ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの山形紀行1 一路、鳥海山を目指せだべこ!

2020年07月26日 | ベコの山形紀行2019

いまだ梅雨が明けない今年の日本列島。

ですが、季節は早くも夏到来です。

今回からは昨年の夏休みに訪れた山形・庄内地方をご紹介。

東北の名峰として名高い鳥海山と、修験道の聖地である出羽三山を巡る旅です。

久しぶりの東北地方でしたが、あらためて豊かな自然に感動しました。

それでは、さっそく出発しましょう!

    

というわけで、トンネルを抜けるとそこは山形県。

まずはレンタカー鳥海山を目指します!

山形自動車道から日本海東北自動車道へ入り、北上します。

うん、お天気はまずまず。

気象神社の「晴守り」が頼みの綱です。

ところが!

晴守りに気を取られて、ベコを連れてくるのを忘れてしまいました。

ベコ 「取り残されたべこ!」

いやー、ゴメンゴメン!

今回はしっかりお留守番をよろしくね。

お、道路から鳥海山が見えてきました。

高速を降りたら国道7号線を北上。

道路沿いには大きな風車が現れました。

さすが日本海側、季節風が強いのでしょう。

国道7号線から鳥海ブルーラインと呼ばれる県道210号線に入ります。

林の中を走りながら、ぐんぐん高度を上げていきます。

鳥海山は日本海のすぐ近く。

海沿いから急激に標高が高くなるのです。

ちょっと耳がツンとしてきましたね。

路肩に駐車スペースがあったので、車を停めて降りてみました。

ほーっ、これは壮観!

一面の森が広がっています。

しかも、

日本海もすぐそこです!

うん、これは絶景!

まだ山の中腹ですが、なかなかの風景です。

下を見下ろすと、いま登ってきたクネクネ道路。

眺望の良さは抜群です。

そして、到着したのは鉾立の駐車場。

ここは鳥海山5合目。

鳥海山ブルーラインで行ける登山の拠点です。

おー、ここも素晴らしい見晴らしですね。

とりあえず絶景の鉾立展望台を目指して歩きましょう。

ここらへんはすでに標高1,150m。

高山植物もチラホラ楽しめるのです。

ふむふむ

ふむふむ

さあ、駐車場から歩くこと10数分。

鉾立展望台で鳥海山の絶景にお目見えです!

つづく

 

<べこたびinformation>

鳥海山と鳥海ブルーライン

鳥海山は山形県と秋田県の県境にそびえる東北の名峰。標高2,236メートルで、その端正な容姿から出羽富士とも呼ばれ、古くから信仰の対象となってきたそうです。

鳥海山へは「鳥海ブルーライン」と呼ばれる県道210号線を使います。この道路は山形県遊佐町から鳥海山を経由して秋田県にかほ市へ伸びる高原ルート。国道7号から分岐した後、海岸沿いから鳥海山五合目の鉾立までぐんぐん高度を上げていきます。

鉾立は標高1,150mで、鳥海ブルーラインの最高地点。レストハウスやビジターセンターがある鳥海山登山の玄関口です。で、ここで問題なのは駐車場。300台ほどの駐車スペースがありますが、ピークシーズンは早々と満車になり、車を停めるにもひと苦労。周辺の道路にも路駐する車が散見されました。

当日訪れた時はちょうど山が雲に覆われて視界が真っ白だったこともあって、いったん駐車を断念。そのまま直進して秋田県側に降り、湧水や滝を見学した次第です。

その後、あらためて鉾立に戻ると駐車場も空きが出始めており、無事に駐車できました。鉾立駐車場の様子はネットのライブカメラでも確認できるのでぜひ参考に。

ちなみに、この地方は一年を通じて日本海からの湿った風が強く、ガスが発生しやすく天候の急変には注意が必要なのだそうです。当日ふもとは晴れていても、鳥海山の上の方はずっと雲に覆われたままでした。

なお、鉾立のレストハウスには売店や軽食喫茶などがあります。意外と大きな施設で休憩するにも便利。


 


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大暑を迎えた一週間。ベコザクラは経過観察だべこ!

