ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの山形紀行10 湯殿山で満願成就だべこ!

2020年09月27日 | ベコの山形紀行2019

昨年訪れた猛暑の山形紀行もいよいよ最終回。

大混雑の加茂水族館を命からがら脱出して、やってきたのは湯殿山

出羽三山の巡礼の最後を締めくくります。

振り返ってみれば…

羽黒山で現世の幸せを祈り、

月山で極楽往生を祈り、

旅の最後に、ここ湯殿山神社で、いよいよ未来へ向けて生まれ変わりを祈るのです!

お天気は快晴。

夏の青空に朱色の鳥居が映えてますなー。

堂々とした立派な鳥居に背筋もシャキッとします。

うん、よく見ると「出羽三山神社奥宮」と書かれています。

いよいよ、ベコも生まれ変わりです!

といいながら、実は本殿はまだもうちょっと先。

ここから参拝バスに乗って、本殿近くまで移動するのです。

すると…

見渡せば、周囲はすっかり森の中。

緑豊かな谷あいです。

いやー、深呼吸したくなります。

よく見ると、先ほどの朱塗りの鳥居があんなところに!

分かりますかね?

かなり山奥に入ってきたようです。

さあ、それではここが本殿への入口。

いよいよ、生まれ変わりの神事を行います。

がっ!!

実は、湯殿山神社には「語るなかれ、聞くなかれ」との言い伝えがあり、ここで見たことを人に話したり、聞いたりしてはならないのです!

ということで、ここから先は撮影禁止。

残念ながらご紹介できないのです。

いやー、なんともあっけない幕切れですが、解説は<ベコたびinformation>にてご確認を。

いずれにしても、ついに生まれ変わりを果たしたベコ。

想定外の猛暑にフラフラになりながらも、なんとか出羽三山の巡礼を完了。

満願成就です。

それでは最後に「おくのほそ道」から芭蕉の句をご紹介。

 語られぬ 湯殿にぬらす たもとかな

なるほど、ここでも語るなかれが貫かれていました。

    

さあ、旅の終わりに「おまけ」です。

今回、宿泊した宿の食事をサクッとご紹介。

お世話になったのはあつみ温泉の宿。

清潔感のある温泉ホテルで、のんびり過ごすことができました。

夕食は会席料理で味もまずまず。

お、これは見た目も華やかな夕食ですね。

さっぱりした味わいで、湯あがりにゆっくりいただきました。

これは別の日の夕食。

一品一品、堪能させていただきました。

日によってメニューも変わり、毎日楽しみです。

油断すると食べ過ぎるので要注意。

さて、一方こちらは朝食バイキング。

お皿に取りすぎないよう注意です。

お腹いっぱい食べて、エネルギーも満タン。

   

ということで、

ちょっと遠い山形ですが、豊かな自然にしばしば感嘆。

皆さんも、ぜひ訪れてみてはと思います。

今回はお留守番だったベコには、出羽三山のお札がお土産。

ベコ 「お疲れ様だべこ〜!」

お札が二つしかないのは、月山神社にお参りできなかったため。

でも、羽黒山の三山合祀殿のお札があればバッチリです。

それでは、再び山形駅からのんびり帰ることにいたしましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

湯殿山神社

出羽三山の「奥の院」とされ、最後に巡礼するのが湯殿山。羽黒山・月山を巡礼したのち、大日如来が宿る湯殿山で来世に向けて再生するという、「未来」への生まれ変わりを祈る山。

湯殿山の標高は1,500mで、周囲は全山これ緑。当日は快晴のお天気もあってホントに緑の眩しい山でした。そんな湯殿山にある最終ゴールの湯殿山神社は、標高1,100mあたりの中腹にあります。

ただ、湯殿山神社については「語るなかれ、聞くなかれ」と言い伝えられており、そこで見たことは人に話してはいけないのだそうです。 そのため写真撮影も禁止なのですが、衝撃の体験ができますので、興味のある方はぜひご訪問を。

と言いながら、帰宅してから気がついたのですが、なんと湯殿山神社のホームページにすべて紹介されているではありませんか。しかも写真入りで!あっけない感じでしたが、実際に訪れる方は事前に知らない方が楽しめると思います。

そんな湯殿山神社へのアクセスは、山形自動車道から国道112号線へ進み、そこから湯殿山有料道路へ入ります。細い山道をクネクネ走りながら朱色の大鳥居に到着。

大鳥居からは15分おきに参拝バスが神社本宮まで出ています。本宮まではバスで5分程度。歩いても行ける距離で、中には歩く参拝客もチラホラ。ただ、急な山道を登ることになるのでかなりハードと思います。


 


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ベコの山形紀行9 クラゲの水族館は怒涛の大混雑だべこ!

2020年09月20日 | ベコの山形紀行2019

昨年訪れたベコの山形紀行もいよいよ最終日。

今日はまずクラゲで有名な加茂水族館を目指します。

宿を出たら、国道7号線で海岸沿いを北上しましょう!

ひゃー、今日はホントにいいお天気。

真っ青な空に、真っ青な日本海です。

いやー、これこそまさに夏休み!

抜けるような青色に海岸線を爽快ドライブです!

ちなみに、この国道7号線沿いは岩場の多い海岸線。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

たしかに岩場が多いですね。

トンネルを抜けても、抜けるような青空。

そして、日本海の深い青色。

言葉もありません!

そんな爽快ドライブをしながらやってきたのは、有名な加茂水族館

周辺の道路は車で大渋滞のため、広大な駐車場の最奥に車を停めました。

建物までてくてく歩いて行きましょう。

行楽客も海辺で楽しそう。

この加茂水族館、実はクラゲの飼育で世界的に有名な水族館。

ところが!!

訪れてみるとビックリ仰天。

夏休みということもあってか、家族連れでもの凄い人混み。

入館しても押すな押すなの大混雑で、とてもゆっくり見学できるような状態ではありません。

そんななか、かろうじて撮影できたのがこちらのクラゲ水槽。

広めのスペースだったので、なんとかカメラを取り出せました。

ふわー

ふわー

ふわー

凄まじい混雑とは裏腹にぷかぷか浮かぶクラゲなのでした。

少年も興味深そうに見学中。

頑張れクラゲ少年!

結局、ほとんど見学できずに水族館を退出。

いやはや、ホントにぐったりの加茂水族館訪問となりました。

さあ、それでは気を取り直して最後のスポットへ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

加茂水族館

海岸沿いの国道7号を走って到着したのが加茂水族館。クラゲの水族館として有名ですが、まさか山形県にあるとは知りませんでした。 かつてはギネス記録にも登録され、世界的にも有名な水族館。この機にじっくり見学することにしました。

ところが、館内に入ってみると人また人の大混雑。押すな押すな押すなの大行列で、とてもゆっくり見学できる状況ではありません。夏休みのピークシーズンだけあって家族連れで溢れかえっていました。結局、じっくり見学することもできず早々に退散。

そんな加茂水族館ですが、設立は昭和初期とかなり歴史のある水族館。しかし、平成に入るとライバル水族館の誕生などもあって来客数は激減。閉館の危機に直面したそうです。

その危機を救ったのがまさにクラゲ。たまたまサンゴの展示を行ったところ、水槽にいたクラゲが成長。観客の反応も大変よく、大きな転換点になったのだとか。

しかし、クラゲの飼育には高価な専用の水槽が必要。やむなく水族館で自作しながら育てたそうです。今日の盛況も、地道な努力が実った結果なのですね。

ちなみに、館内にはクラゲレストランも併設。クラゲラーメンやクラゲ定食、そしてクラゲソフトと、クラゲづくし。先ほどまで見ていたかわいいクラゲかと思うとちょっと複雑な気持ちですが。 

いずれにしても、訪れる際はピークをはずして行かれることをオススメします!


 


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ベコの山形紀行8 ひまわり畑に感動だべこ!

2020年09月13日 | ベコの山形紀行2019

昨年訪れた猛暑の山形紀行

ヒンヤリ涼しい月山の弥陀ヶ原ハイキングを終えたベコ。

今晩も温泉につかって美味しい料理が楽しみですね。

ということで、宿に戻ろうとカーナビに従って走っていると、

お!?

おおっ!

おおーーっ!

ここ、これは…

ひまわり畑です!

いきなり現れたひまわり畑にビックリです。

ひょえー!

ひょえー!

圧巻のひまわり畑です!

実はこのあたりは月山高原と呼ばれており、牧場やひまわり畑が有名なのだそうです。

たまたま通りかかったのですが、カーナビに感謝ですね!

それにしても圧倒的なひまわりの群れです。

はー

ほー

ふー

いやー、1日の終わりに素晴らしい風景を見ることができました。

ちなみに、まさに見ごろのひまわり畑。

裏側に回り込んでみると、こんな感じ。

しっかりお日様の方向を向いているのですね!

さあ、それでは宿に戻って1日の疲れを癒しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

月山高原ひまわり畑

羽黒山と月山に挟まれたエリアは月山高原と呼ばれ、市街地よりもちょっと小高い台地になっています。牛が放牧される牧場などもあってのどかな場所。

そんな月山高原にあるのがこのひまわり畑。地元の方々が、空き地になった牧草地にひまわりを植えるプロジェクトを始め、今ではその数100万本とも。

道路を走っているといきなりひまわり畑が現れるので、ちょっとびっくりします。周辺に何ヶ所か散在しているのですが、もっとも感動したのがご紹介したひまわり畑。

写真を見ていただければ説明不要と思いますが、波を打つように咲くひまわりは圧巻。最近は日本各地でひまわり畑が流行っていますが、たしかにこれは感動します。

しかも、観光客はほとんどおらず、ひまわり畑をほぼ独占。たまたま通りかかったのがラッキーでしたが、まさにカーナビのおかげです。夏に出羽三山を訪れる際は、ぜひお立ち寄り下さい。


 


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ベコの山形紀行7 弥陀ヶ原は天空のお花畑だべこ!

2020年09月06日 | ベコの山形紀行2019

昨年訪問した猛暑の山形紀行が続きます。

次にやってきたのは出羽三山の主峰である月山。

残念ながら山頂までは行けませんが、八合目にある湿原・弥陀ヶ原をハイキングしましょう!

ふもとはお天気でしたが、八合目まで来ると周囲はすっかり霧の中。

しかもヒンヤリしてちょっと肌寒いくらいです。

さすが八合目、標高も1,400mです。

そして、霧に包まれた湿原もちょっと神秘的。

湿原に霧が流れていきます。

霧深い湿原ですが、ハイカーもチラホラいますね。

それでは、木道を歩いて湿原をぐるりと一周してみましょう!

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

あたりには小さな池塘が散在してますね。

周囲の緑を映す池塘です。

そして水辺にはチラホラと小さな植物が。

どこまでも木道が整備されていて、歩きやすいのは助かります。

てくてく歩いて行くと、湿原の中にある神社に到着。

これはウサギの神様でしょうか?

ちょっと怪しい神様かも。

さて、そんな弥陀ヶ原は、天空のお花畑と言われるほどの高山植物の宝庫。

ほー

はー

ふー

ピークはちょっと過ぎたようですが、まだまだたくさんの高山植物がありました。

うん、鮮やかな黄色です。

一方こちらは紫色。

たくさん咲いています。

これも紫色です。

不思議だったのはこれ。

緑色の植物です。

それにしても、今回もお花の名前は分からずじまい。

残念ですねー。

さて、そうこうしているうちに、スタート地点に戻ってきたようです。

猛暑の下界と比べて、ヒンヤリ爽やかな弥陀ヶ原湿原。

ホッとするひと時でしたが、

見るとあたりには黄色の植物の群落が!

ほー、これも鮮やかな黄色です。

いやー、霧に包まれた弥陀ヶ原ですが、これはこれでいい雰囲気でした。

ちなみに月山山頂はここから歩いて2時間半ほど。

さすがに山頂を目指すのは無理ですが、代わりに「おくのほそ道」から一句。

  雲の峰 幾つ崩れて 月の山

さあ、羽黒山と月山の二つの山を巡礼したベコ。

今日のところはここまでにして、宿に戻ることにいたしましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

月山

2番目に訪れた月山は出羽三山の主峰。生まれ変わりの旅の中では、極楽浄土を司る阿弥陀如来を表し、死後の安楽と往生を祈る「過去」の山です。

標高は1,984mとそれほど高くなく、遠くから眺めるとてっぺんがテーブルのような台形で、ちょっと不思議な山です。日本百名山や花の百名山に選ばれています。

しかしながら、日本海から湿った風が吹き付けるため、気象条件は厳しい模様。夏場はガスが湧きやすいため「ガス山」と言われたり、冬は日本有数の豪雪地帯で、夏場でも残雪が見られるとのこと。

