ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

熊本紀行7 阿蘇パノラマラインを疾走だべこ!

2021年09月26日 | ベコの熊本・大分紀行2020

熊本紀行阿蘇を訪問中のベコ。

昨晩は黒川温泉のしっとり旅館で癒されましたが、

今日もお天気は快晴!

そして、今日はいよいよ阿蘇山の踏破を目指す日です!

で、まずは朝ごはん。

ベコ 「まずは腹ごしらえだべこ!」

お腹いっぱいになったら、さっそく出発しましょう!

ひゃー、気持ちいいドライブですね~。

おっと、ライダーが颯爽と追い越していきます。

モコモコの阿蘇にしては珍しくまっすぐな道路。

通称、阿蘇パノラマラインです。

阿蘇の街中を突っ切って、阿蘇山まで南北に伸びる絶景ルートなのです。

自動車もまばらで爽快。

しばらくすると、阿蘇山が見えてきました。

うん、がぜん気持ちが盛り上がってきます。

そして、ふたたびモコモコの大地を縦断。

ホントに不思議な大地です。

アクセルを踏み込みたくなりますが、安全運転で参りましょう。

ときどき対向車とすれ違います。

ライダーもビュンビュンです。

いやー、気持ちいいことこの上なし!

じわじわと阿蘇山に接近していきます。

青い空には白い雲がもくもく。

流れゆく白い雲なのです。

そして途中、阿蘇の街中を通過すると徐々に高度が上がっていきます。

ベコ 「高度を上げろだべこ!」

そして!

バーン!

ついに阿蘇山の上り坂に入りました。

眼の前に見えるのは杵島岳でしょうか。

山の斜面一帯は牧草地になっている様子。

牛さんがのんびりと草を食んでいます。

しかし、よく見ると山の斜面は傷跡だらけ。

なだらかそうで、荒々しい山のようです。

そして斜面を登り切るとそこには…

絶景の草千里ヶ浜が広がっていました!

ベコ 「出たーっ、草千里ヶ浜だべこ〜!」

あそこに見えるのは、本日登る予定の烏帽子岳

さあ、それでは登山に向けて準備開始しましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

阿蘇パノラマライン

阿蘇の中央火山群を北から南へ突っ切る絶景ルート。阿蘇市街から南阿蘇村までつなぐ県道111号線で、意外と高低差があります。今回は草千里の駐車場まで行きました。

最初は外輪山のモコモコの大地を走ったのちカルデラ盆地に進みます。カルデラ盆地では市街地を走るのですが、街中を抜けると徐々に山道になり杉林がしばらく続きます。そして、林を抜けると驚くべき風景が目の前に!

左手には阿蘇のカルデラ盆地と外輪山。右手には阿蘇の杵島岳のなだらかな裾野。緑の牧草地には牛が放牧されておりのどかな様子。突然の風景に感動します。

このあたりからは高度をぐんぐん上げて走ります。道路沿いには所々に路肩があり、車を停めれば周囲を一望可能。思わずアクセルを踏む足に力が入ります。

斜面を走り草千里の駐車場に到着すると、そこは標高1,100m。まさにパノラマラインの名前にふさわしく、阿蘇のパノラマを堪能できるルートです。


 


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秋分を迎えた一週間。輝く逸品は英国製だべこ!

2021年09月25日 | ベコガーデン2021

今週は暦の上の秋分を迎えました。

ちょうど昼と夜の長さが同じになる時期。

これから徐々に夜の時間が長くなるのです。

春分・秋分の前後はお彼岸の時期ですが、暑さ寒さも彼岸までと言われます。

深まりゆく秋が楽しみですね。

さて、そんななかベコガーデンに驚きの逸品が登場です。

ベコ 「おおっ!」

なんとこれは!

ベコ 「英国伝統のHAWSだべこ!」

そう、ガーデニングの国・イギリスで、100年以上にわたって愛用され続ける伝統のジョウロ。

それがHAWS社のジョウロなのです!