2020年07月25日 | ベコガーデン2020

今週は暦の上の大暑を迎えました。

いよいよ季節は夏本番、暑さが本格化する時期です。

が、今年の梅雨明けはまだま先の様子…。

記録的に遅い梅雨明けとなりそうです。

そんななか、ベコガーデンには不穏な動きが!

ベコ「むむむだべこ!」

最近、葉っぱが黒くなったベコザクラ。

薬を散布しているものの、なんだか様子が変です。

うーむ。

写真では分かりにくいですが、わずかに変色しつつあります。

今年の長雨がいけなかったのでしょうか?

気になります。

さて、一方こちらはサマーウェーブ。

うん、こちらは順調そうに育ってます。

けど、つぼみはなかなか膨らみませんね。

最後はもみじくん。

葉っぱのまだら模様は残ってますが、進行は食い止めてるようです。

記録的な長い梅雨にちょっとげんなりな毎日。

気持ちを切り替えてシャキッと頑張りましょう!

つづく


 


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ベコの日光ハイク7 キスゲ平は地獄の階段だべこ!

2020年07月19日 | ベコのお手軽やま歩き

日光・霧降高原でニッコウキスゲを堪能中のベコです。

見ごろには少し早かったものの、中腹では意外と開花しておりラッキーでした。

振り返ってみるとけっこう登ってきましたね。

ニッコウキスゲも元気いっぱい。

ちなみに、初夏のキスゲ平には早くもトンボさんが!

いやー、さすが高原地帯。

けど、ちょっと気の早いトンボさんですね。

さて、ここから先、散策路はありません。

あの階段を延々と登らなくてはならないのです!

ひょえー!

そう、あの階段は名付けて「天空回廊」。

なんと頂上まで1445段の道のりなのです!

ベコ 「天空回廊に挑戦だべこ!」

ベコも気合たっぷり。

それでは、頑張って上りましょう!

階段は全部で1445段ありますが、途中まで散策路で来たのでちょっと楽ちん。

後半の700段くらいを登るのです。

すでに標高は1450mを超えて、坂道も急勾配になります。

階段から横を見ると、斜面の勾配がよくわかります。

かなりの急勾配です。

しかも、高度が上るにつれて霧がどんどん深くなっていきます。

ベコ 「ひょえー、真っ白だべこ~」

いや、ホントに霧に覆われてしまいました。

完全に視界不良です。

ニッコウキスゲも急な斜面で必死に咲いています。

イヤハヤこれは大変。

ベコもだんだんと息が苦しくなってきました。

ベコ 「そ、遭難しそうだべこ~」

そして、なんとか1000段目。

ちなみに、この高さまでくると所々に展望デッキが設置されています。

天空回廊の階段から斜面側に伸びているのです。

しかし、ご覧の通り…

真っ白で何も見えません!

ちなみに、キスゲ平のホームページによると、晴れた日にはこんな風景が。

(C)キスゲ平園地HPより

いやはや、絶景ですね!

それに引き換え今回は、

まさに地獄のドン曇りです。

けど、不思議なことに雨が降らないのは不幸中の幸い。

ただ、ひたすら階段を上るのです。

ベコ 「はあはあ、ぜえぜえだべこ~」

さすがにここまで来ると足腰もフラフラ。

地獄の天空回廊にベコも休み休みの登頂です。

ふと、登ってきた階段を振り返るとこんな感じ。

ベコ 「進むも地獄、戻るも地獄だべこ」

そう、ここまで来たら戻ることはできないのです。

ベコ 「あ、あと150段だべこ」

周囲は霧に覆われたニッコウキスゲが静かに応援してくれています。

そして、ついに!

ベコ 「やったー!キスゲ平を踏破したべこ~!」

いやー、フラフラになりながらも、なんとか登頂したベコ。

そのベコを待っていたのは、天空回廊のゴールにある小丸山展望

ベコ 「大パノラマは真っ白だべこ!!」

あちゃー、やっぱここも真っ白。

本来であれば関東一円を見渡せて、素晴らしい風景が見えたはずですが、

今日は絶景の大パノラマも閉店中。

残念なキスゲ平の登頂となりました。

ま、でも、これはこれでやむを得ませんね。

ここまで真っ白だと、逆に諦めもつくようです。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

さあ、地獄の天空回廊で足腰もヘロヘロ。

日光の温泉に入ってゆっくり骨休めしましょう。

ベコ、お疲れさまでした!

おわり

 

<ベコたびinformation>

キスゲ平園地と天空回廊

ニッコウキスゲで有名なキスゲ平ですが、もとはスキー場。そのため、かつてはリフトに乗ってニッコウキスゲを眺めることができたそうです。

スキー場の廃止にともない、新たに設置されたのが「天空回廊」という階段。1445段という驚異の段数ですが、怖いもの見たさも手伝ってか、挑戦するお客さんが絶えません。

とはいえ、日ごろ運動不足の体にはかなりの難関。コースの半分くらいはゆるやかな散策路があるので、そちらがオススメです。

後半の800段目以降は階段を登るしかありませんが、ここから上はかなりの急勾配。息も絶え絶えになりながら、なんとか登り切りました。

ゴールの小丸山展望台からは、晴れていれば関東一円を見渡せるとのこと。当日は完全に雲の中で、返す返すも残念なお天気でした。

なお、このキスゲ平の散策は往復でおおよそ2時間程度。登りはかなりキツいですが、直線コースだけに下りはあっという間にふもとに到着します。

なお、キスゲ平の入り口付近にはレストハウスがあります。1階は展示コーナーと売店など。2階は軽食と喫茶のできるカフェ。

このカフェでオススメなのが「日光霧降珈琲」。地元のコーヒー店によるオリジナルブレンドとのことですが、驚いたのはフレンチプレスで抽出すること。

普通のコーヒーかと思って注文したのですが、いつまで待っても出てきません。いい加減しびれを切らしていたら、なんと大きなフレンチプレスで運ばれてきたではありませんか。

エチオピアモカをベースにしたまろやかな味わいで、これはなかなか。天空回廊で疲弊した体にとって、至福の一杯となりました。キスゲ平を訪れた際にはぜひご賞味ください!


 

 


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梅雨寒続く一週間。梅雨明けはまだまだ先だべこ!

2020年07月18日 | ベコガーデン2020

今週も梅雨寒が続き、朝晩はヒンヤリ。

例年ならそろそろ梅雨明けの時期。

なのに、今年は一向に梅雨が明ける気配がしません。

いつになったら梅雨明けするのでしょう?

 

さて、先週は暦の「小暑」を迎えましたが、小暑の七十二候はこんな感じ。

・初候…温風至(あつかぜ、いたる)7月7日〜

 夏の暑い風が吹く頃。

 「温風」は梅雨明けに吹く南風だそうですが、梅雨明けにはまだちょっと早いかも。

・次候…蓮始開(はす、はじめてひらく)7月12日〜

 ハスの花が咲く頃。

 ハスは午前中に花開き、午後にはしぼむ花で、3~4日で散ってしまうそうです。

・末候…鷹乃学習(たか、すなわちがくしゅうす)7月17日〜

 タカが巣立ちする頃。

 独り立ちに備えて飛び方や獲物の捕まえ方を学ぶのです。

暦の上では梅雨明けして暑くなる時期なのですが、現実はまだまだです。

   