そして、その月山神社にお参りするのはかなりの重労働。なんと、神社本宮は月山山頂にあるのです。八合目の弥陀ヶ原から歩くとおおよそ2時間半。強風が絶えない山頂に石積みて作られた塀の中に建っているそうです。

さすがにそこまで訪れることもできず、月山神社にはお参りできませんでした。だからこそ、羽黒山の三山合祀殿でお参りするのですね。なるほど合点したのでした。

弥陀ヶ原

その月山八号目にあるのが弥陀ヶ原という湿原。標高1,400mあたりに位置しており、さすがにヒンヤリ。枯れた草も腐らずに長い年月をかけて積み重なってできた湿原です。

130種類以上の花が咲き誇る高山植物の宝庫だそうで、夏には様々な花が咲き乱れるお花畑になるとのこと。8月に入っても、きれいな花をまずまず楽しめました。

湿原の中には木道が整備されており、ぐるっと一周すると約1時間ほど。天空のお花畑を楽しめます。当日は残念ながらガスに覆われていましたが、それはそれで神秘的な雰囲気。

そんな弥陀ヶ原ですが、問題はそこまでのアクセス。羽黒山を訪れた後、県道211号線を通っておよそ1時間ほどなのですが、その211号線は恐怖の山岳道路。訪れる前は、爽快なドライブルートかと思っていたのですが、行ってみると断崖絶壁の細い道路が延々と続く絶体絶命の山道でした。

対向車が来たらその都度退避エリアまで後退しなくてはならず悪戦苦闘。とどめは大型の観光バスが行手に立ちはだかるなど大ピンチに遭遇。

手に汗握る山道を完走して、ようやくたどり着くのが八合目駐車場。もはや弥陀ヶ原を散策する気力もなく、折り返し下山しようかと思ったほどです。

なお、弥陀ヶ原までは路線バスもありますが、羽黒山経由で123便のみ。便数が少ないのは難点ですが、山道の運転に自信のない方は一考の価値はあるかも。


 


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猛暑が続く一週間。ベコガーデンも蒸し蒸しだべこ!

2020年09月05日 | ベコの山形紀行2019

今週もまだまだ暑い日が続きます。

特に湿気が厳しく、うだるような暑さにグッタリ。

とはいえ、セミの鳴き声はすっかり減って、季節は確実に移り変わってる様子。

さて、先週は暦の「処暑」を迎えましたが、処暑の七十二候はこんな感じ。

初候…綿柎開(わたのはなしべ、ひらく)8月23日〜

 綿を包むガクが開く頃。

 夏場に花を咲かせる綿ですが、ふわふわした白い綿が現れます。

次候…天地始粛(てんち、はじめてさむし)8月28日〜

 ようやく暑さがおさまる頃。

 「粛」は縮む、弱まるという意味ですが、まだまだ日中は暑さが続きます。

末候…禾乃登(こくもの、すなわちみのる)9月2日〜

 稲などの穀物が実る頃。

 色づいた穂が首を垂れる様子はまさに秋ですね。

暑い中でも、少しずつ季節が変わりつつあるのです。

    

そんななか、ベコガーデンも元気に頑張ってます。

ベコ 「暑さに負けるなだべこ!」

猛暑の中、ベコザクラは引き続き黄色く変色中。

変色した葉っぱは、ひっそりと落葉していきます。

引き続き経過観察ですね。

そしてこちらはサマーウェーブ。

今週も巨大化が進みます。

驚異の成長力です。

けど、一向に花が咲きません。

今年はきれいな花びらは見れないのでしょうか?

そして最後はもみじくん。

青々とした葉っぱがそよよそと風に吹かれてます。

虫食いもなく、まだら模様も進行せず、なんとか緑を保っています。

このまま夏場を乗り切れるといいですね。

引き続きしっかり水やりを続けましょう!

つづく


 


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