ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

伊豆山神社で反撃のノロシだべこ!

2025年03月03日 | 旅に出るにゃん(国内編)

早春のベコたびで熱海を訪問中のベコです。

来宮神社を後にして、次にやってきたのはこちら。

ベコ「地獄の石段だべこ!」

そう、ここは伊豆山神社

源頼朝が源氏の再興を祈願したことで有名。

霊験あらたかな由緒ある神社なのです。

そして、北条政子と逢瀬を重ねたのもこの神社だとか。

それにしても、境内まで延々と石段が続きますな。

実はこの石段、全部で837段あるのだとか。

ひょえー!

と思ったのですが、バス停からだと175段ほど。

ホッとしましたが、それでもしっかり歩かないといけません。

さあ、頑張って階段を登りましょう。

はあはあ。

ぜえぜえ

はあはあ

ぜえぜえ

緑に覆われた石段をてくてく登ると、

ようやく境内に到着です!

ベコ「よし、反撃のノロシだべこ!」

頼朝にあやかってベコも反撃に転じたいところです。

それはそうと、手水舎にあるのは伝説の赤白二龍

伊豆山の地下に棲み、温泉を湧出しているとのこと。

伊豆山神社は別名・走り湯権現とも言われるそうで、もしや温泉の神様かな?

さすが温泉地・熱海に鎮座する神社です。

ちなみにこれは光石というそうです。

神様が降りてくる石らしく、光のパワーを得ることができるのだとか。

一方、これは頼朝と政子が腰掛けたと言われる腰掛け岩

参拝客も順番に座っていました。

こちらの神社は来宮神社とは違って、参拝客も少なく静かに過ごせました。

やはり神社はこうでないといけませんね。

さあ、それでは次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

伊豆山神社

源頼朝が源氏の再興を祈願した神社で、源頼朝と北条政子が結ばれたことでも有名。強運守護・福徳和合・縁結びのご利益があるそうです。

頼朝による鎌倉幕府成立後は、関八州総鎮護の神社に位置付けられ、後に徳川家康はじめ歴代の将軍も参詣。芦ノ湖畔の箱根神社とともに二所詣として有名です。

本殿の参拝後はさらに山の上にある本宮へも行けるそうですが、今回は時間と体力の関係でパス。熱海中心部から距離もあってか参拝客もまばらで、落ち着いた雰囲気の神社でホッとしました。 

そんな伊豆山神社ですが、もとは温泉の神様のようです。別名は「走り湯権現」とも言われ、「伊豆」の語源は「湯出ずる」から来ているとも。伊豆山の地下には赤白の2匹の龍が棲み、その目鼻口から温泉が湧き出ているのだそうです。

バス停を降りたあと、境内まで170段ほど石段を登りますが、実はもっと下の海岸から石段は続いており、全部で837段。そして、石段のふもとに走湯神社があり、大切な源泉を守護しているそうです。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来宮神社で巨大なクスノキだべこ!

2025年02月23日 | 旅に出るにゃん(国内編)

早春のベコたびで熱海を訪問中のベコ。

滞在2日目の朝です。

ベコ「おはようさんだべこ!」

ホテルのバルコニーから朝の熱海を一望です。

今日も穏やかな1日になりそうですね。

さて、それでは朝ご飯とまいりましょうか。

ベコ「いただきますだべこ!」

しっかり腹ごしらえして、やってきたのはこちら。

ベコ「来宮神社だべこ!」

そう、巨大なクスノキで有名な来宮神社(きのみやじんじゃ)です。

それでは、気持ちを引き締めて鳥居をくぐりましょう。

緑豊かな境内には参拝客がいっぱい。

お稲荷さんの赤い鳥居も鮮やかです。

ちなみにこのお稲荷さんは京都伏見稲荷大社の分社だとか。

さて、神社の入口近くに立っているのが第二大楠

ベコ「さっそく巨樹だべこ!」

こちらのクスノキは樹齢1300年超とのこと。

内部はすっかり空洞なのに、いまだに青々とした葉っぱが茂るのだそうです。

この巨樹の近くにあるのは三峯神社

なぜか秩父の三峯神社の分社だそうです。

さて、参道を進むと現れるのが御本殿

ベコ「パンパンだべこ!」

てっきり長蛇の列かと思われた御本殿ですが、意外と人は少なめ。

そう、それはもちろん・・・

ベコ「大楠に向かうべこ!」

参拝客の皆さんは、御神木のクスノキへ向かっているのです。

ベコ「ドキドキだべこ」

不思議な小道を通って進むと、そこには!

バーン!!

ベコ「でたーっ!」

これが天然記念物にも指定されいてる御神木の大楠

おそるおそる近づいてみると・・・

うおーっ、これはすごい!