ジョーロは英語でWatering can。

一品一品、すべて職人さんによる手作のWatering canなのだとか。

いやー、銅の美しい輝きがなんともいえません。

さっそく水やりをしてみましょう。

しゅわー。

しゅわー。

なるほど、これが「絹糸のような水流」と言われるHAWSの特徴。

手を当ててみると繊細で柔らかな水に驚きます。

英国のガーデナーたちに愛用されるのも分かりますね。

ベコガーデンもちょっと英国風になったかな。

ベコ 「輝けブリティッシュだべこ!」

いやー、これは素晴らしい一品を手に入れました。

ベコもますます水やりに力が入りそうです。

そんなわけで、まずはブルーサルビアくん。

ついに紫色の花が咲き始めました!

いったん萎れかけたサルビアくんですが、なんとか復活です。

一方こちらはアジサイくん。

新しい葉っぱがかなり大きくなりました。

そしてこちらはもみじくん。

あちゃー、かなり萎れてきてしまいました。

油断してしまったようです。

なんとか、紅葉まで持ってくれるといいのですが…。

最後はベコザクラ。

秋の日差しを浴びて気持ちよさそう。

さあ、これから徐々に秋が深まっていく季節。

季節の移り変わりをしっかり味わいたいところですね。

つづく


 


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熊本紀行6 黒川温泉は小さな温泉街だべこ

2021年09月19日 | ベコの熊本・大分紀行2020

熊本紀行阿蘇の絶景を一望したベコ。

今晩泊まる黒川温泉に到着したところです。

お部屋に荷物を置いたら、さっそく温泉街をぶらぶらしてみましょう!

黒川温泉は田の原川沿いに位置するこじんまりした温泉地。

坂道の多い温泉街なのです。

上り下りが多く、下駄でお散歩するのはちょっと大変かも。

けど、雰囲気のある温泉旅館が並びます。

これは洞窟風呂のある有名な旅館だとか。

近くに黒川温泉の由来が書かれた看板がありました。

多くの泉質が湧出しているのも黒川温泉の特徴なのだそうです。

ふむふむ、なるほど。

ぶらぶら歩いていたら、あっという間に温泉街の端っこに到着しました。

たしかに噂通りの小さな温泉街なのですね。

あ、これはよく黒川温泉の紹介写真に使われている場所ですね。

たしかにいい感じです。

全体的にこじんまりした旅館が多い印象。

けど、どこの旅館もきれいなカエデの木々が鮮やかです。

趣きのある竹の塀もありました。

いやー、温泉街をぐるりと歩いて癒されました。

ベコ 「小さな温泉街だべこ~」

さて、宿に戻ってひと休みすると、日も暮れてそろそろ夕飯の時間。

ほんのりとした明りに照らされて、夜の旅館も雰囲気たっぷり。

ベコもお腹ペコペコです。

ベコ 「いただきますだべこ!」

見た目も味も、品の良いお料理。

次々と出てくるお料理にベコも舌鼓。

ベコ 「ガブリんちょだべこ!」

夕飯をいただいたら温泉にゆったり浸かります。

その後は、明日に備えて早めに休みましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

黒川温泉

阿蘇・北部の南小国町にある小さな温泉街。阿蘇から車でおよそ20〜30分と近く、アクセスも便利な場所でした。

今では全国的に有名な黒川温泉ですが、訪れてみると想像したよりもこじんまりでビックリ。田の原川沿いに20〜30件ほどの温泉旅館が建っていますが、落ち着いたたたずまいでした。

賑やかな歓楽街もなく、谷あいの山里といった雰囲気で好印象。ただしお店の数も少なく、買い物や食事はほとんどできません。中心部をぐるりと散歩して20分ほど。あっけないほど小さな温泉街でした。

