ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

秋の那須散歩3 ガラスの美術館で那須にさよならだべこ!

2024年12月30日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

今年の秋の紅葉巡りもいよいよ最終回。

那須高原を訪問中のベコです。

朝起きて、ホテルのお庭を見てみると、

ベコ「おおっ、今日は晴れだべこ!」

昨日のドン曇りがウソのようで良かったですね。

まずは朝ごはんをいただきましょう。

ベコ「いただきますだべこ!」

地元の野菜と温泉たまごが美味しそうです。

さあ、それでは最終日の活動開始です!

と思ったら、なんと・・・・

ベコ「あちゃー、あっという間にどん曇りだべこ〜」

いやー、なんとも不運な那須訪問となってしまいました。

そんな那須高原で最後に訪れたのは那須ステンドグラス美術館

以前ベコも訪れた英国のマナーハウスをモデルにした美術館だとか。

中に入ってみると、

ほー、これは印象的。

美術館の内部は雰囲気たっぷりの英国建築。

ここは附設の礼拝堂のようです。

なるほど、美しいステンドグラスです。

建物内部は意外と広く、通路にもステンドグラスが並びます。

そして、ここはもう一つの礼拝堂。

壁一面のステンドグラスに圧倒されます。

思いのほか見応えのある美術館なのでした。

礼拝堂の他に雰囲気の良い英国ぽいお部屋も。

ステンドグラスのランプが雰囲気満点です。

ほー、孔雀のデザインです。

と思ったら、どうやらこれは売り物。

いつの間にか、売店コーナーに来ていました。

いろいろなランプが並び、これはこれで壮観。

ひゃー、美しいですね〜。

見ていて飽きません。

ということで、なかなか興味深い美術館でした。

ちなみに、敷地内も英国風でこちらも雰囲気満点。

秋の英国を感じる作りになっています。

ベコ「ブリティッシュだべこ!」

海外旅行もご無沙汰ですが、少しだけ英国気分を味わえたのでした。

ここらの紅葉はちょうど色づきが良い感じ。

お天気恵まれずにホントに不運でした。

さあ、ということで、今年の紅葉巡りはこれにておしまい!

圧倒的な蔵王の紅葉には感動しましたが、那須の紅葉は残念でした。

これにめげず、来年も美しい紅葉を楽しめるといいですね。

それでは那須高原に別れを告げて、のんびりお家に帰りましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

那須ステンドグラス美術館

英国伝統の荘園領主の邸宅「マナーハウス」をモデルに作られた美術館。館内の礼拝堂やホールには1800年代から1900年代に製作されたステンドグラスが使われており荘厳な雰囲気。非日常的な空間を楽しむことができます。

礼拝堂ではオルゴールやパイプオルガンなどのミニコンサートも開かれており、短い時間ながら心が洗われます。

そんなステンドグラスは、もともと字が読めない人にキリストの教えを伝えるために作られたもの。聖書の様々な場面を描き、それをもとに教えを広めたのです。

ガラスのパーツを銅や鉛でつないで作るそうですが、根気のいる作業と感じます。この美術館では体験教室もあるのだとか。

一方、敷地内は英国風の庭園が整備され、しばし海外旅行の気分に浸ることができるのもラッキー。お天気も紅葉も大ハズレの那須旅行でしたが、唯一この美術館は当たりでした。


 


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秋の那須散歩2 那須高原はほぼ落葉だべこ!

2024年12月23日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉巡り那須を訪れているベコです。

2日目は那須高原へやってきました。

残念ながら昨日からお天気は打って変わってドン曇り。

ベコ「あちゃー、ドン曇りだべこ〜」

昨日は快晴だっただけに残念です。

そんななかでも、茶臼岳が悠然とそびえています。

特徴的な形の茶臼岳の山頂ですが、あれは室町時代の噴火でできた溶岩ドームだとか。

山頂の右下にロープウェイの駅も見えていますね。

あとで行ってみましょう。

そして、茶臼岳のお隣にそびえるのは朝日岳かな。

こちらはゴツゴツの山頂で対照的。

ちなみに、いまベコがいるのはツツジ吊橋

ベコ「ひゃー、ゆらゆらだべこ〜」

そして、あろうことか周囲の紅葉はほぼ落葉!

なんと、見頃はすでに終わっていました!

ちなみに、周辺を少しトレッキングしてみるとこんな感じ。

やっぱり紅葉は終わっていますね。

お、ここらへんはまだ少し紅葉が残っていました。

木によっては、まだ鮮やかに色づいているものも。

不幸中の幸いでしょうか。

とはいえ、ほとんど落葉して遊歩道は落ち葉ロードでした。

那須高原は標高差が大きいので、紅葉はもう少し下の方なのかも。

    

さて、遊歩道を後にして訪れたのは有名な殺生石

火山性ガスが噴き出しているので要注意です。

たくさんのお地蔵さんも無事を祈っていますね。

ちなみにこれは旅の安全を祈る千体地蔵尊

一方こちらは教伝地蔵尊

親不孝をして熱湯地獄に落ちたお坊さんなのだとか。

で、これがその殺生石。

悪者の狐・玉藻前(たまものまえ)の伝説がある殺生石は、もともと一つの岩石だったそうですが・・・

数年前にご覧のとおりパックリと割れてしまったのだとか!

なんとも不思議ですね。。。

そして、殺生石のお隣にあるのが那須温泉神社

神話の時代から続く神社だそうです。

ここでも紅葉はおおむね落葉。

わずかに紅葉の名残を感じることができました。

本殿でお参りを済ませて旅の安全を祈りましょう。

それにしても、すっかり晩秋の様相の那須高原。

タイミングが少し遅かったようですね。

なかなか難しいところです。

ベコ「那須高原は大ハズレだべこ!」

期待していた茶臼岳のロープウェイも、駐車場が満車で断念。

すっかり調子ハズレの那須訪問となってしまいました。

せめて明日はお天気が回復してくれるといいですね。

つづく

 

<ベコたびinformation>

那須高原

茶臼岳のふもとに広がる那須高原。標高1,000m前後から300mあたりまで緩やかな傾斜地が広がりますが、扇状地なのだとか。

周辺には登山やハイキングのコースをはじめ、温泉、牧場、遊園地など様々な施設が揃う関東有数の高原リゾート地。皇室の御用邸もあり、どことなく高貴な雰囲気のある高原です。

そんな那須高原ですが、久々に行ってみたらとても不便でビックリ!とにかく観光客が多く、どこに行っても大行列。まったく身動き取れずに疲弊しました。

エリア内の交通も不便極まりなし。当初移動は循環バスを考えたのですが、あまりの便数の少なさと乗り継ぎの悪さに利用を断念。

レンタカー利用に切り替えたものの、今度は道路の大渋滞と駐車場の少なさに辟易。茶臼岳の小さな駐車場は紅葉も終わっているのに満車状態。那須高原の全景一望を期待したものの、ロープウェイは断念しました。

さすがにピーク時の日光ほどではないにせよ、ここまで不便な観光地にイライラも募るばかりでした。

一方、スーパーやコンビニも買い物客で大混雑。ほとんどが家族連れですが、大量の買い出し客で予想外に時間を浪費。

ロイヤルリゾートとは言いながら、大人が静かに過ごすリゾート地ではなかったようで残念でした。おそらく再訪はないでしょう。

八幡ツツジ群落、ツツジ吊橋

茶臼岳に向かう途中にあるツツジの群落地。初夏には20万本のツツジが咲くそうです。広大な敷地に木道も整備され、那須岳も望める立地はオススメ。県立なす高原自然の家に隣接し駐車場利用可。

そこからしばらく歩くと、ブログでご紹介したツツジ吊橋に到着。全長130m、高さ38mの吊橋で、橋の上からは茶臼岳と渓谷を真正面に望めます。

那須自然研究路

那須にたくさんあるトレッキングコースの一つで、八幡ツツジ群落から休暇村那須まで続く遊歩道。高低差もそれほどキツくなく歩きやすいコース。

紅葉はほぼ終わり、落ち葉を踏みしめながらのトレッキングでしたが、新緑や紅葉の時期は良さそうです。

殺生石

那須湯本温泉付近にある伝説の岩。付近は火山性ガスが噴き出し硫黄の匂いが充満。殺生石近くはガスの発生が特に多いそうで、動物が近づくと死ぬそうです。

伝説によると、鳥羽上皇を騙して近づいた狐の妖怪がこの毒石になったのだとか。不思議なことに、2022年にパックリと割れてしまったそうで、慰霊祭と平和祈願祭が行われたのだとか。

那須温泉神社

殺生石のお隣にある神社。飛鳥時代の創建と伝えられる古い神社ですが、ホームページの縁起を見てもよく分かりません。なお、温泉神社と書いて「ゆぜんじんじゃ」と読むそうです。

有名なのは平安時代の那須与一の伝説。与一は那須の出身で、屋島の合戦で温泉神社を祈願して扇に矢を当てたそうです。そのお礼に大社殿や鳥居を寄進。与一にあやかり必勝祈願のご利益もあるそうです。


 


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秋の那須散歩1 那須塩原は紅葉ハズレだべこ!