樹齢は2100年超で、まさに迫力の巨木です。

不老長寿と無病息災の象徴とされ、この巨樹を一周すると寿命が1年伸びるのだとか。

また、願いごとを心に秘めて一周すると、願いがかなうとの言い伝えも。

ベコ「満願成就だべこ!」

うん、ベコも一周してしっかりお願いごとだね。

ちなみに、この大楠を展望台から見下ろすこともできます。

順番待ちの行列は、ずいぶん落ち着いてきた感じかな。

さあ、しっかりお参りしたら次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

来宮神社

熱海で有名な神社といえばまずは来宮神社。古くから熱海の地を守り、来福・縁起の神様として信仰されているそうです。

なかでも有名な天然記念物の御神木「大楠」は樹齢2100年超で、幹周り24メートル。日本3大大楠の一つとのことで圧倒的な存在感を感じます。

幹の周りをぐるりと歩く参拝客で長蛇の列。木の肌に触れるとゴツゴツした荒々しい感触でしたが、意外と暖かく、生命の不思議を感じました。みんなが触ってるからかな…。

一方、神社全体は意外にも今風のお洒落な作り。若者向けのカフェなどもあり、歴史ある神社とは思えない雰囲気。ただ、たくさんの参拝客で慌ただしいのがちょっと残念かも。

そんな来宮神社の始まりは1300年前。言い伝えによると、漁師の網にかかった木像から神様が現れ、7本の楠のある場所へ祀るようにお告げがあったのだとか。

木の像に由来して「木の宮」だとか、漂着物に由来して「来の宮」など、社名の由来はいくつかあるようです。漢字は異なるものの、周辺地域では「きのみや」と呼ばれる神社が何種類かあり、「きのみや信仰」と呼ばれているそうです。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松戸・戸定邸で歴史散歩だべこ!

2025年02月02日 | 旅に出るにゃん(国内編)

年が明けて今年もはや2月。

今年ものんびりなベコたびとまいりましょう。

ということで、やってきたのは千葉県松戸市にある戸定邸(とじょうてい)

ベコ「天下の徳川だべこ!」

そう、ここは水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てたお屋敷。

兄の徳川慶喜は、ご存知の通り江戸幕府最後の15代将軍です。

大河ドラマ「青天を衝け」では、板垣李光人さんが昭武を演じていました。

昭武はもともと慶喜の次の将軍かと思われましたが、パリ留学中に衝撃の大政奉還。

徳川幕府が終わり、帰国後は水戸藩主を継ぐことに。

この戸定邸は、藩主を引退した後に移り住んだお屋敷なのだとか。

ベコ「うーむ、質素だべこ」

そう、徳川家のお屋敷にしては思いのほか質素。

徳川の時代も終わり、静かに暮らしていたのですね。

それにしても、日当たりの良い廊下とお座敷です。

広々とした庭園に面していて気分も爽快!

ベコ「昭武庭園だべこ!」

昭武はけっこう多趣味な人で、庭園作りにも心血を注いだのだとか。

ベコ「ほー、芝生だべこ」

どちらかというと西洋庭園をお手本にしたのかも。

さっそくお屋敷の中をウロウロしましょう。

ここは表座敷にある客間。

ちょうど成人式の時期だったようです。

どのお座敷も似たような作りで迷子になりそうです。

ただ、差し込む日差しと影が印象的。

こちらは奥座敷の丸い窓。

昭武の奥様の部屋だったようですが、丸い窓もいい感じです。

一方、こちらはお風呂である湯殿。

スペースは広いけれど、湯船は意外と狭いかな。

それにしても、建物と廊下が多くて迷子になりそうです。

ベコ「ここはどこだべこ〜」

あちこち迷子になりながら、お屋敷探検はおしまいです。

ちなみにこれは昭武の写真。

ベコ「ありゃ、子供だべこ」

パリ滞在中に撮影されたそうですが、おそらく当時14〜15歳。

まだ子供だったのに欧州歴訪とはすごいところです。

さて、お屋敷からお庭の梅園に出てブラブラお散歩です。

ベコ「空気が冷たいべこ〜」

まだ梅は咲いていませんが、様々な草木が見られる庭園でした。

春が楽しみですね。

そして最後は高台に建つ東屋からの風景。

昭武も東京方面を眺めなら想いにふけったのでしょうか。

と、よく見ると富士山が見えますね!

いやー、冬晴れの1日に気持ちのいい歴史散歩ができました。

それでは、本年もベコたびをよろしくです!

つづく

 

<ベコたびinformation>

戸定邸・旧徳川昭武庭園

千葉県松戸市にある徳川昭武の邸宅で昨年訪れた際の写真です。昭武が水戸藩主を引退した後に移り住んだそうで、完成は明治17年。9棟23部屋という和風建築でけっこう広いお屋敷です。

徳川家の建物にしては質素な作りですが、良質な木材が使われているそうで、そこは抜かりがありません。迷路のようにあちこち見て回っているうちに迷子になるのも楽しいかも。

庭園に面した表座敷は戸定邸の中心部で、全部で64枚の畳が敷かれているそうです。日の差し込むお座敷から庭園を眺めるのも贅沢な気分です。

その表座敷が面する芝生の庭園は昭武が力を注いで作ったもの。欧州訪問の影響を受けてか西洋風の庭園らしく、歴史的価値も高いそうで国指定名勝となっているそうです。

造園後130年以上が経過していますが、2016年に当時の資料をもとに復元。明治期の庭園に近い作りになったそうです。普段はこの庭園に出られないものの、毎月10日、20日、30日は可能だとか。

なお、戸定邸と昭武庭園以外にも敷地は広く、全体が歴史公園となっています。富士山を望む東屋のある庭園をはじめ、梅園や歴史資料館なども併設。

徳川家と松戸市のつながりがいまひとつ不明でしたが、思いのほか歴史散歩を楽しめました。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

城ヶ島に馬の背洞門だべこ!