そんな黒川温泉が全国的に有名になったのは、情緒ある露天風呂と温泉街の湯巡り。各旅館に自然豊かな趣きのある露天風呂を作ったのがきっかけなのだとか。

黒川温泉はもともと江戸時代から山あいの湯治場として利用されていたものの、本格的に温泉地として活動されたのは戦後とかなり遅め。

なかなか客足も伸びず鳴かず飛ばずだったところ、温泉街復興の動きが高まります。その一つが自然豊かな山里作りと露天風呂。植林や剪定を続け、素晴らしい露天風呂が話題を呼ぶように。

また、黒川温泉全体をひとつの温泉宿に見立てて、どの宿の温泉にも立ち寄れる湯巡り手形を発行。看板などのデザインも統一したそうです。おかげで今や全国的に知られる温泉地となりました。

ちなみに、温泉街中心部からけっこう離れた場所にある旅館もちらほら。訪問前は中心部の宿が便利かと思っていたのですが、中心部といってもほとんど寄るべきスポットがないため、中心部から離れた旅館に宿泊しても問題ありません。

また、谷あいに位置する温泉地のため、坂の上り下りはちょっときついかも。下駄を鳴らして温泉めぐりと言いますが、下駄ではちょっと辛いと感じます。

肝心のお湯ですが、メインは硫黄泉のようです。とはいえ、単純泉から塩化物泉、硫酸塩泉など、それぞれの旅館によって泉質はバラエティー豊か。温泉街の真ん中にある立て札によると全部で10種類の泉質があるそうです。ご自身に合った温泉を選んで、のんびり過ごしたいところです。


 


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台風接近の一週間。ベコガーデンも緊急退避だべこ!

2021年09月18日 | ベコガーデン2021

今週は暑くもなく寒くもなく、比較的過ごしやい一週間でした。

一歩ずつ季節が移り変わっていくのです。

さて、先週は暦の「白露」を迎えましたが、白露の七十二候はこんな感じ。

初候…草露白(くさのつゆ、しろし)9月7日〜

草木に露が降りて白く光る頃。

朝方に気温が下がる日にみられます。

朝露が降りると、その日は晴れるとの言い伝えもあるそうです。

次候…鶺鴒鳴(せきれい、なく)9月12日〜

セキレイが鳴く頃。

長い尻尾を上下に振る鳥で、都市部でも見かけるそうです。

通常5日ごとの七十二候ですが、ここは珍しく6日。

末候…玄鳥去(つばめ、さる)9月18日

春に来たツバメが南の国へ帰る頃。

東南アジアやオーストラリアなどで越冬するツバメ。

なんと1日300キロも移動するそうです。

台風シーズンの9月ですが、久々に日本列島を台風が横断中。

ただ、勢力は強くなく、大荒れの天候は避けられそうです。

   

というわけで、本日はベコガーデンもお部屋に待避中。

ベコ 「退避完了だべこ!」

うん、まずは安心ですね。

先週つぼみが膨らんできたブルーサルビアくん。

ベコ 「か、開花したべこっ!」

おー、無事に開花しましたね。

いったん枯死したかと思ったサルビアくんですが、無事に復活ですね。

うん、これは楽しみです。

ただ、こちらの株はちょっと体調不良気味。

枯れた葉っぱは丁寧に剪定して様子を見ましょう。

一方こちらはあじさいくん。

虫喰いの傷跡が痛々しいですが、新しい株が成長中。

これはこれで楽しみです。

そしてこちらはもみじくん。

相変わらず元気がありませんが、なんとか持ちこたえている印象です。

最後はベコザクラ。

概ね順調です。

ただ、新しい葉っぱも少し黄色くなってきた様子。

やはり、ベコザクラにも秋が近づいてきているのでしょう。

台風に負けず、しっかり見守りましょう!

つづく


 


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熊本紀行5 黒川温泉は風情満点だべこ!

2021年09月12日 | ベコの熊本・大分紀行2020

熊本紀行阿蘇を訪れているベコです。

阿蘇の外輪山の展望所でいきなりの絶景を堪能。

その後、宿泊する旅館にやってきました。

ここは阿蘇からほど近い黒川温泉

田の原川沿いに、こじんまりした温泉旅館が並ぶ有名な温泉地です。

本日は渓谷沿いにひっそりと建つこちらの宿に宿泊です。

おー、これは雰囲気たっぷり。

一歩入ると、風情のある庭園が広がっていました。

ベコ 「ひゃー、情緒たっぷりだべこ!」

緑豊かな敷地にベコもビックリ。

入口もいい雰囲気。

それでは、おそるおそるお邪魔しましょう。

これがこじんまりしたロビー。

ちょっとレトロな内装ですね。

本館ロビーから渡り廊下を通って客室へ。

ところが、なぜか肝心な客室の写真を撮り忘れてしまいました。

痛恨の極みですが、雰囲気たっぷりのお庭に出てみましょう。

敷地内に林立するカエデの緑が鮮やかです。

林の小道を通って、敷地内にある複数の温泉に行くようです。

ほー、自然豊かな敷地に感動ですね。

ふと見ると小さなせせらぎも。

うん、これはよく考えて作られた庭園です。

予想外に素晴らしい宿ですが、とりあえず荷物を置いたら温泉街をぶらぶらしてみましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

旅館・山河

黒川温泉の中心部からやや離れた谷あいにある旅館。渓谷の谷底に位置し、旅館のすぐ横を田の原川が流れます。温泉街中心部を過ぎて、妙に細い山道をしばらく進むと入口に到着です。

入口からは敷地内の坂道をさらに下ります。奈落の底へ落ちるような坂を下ってようやく到着すると、そこに現れたのは日本庭園のような立派な敷地。手入れの行き届いた緑豊かな庭園の中に、趣のある旅館がひっそりと建っていました。

建物はレトロな田舎屋風の造りで情緒たっぷり。建物内部も味わい深いしつらえに感動しました。本館、東棟、西棟、離れと施設も多様。それほど大きな建物ではありませんが、大人の隠れ家の風情。谷あいの宿だけあって虫が多いかなと心配しましたが問題なし。

ただ、渓流が客室のすぐ裏手を流れており、川の音がかなり大きいのは難点。昼間は気にならないのですが、夜寝ているとかなりの騒音。夜中に目が覚めてしまいました。渓流沿いの宿には注意していたのですが、事前確認が甘かったようです。

それはそうと、肝心の温泉です。露天風呂、内湯、貸切風呂など合計7つの温泉があります。泉質は単純硫黄泉とナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉の2種類で、いずれも自家源泉。日本秘湯を守る会加盟です。

なかでも露天風呂は絶品。周囲は美しい木々の緑に囲まれ、心の中に描いていたほぼ理想の露天風呂かと目を疑いました。これまで経験した露天風呂の中で文句なくベストの景観です。

浴場の数が多いこともあってか、それほど混雑せずゆっくり入れるのも嬉しいところ。内風呂も露天風呂もほぼ独占状態で入浴できました。

夕食は部屋食で、湯上がりにのんびりくつろぎながらいただきました。味付けはやや薄めですが、品のある料理に満足です。一方、朝食はお食事処で和定食。朝食後はロビー横のラウンジでコーヒーをいただきます。手入れの行き届いたお庭を眺めながらの一服は、至福のひとときでした。

ほぼ満点に近い宿ですが、残念だった点を3つほど。ひとつは客室の広縁にある椅子。硬い木の角材で作られ、学校の理科室にあったような椅子でお尻が痛くなりました。

和室の部屋でずっと座布団はしんどいので、角材の椅子に座布団を乗せてしのぎました。やはり背もたれのあるゆったりくつろげる椅子が欲しいところ。ぜひ再考してほしいものです。

もう一つ残念だったのは、子供連れが意外と多かったこと。「大人の隠れ家」的な宿ですが、このクラスの旅館なら、お子様ご遠慮も一考の価値ありと感じました。

なお、ネット環境は残念ながらかなり貧弱。電波(ソフトバンク)は圏外で、Wi-Fiもロビーのみ接続可。自室で必要なリサーチができないのは非常に不便でした。


 


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