2024年12月15日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉巡りで蔵王の紅葉を満喫したベコです。

日本各地から紅葉の便りが届く11月上旬、訪れたのは那須塩原

今年はこれが紅葉の見納めでしょうかね。

ベコ「もみじ谷だべこ!」

ここは那須塩原のもみじ谷大吊橋

塩原ダム湖に建設された大吊橋です。

紅葉がまさに見頃と聞いてやってきたのですが・・・

ベコ「真っ青な秋晴れだべこ!」

残念ながら紅葉はまだ色づき始め。

うーん、残念です!

蔵王の紅葉を見た後なので、ガックリ感極まりないですね。

そのため、大吊橋からは早々に退散。

この大吊橋から少し離れた箒川沿いに、渓谷の遊歩道があります。

ベコ「こっちの紅葉に期待だべこ!」

ところが・・・

うーん、こっちもどうやら色づき始め。

那須塩原市の紅葉情報は、ちょっと早まった感じです。

とは言え、この遊歩道の先にある展望台からの風景は意外と雄大。

あそこに見えるのは回顧(みかえり)の滝

少し距離はありますが、迫力は伝わってきます。

それにしても、雲一つない秋晴れの1日。

紅葉はハズレでしたが、気持ちのいいお散歩ができましたね。

それでは、ここからお隣の那須高原を目指します!

つづく

 

<ベコたびinformation>

もみじ谷大吊橋

那須塩原を流れる箒川(ほうきがわ)に建設された塩原ダム湖にある巨大な吊橋。全長320メートルで、ワイヤーロープを横に張るタイプの橋としては日本一の規模なのだとか。

橋の上からは塩原渓谷の眺望を楽しめ、湖面と山々の組み合わせはまずまず。ただ、那須塩原市の紅葉情報では見頃となっており期待が大きかっただけにガッカリ。

また、周囲の木々を見るとこれ以上色づくとも思えず、「もみじ谷」というのはちょっと言い過ぎかも?なお、橋のたもとに道の駅のようなお店がありますが、他に見どころもなく早々に引き上げました。

回顧の吊橋・回顧の滝

もみじ谷大吊橋からほど近い場所にあるのが回顧(みかえり)の吊橋と回顧(みかえり)の滝。吊橋は全長100メートルで、渓谷歩道の起点となる吊橋だそうで、駐車場から渓谷の中を歩いて約10分ほどです。

ここから塩原温泉郷まで遊歩道が続くようですが、今回は展望台から回顧の滝を見てミッション完了。周囲の渓谷美と美しい滝を見ておしまいです。すでに日が傾いて、滝が影になっていたのは残念でした。


 


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蔵王・紅葉ハイク10 一句詠んでさらば蔵王だべこ!

2024年12月07日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉巡り蔵王を訪問したベコ。

無事に紅葉ハイクを終えて感無量です。

ベコ「ふー、完全踏破だべこ!」

かつてない急峻な坂道でしたが、ご苦労様でした!

さて、宿に戻ったベコを待っていたのは…

なんと和歌セットです!

さすが斎藤茂吉ゆかりの宿。

一句詠まないとチェックアウトできないのかも?