2023年02月26日 | 旅に出るにゃん(国内編)

お花見散歩で三浦半島の城ヶ島公園を訪れているベコです。

春らしいお花はひとつもありませんが、広大な春の海を目の当たりにできて気分爽快。

ちょっと海岸に降りてみました。

ここは完全に岩場ですね。

そろそろ日が傾いてきた感じです。

ベコ 「西日がきついべこ」

水平線の向こうはやはり房総半島でしょうか。

お、よくみると岸壁には釣り人が一人。

風が結構強いのですが、海に落ちないよう気をつけてください。

さて、海岸沿いの遊歩道を歩いていくと、奇妙な岩場に到着です。

ベコ 「穴がポッカリだべこ!」

そう、ここは馬ノ背洞門という海蝕洞穴。

長い年月をかけて作られた奇岩です。

ちなみに岸壁を見上げると、幾重にも重なる地層がよく見えますね。

なるほど、まさにブラタモリの世界ですな。

それにしても、馬ノ背の背中の部分が気になります。

崩れそうで崩れない危険な岩場です。

崩れ落ちないことを祈りましょう!

さあ、早春の三浦半島はこれにておしまい!

美しい菜の花畑に、広大な海を望む気持ちのいい1日でした。

そろそろ日も沈む時間。

三崎口でマグロをいただいてのんびり帰ることにいたしましょう。

つづく

 

<ベコたびinformation>

馬ノ背洞門

遊歩道から海岸に降りると、岩場の中に見える珍しい奇岩が馬ノ背同門。長い年月をかけて波や風雨で浸食されてできた海蝕洞穴だそうです。

馬の背中のような形状から名がついたのでしょう。背中の部分は立ち入り禁止になっていますが、いつか崩れるのではないかとちょっと心配。

ちなみに、この洞門はかつては海の中にあり、昔は小船で穴の部分を通り抜けることができたのだとか。それが大正12年の関東大震災で急激に隆起。すっかり歩いて行けるようになったのだそうです。

三浦半島は太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートの3枚の境界上にあり、今もじわじわと隆起しているのだとか。地球の驚異ですね。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

城ヶ島で海風に吹かれろだべこ!

2023年02月19日 | 旅に出るにゃん(国内編)

三浦半島のソレイユの丘で菜の花畑を楽しんだベコ。

ふと海が見たくなって、やってきたのは三浦半島の先端にある城ヶ島公園

周囲を海に囲まれた小さな島の公園です。

菜の花畑とはガラッと雰囲気が変わりました。

ベコ 「すっきり冬場れだべこ!」

今日はホントにいいお天気。

海の向こうに見えるのはどうやら房総半島でしょうか。

ベコ 「意外と近いべこ」

ぽっこりしているのは鋸山かもしれません。

手前の海には遊覧船も航行中。

風がちょっと強いので、揺れが心配。

船酔いに注意ですね。

視線を移すと、三角形のモダンな灯台。

最近建て替えられた安房崎灯台だそうです。

西日に輝いていますね。

そして、反対側は駿河湾。

おー、これはまさに大海原。

ひゃー、眩しいです!

ふと見上げると、なんと富士山が浮かんでいるではありませんか!

ソレイユの丘からは見えませんでしたが、モヤに隠れていたのかも。

うっすらではありますが、これはこれでラッキー。

というか、富士山の下に見えるひん曲がった松の木が気になりますね。

ま、富士山も見えたところで、城ヶ崎公園の海岸に降りてみましょうか。

つづく

 

<ベコたびinformation>

城ヶ崎公園

三浦半島の先端にある小さな島にある県立公園。周囲は太平洋に囲まれており、房総半島から伊豆半島、富士山までなかなかのパノラマが楽しめます。

海岸沿いに遊歩道も整備されており、海を眺めながらぶらぶらお散歩できます。ちょっとした展望からは周囲が一望できて気分爽快。ただ、島全体が吹きさらしなので、冬場で風が強いとちょっと辛いかも。

ちなみに、海岸沿いには天然記念物のウミウの生息地がある一方、園内には30万本の八重咲き水仙が植えられているそうです。今回訪問時はちらほらと水仙が咲いていました。

公園へは三崎口駅からバスで約20分。城ヶ島大橋を渡ってバス停に到着。その後、10分程度てくてく歩いて公園入口に到着します。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする