さて、年も明けて2019年が始まりました。
そんななか、今回から新たなベコ旅が始まります!
訪れたのは石川県の古都・金沢。
ベコ 「金沢に到着だべこ!」
これは金沢駅の目印となる鼓門。
大きいですね~。
実はこの鼓門、駅前広場の大きなドームを支えているのです。
ひょえー!
いきなりびっくりの金沢訪問。
今回は日帰りでの訪問ですが、のんびり早歩きでお散歩しましょう!
まずやってきたのはひがし茶屋街。
ベコ 「ひゃー、江戸時代にタイムトリップだべこ!」
そう、ここは加賀藩の城下で茶屋街として栄えた場所。
おー、これはすごい!!
往時の町並みがそのまま残っています!
風情のある町並みですね~。
雰囲気満点です。
通りの両側には格子戸のお茶屋さんが続きます。
ここも格子戸。
そんなお茶屋さんの一軒がこれ。
ベコ 「お茶屋さんで一服だべこ!」
こらこら、お茶は飲めないんだよ。
ここは国の重要文化財にも指定されている志摩さん。
ちょっと立ち寄ってみましょう。
まずは2階へ上ります。
細い廊下を通って奥へ進むと
お座敷に出ました。
ほー、部屋の中は昔のままです。
優雅な遊びの場だったのですね。
ベコ 「赤いお部屋だべこ」
うん、ベコと同じ赤い色だね。
ふむふむ
ふむふむ
お座敷がたくさんあるのです。
毎晩、華やかな宴が繰り返されたことでしょう。
あちらは中庭に面した廊下です。
すだれも味わいがありますな。
すだれから見えるのは小さな坪庭。
外観だけでなく、建物の中も小京都といった風情です。
ひがし茶屋街の通りは観光客でごった返してますが、この建物の中は別世界。
静かなひと時です。
みなさん、静かに見学しています。
さあ、それではお茶屋さんの1階へ降りていきましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
ひがし茶屋街と志摩
金沢駅からバスで約15分、ここは浅野川沿いに広がる茶屋街です。それほど大きくはありませんが、古いお茶屋さんの町並みにつかの間のタイムトリップを楽しめます。
和菓子や金箔細工などのお店やカフェなどもあり、歩き疲れたらちょっと一服も可能。すたすた歩けば10分程度で通り過ぎるような小さな一角ですが、ブラブラ店先を見て歩くのも楽しい通り。
なお、ひがし茶屋街だけ訪れるのであればそれほど時間はかかりませんが、大通りを挟んだ向かい側には主計町の茶屋街もあり、時間があればこちらも訪れてみたいところです。
今回見学した「志摩」は、かつやの茶屋街の中でも格式の高いお茶屋さんのひとつ。典型的なお茶屋建築なのだそうで、国指定重要文化財となっています。格子戸の町並みに溶け込んでいるので、気を付けないと見逃してしまいそうです。
お茶屋さんは2階が客間で華やかな造りになっている一方、1階は舞台裏といった感じでこじんまり。いずれも表通りの人混みとは異なり、味わい深いひと時を体験できて必見です。
ひがし茶屋街で見学できるお茶屋さんとしては志摩さんの他に「懐華樓」さんもありました。こちらは現在でも営業しており、夜は一見さんお断りなのだとか。昼間は一般公開されていますが、時間の関係で今回はパス。機会があれば訪れてみたいところです。