ま、とりあえずひと風呂浴びたら夕食をいただきましょう。

ベコ「お腹ぺこぺこだべこ〜」

見た目もお洒落な前菜からスタートです。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

よく見るとお箸は吉野杉とのこと。 

そして、やはり山形名物の芋煮に、、、

今晩もA5ランクの山形牛。

いやー、満腹ですな。

食後は、あっという間に爆睡したベコなのです。

お人形さんに見守られてぐっすりです。

そして、

一夜明けて最後の朝食。

今朝も美味しそうな朝ごはんです。

ベコ「いただきますだべこ!」

さて、懸案の一句ですが、これがベコの作品。

ベコ「山路を 落葉ふみしめ 行く秋の 雲の切れ間に 陽のあたる峰だべこ!」

なるほど、紅葉の遊歩道から見えた瀧山の姿を歌ったのですね。

ちなみに、1年前に訪れた際の一句はこちら。

ベコ「くま鈴と 落ち葉鳴る道 秋のみちだべこ!」

なるほど、熊の襲来に備えて恐る恐る歩く様子がよく分かりますね。

ただ、今年の一句と比べて短いようです。

そんな一句を提出して、無事にチェックアウトできたベコなのでした。

さて、素晴らしい紅葉を堪能できた秋の蔵王巡り。

やはり東北の紅葉は色付きが違いますね。

唯一、紅葉の中を歩くことはできなかったのは残念でした。

それでは蔵王に別れをつげて、のんびりお家に帰りましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

蔵王へのアクセス

蔵王へは東京から山形新幹線と山交バスを利用。意外と便利なのは良かったです。

ただ、山形新幹線は1時間に1本で、車両編成も短いため座席数も少なめ。行楽シーズンは早く予約しないとすぐに満席になりそうです。

山形新幹線は福島駅で東北新幹線と分離・連結しますが、福島以北は在来線の線路を走るためスピードが急に遅くなります。福島〜山形間の所要時間が意外と長いので念のため。

山形駅で下車後は、山交バスで蔵王温泉バスターミナルまで約40分。こちらも1時間に1本のため、新幹線と時間が合わないと時間ロスに。さいわい駅ビルにカフェやお土産屋さんがあるので時間は潰せます。

蔵王行きの山交バスは観光バス車両で、SuicaやPASMOも利用可なのは便利。徐々に高度を上げていく車窓からは山形盆地を一望できて気持ちも高まります。

蔵王温泉バスターミナルは大きな建物で、温泉街の北端に位置しています。チケットを窓口と自販機で販売しており、コインロッカーやトイレも完備。


 


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蔵王・紅葉ハイク9 横倉ゲレンデに無事ゴールだべこ!

2024年12月01日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の紅葉巡り蔵王を訪問中のベコ。

横倉の壁から絶景を堪能したところです。

それでは、さらに下山を続けましょう!

横倉山をぐるりと迂回して進みます。

周囲の山並みと盆地がよく見えます。

そして、あらためて紅葉の山肌です。

ここからだと、ちょうど斜光になるようです。

斜めに日が差しています。

こんな風景もいい感じですね。

さて、横倉山を迂回すると現れるのがこれです!

ベコ「斜度38度だべこ!」

そう、これが横倉の壁を下から見た風景。

たしかに、転んだら止まりませんな。

そして、いよいよ本日のトレッキングもラストスパートです!

ベコ「かなり降りてきたべこ〜」

うん、ここはおそらく横倉ゲレンデ

リフトは止まっていますが、間違いなしです。

前方の山も紅葉見ごろ。

今日も紅葉散歩を堪能できましたね。

お、見るとロープウェイが上昇してきます。

絶景の紅葉の空中散歩を楽しんでほしいですね。

ということで、広々とした横倉ゲレンデに出ました。

ベコ「ふー、開けたべこ」

ベコを迎えてくれたのはやはり瀧山。

蔵王の街を見守る堂々たる山塊に感謝です。

今日も地獄の急坂コースでしたが、これでなんとかゴールです。

ベコ「無事にゴールだべこ!」

目の前には眩しい青空が広がりベコも感無量。

ベコ「やったー!」

ベコ「やったー!」

いやー、今日も足腰がガクガクですが、蔵王の温泉に入って疲れを癒しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

横倉ゲレンデ

横倉の壁を過ぎると横倉ゲレンデに出ました。このゲレンデはごく普通のゲレンデで、草を踏みしめながら斜面を下り、蔵王ロープウェイの山麓駅に到着して完全ゴールです。

このゲレンデは、トレッキングという意味でも、紅葉という意味でも特筆すべき点はありませんが、右手に瀧山がよく見えるのは感動的。蔵王の街を見守ってくれる霊山のような印象です。

ゴール後は、蔵王中央ロープウェイの近くにある「新左衛門の湯」で立ち寄り湯を堪能。広々とした施設で、のんびり源泉掛け流しを堪能できたのはラッキーでした。

ちなみに、蔵王のメインストリート県道53号線から西側へ歩くと、「鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)」という池があります。池の周囲には1.2キロの遊歩道があり、自然豊かな湖畔の道をのんびりお散歩できます。

この池から蔵王連峰を望む景色はいい感じ。1年前に訪れたのですが、今回は時間の関係でパス。赤く色づく蔵王の山並みが見えたはずですが残念でした。


 


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