そんななか、ベコガーデンも梅雨明けしないお天気にヤキモキ。

雨と強風を避けて、今週もお部屋に退避中です。

ベコ 「今日もヒンヤリだべこ~」

先週、葉っぱが黒くなったベコザクラ。

薬を散布したところ、とりあえず拡大は防げたようです。

けど、まだら模様の葉っぱもチラホラ。

ときどき薬を散布して、気を付けないといけません。

一方こちらはサマーウェーブ。

茎も葉っぱも着実に成長中。

病気の気配もなく安心です。

むしろ、そろそろ花のつぼみが気になるところ。

今年も鮮やかな花が咲くといいのですが。

そしてこちらはもみじくん。

葉っぱのまだら模様は気になりますが、なんとか現状維持です。



これ以上、まだら模様が広がらないよう気を付けないといけませんね。

それにしても、ほとんど動かない梅雨前線。

毎日のように雨降りが続くと、正直げんなり。

気持ちを切り替えて頑張りましょう!

つづく


 

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ベコの日光ハイク6 ニッコウキスゲの大群落だべこ!

2020年07月12日 | ベコのお手軽やま歩き

日光・霧降高原をハイキング中のベコ。

ニッコウキスゲの見ごろにはちょっと早かったようですが、さらに高度を上げていきましょう。

相変わらずキスゲ平は霧の中。

けど、ニッコウキスゲもそこそこ咲いていてよかったです。

高度によって咲き具合が異なるようです。

花の見ごろが、ふもとから上に向かって移動していくのでしょう。

これは助かります。

うん、きれいな山吹色ですね。

ハイカーの皆さんも、元気よく散策路を登っていきます。

さらに進むと、林と林に挟まれた谷間のような場所に出ました。

おお、ここはけっこうたくさん咲いています。

いやー、きれいな花ですね~。

しっかりと上を向いています。

こちらはまだ開花していないようです。

よく見ると、つぼみは不思議な形をしているのですね。

ちなみに、散策路にはこのような表示があります。

ここは「F」地点。

標高1400mなのです。

こういう標識があると、今どこにいるのか分かりやすいですね。

さらに歩くと、またまた谷間のような場所に出ました。

ここもニッコウキスゲがたくさん。

こうしてみると、どうやら谷間の方が育ちやすいのかも。

ラッパのような形の花が咲きまくっています!

そうこうしているうちに、

さらに霧が深くなってきたようです。

遭難しないか、ちょっと不安になります。

けど、雨が降らないだけマシかもしれません。

霧の中でも元気に咲くニッコウキスゲ。

お天気はイマイチですが、これはこれでよかったです。

ちなみに、

キスゲ平にはニッコウキスゲ以外にも高山植物がチラホラ。

丸くて白い植物です。

今回も例によって植物の名前が分かりません。

高山植物の名前が分かると、ハイキングももっと楽しくなりそうです。

いやー、霧の立ち込める霧降高原。

キスゲ平の頂上を目指して、さらに歩いて行きましょう!

つづく

 

 <ベコたびinformation>

ニッコウキスゲ

霧降高原といえばニッコウキスゲ。きれいな山吹色の花が一面に咲く様子は一度は見てみたいもの。実は「禅庭花(ぜんていか)」というのが正式名称なのだとか。なんとニッコウキスゲは通称だったようです。

日光に多く自生している植物ですが、ここ霧降高原以外にも尾瀬や霧ヶ峰、そして福島の雄国沼などが群生地として有名。てっきりユリの仲間かと思っていましたが、学術上は判断が分かれている模様。ススキノキ科とするものとユリ科とするものがあり、よく分かりません。

一方、驚くのはその開花日数の短さ。なんと朝に開花したら夕方にはしおれてしまう「1日花」なのだそうです。1本の茎に3〜4つの花が付き、順番に咲いてはしおれていく、なんともはかない植物なのです。どおりで早々にしおれている花があるわけです。

ちなみにニッコウキスゲは鹿の大好物。気を許すとムシャムシャ食べられてしまいます。そのため、霧降高原のみならず、ニッコウキスゲの群生地には鹿対策の防止柵や扉などが設置されてます。通過する際はしっかり扉を閉めて花を保護しましょう!


 


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