の足なのですが、この凄い傷どのようにこさえたか想像つきますか?前もって言っておくが、かわゆい娘にかじられたんとちゃうでー
うふふ、それがね、実は本人も気が付かないうちに「キズ」になっていたとの事・・・んなアホな
相当に酔って、どこかでハデに転んで出来た様なの(本人も今もってよく思い出せないのだと)ですが、こちら見ているだけでも痛々しく感じられるのに、当のその本人は翌日「ん?何だ何だ」と首かしげているばかりだったとか。
ついでに膝小僧も見せてもらいましたが、あちこち「酔ってこさえた」キズが散らばっていて「コッチはようやく直ってきた」とか、そんな話をするのですから今もって現在進行形なんですね・・・いつの日か、朝起きたら小指の先が無くなっていた何てことになったらどうするのでしょうか?さすがに、ん?では済むまいよ。
ベー氏よ、明日からはその膝小僧の傷に似合うべく「ランドセル」を背負って通勤しましょうね、うはははは。
全くな~、酔って終電に乗り「寝過ごして」館山駅まで行ってしまうこの空気頭と、一体どちらが上等か?いつか誰か教えてくれたまへ、ぶふっ!
なぜに生キズ?
こちら朝日屋小町「えり嬢」の腕。ラブリーと言いたいところだが、このキズはどうした?
そう、先日まるで「ドリフのコント」の様に滑って転んだとは本人の談。まったくの~酔ってもいないのに、どうしたらこんな生キズこさえること出来るのか?
う~む、運動神経・・・・いやこれ以上は言うまい。
えり嬢よ、もしアナタが私のそばで寝入っていたならば、すかさずその腕の傷に「チャームポイントか」と、落書きしてやれるのにな。うはははは、とっても残念だわい!
・・・楽しき時はすぐに経つ。PM10:30<まだ飲んでいるベー氏達を残し、後ろ髪引かれる思いでこの空気頭「朝日屋」を後にしたのでした。う~ん本当は、もうちっと飲みたかったのだがな。
しかしほんに慌しき一日でした、まぁ礼服を一日に二回も着ることなど、これからも滅多にないと思うのだが。
さてさて季節の変わり目で、温かくなってくるのは結構なこと、しかしこの時期は強い「花ちらし」の風が吹く、釣り人泣かせの時期でもあります。あまり知られてはいないが、釣り物も一年で一番少ない季節だしね。
それでも何とか風の合間をぬって、めざす魚を釣り上げようと、心に固く誓う空気頭なのでありました。皆さま、良い釣果情報あったなら、ぜひ教えて下さいましね!
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!