ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

萩紀行8 足を伸ばして弁天池から秋芳洞だべこ!

2023年06月25日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行は4日目。

今日は萩からちょっと足を伸ばして秋吉台方面へまいりましょう!

秋吉台へ向かう途中、まず立ち寄ったのは別府弁天池

ほー、透明度の高いエメラルドグリーンの池ですね。

ベコ 「神秘の弁天池だべこ!」

ここは別府厳島神社という神社の境内。

神秘的な池の色にしばし感嘆です!

なんと湧水なのだそうです。

ベコ 「透き通っているべこ」

うん、不思議な湧水ですね。

ちなみに、この湧水は飲めるそうで、給水用の場所もありました。

さて、弁天池を後にしてやってきたのはここ!

ベコ 「秋芳洞に到着だべこ!」

秋吉台の地下に広がるのがご存じ秋芳洞

国内2位の大きさという巨大な鍾乳洞なのです。

そして、これがその入口。

約1キロほどが観光コースとして整備されているのです。

それでは満を持して潜入しましょう。

ベコ 「いざ潜入だべこ!」

内部に入ると巨大な空間が広がっていました。

ほー、さすが鍾乳洞。

ちょっとヒンヤリします。

そして、順路を進むと現れたのはこちら。

これは百枚皿

まさに見た通りですが、不思議な光景ですね。

一方こちらは、洞内にある小高い丘のような場所。

洞内富士と呼ばれている小さな富士山です。

てくてく進むと、再び巨大な空間が出現。

ベコ 「ちょっと蒸し蒸しだべこ」

ここは千町田

温度は低めですが、湿気が蒸し蒸しです。

ここらへんから階段を登って進みます。

これは傘づくし

鍾乳洞のツララですが、なんとも奇妙な光景ですね。

さあ、そんなこんなでやってきたのがこちら。

秋芳洞のシンボルとして有名な黄金柱です。

いやー、天井まである巨大な柱です。

観光客も圧倒されてました。

さて、鍾乳洞はこの先も続くのですが、時間の関係で秋芳洞の見学はここまで!

来た道を折り返して、地上の秋吉台に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

弁天池

透き通るようなコバルトブルーが印象的なのがこちらの池。古くからある湧水で「名水百選」にも選ばれているそうです。湧水量は毎分11トンにも及ぶのだとか。

ここらへんも秋吉台のカルスト台地の一部で、カルシウムを含む湧水だそうです。一見、水深の浅い池に見えますが、意外にも水深は約4メートルもあるのだとか。思わず騙されそうになります。

長寿の水として有名で、1杯飲めば1年、2杯飲めば2年と伝わるのだとか。他にも美肌の水と言われたり、財宝を授かると言われたりと、まさに神の水です。

ちなみに、弁天池の周辺の道路はかなり細くて、車だと対向車とすれ違うのが難しい小道。運転にはご注意ください。

秋芳洞

秋芳洞は、秋吉台の地下に広がる巨大な鍾乳洞。全長は約10キロと全国2位を誇りますが、そのうち1キロが観光用に整備されています。洞内に入るとヒンヤリしますが、四季を通じて17度と安定しているとのこと。

今回の順路は上りコース。最初のあたりは平坦ですが、途中から急な登り坂に。洞内の湿気もあってちょっと汗ばむ感じです。

一方、観光コースの出口側からも入場可能で、その場合は下りコース。ちなみに、今回は途中の黄金柱で折り返しましたが、出口まで行ってしまうと、戻ってくる手段がタクシーくらいしかないのでご注意を。

なお、この秋芳洞はもともと「滝穴」という名前だったのだとか。ところが、昭和天皇が皇太子時代に訪れた時にその名前が話題となり、最終的に「秋芳洞」の名前を賜ったそうです。

名前といえば、この鍾乳洞は「秋芳洞」と書きますが、地上のカルスト台地は「秋吉台」。同じ「あきよし」ですが「芳」と「吉」で字が異なっているので注意が必要です。


 


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夏至を迎えた一週間。ラベンダーくんが予想外の展開だべこ!

2023年06月24日 | ベコガーデン2023

今週は暦の上の夏至を迎えました。

梅雨空が続きますが、1年でもっとも昼間が長い時期です。

日の出は朝の4時半頃、日の入りは夜の7時頃

昼間の時間は14時間半になりますが、冬至の9時間半と比べると5時間も長いのです。

    

そんななか、ベコガーデンにはさらなる変化が!!

ベコ 「おおっ!」

なんと!

ベコ 「ラベンダーくんが本格開花だべこ!」

次々と開花が始まったようです。

うわー、これは嬉しい展開です。

が!

どうもイメージしたラベンダーとは違う気がします。

なんだかコロコロした花びらです。

もう少しほっそりした花をイメージしていたのですが、ひょっとしてこれは別の種類なのかも。

ちなみに、新しいつぼみも次々とできてます。

嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちですね。

ま、引き続きしっかり見守りましょう!

つづく


 


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萩紀行7 藍場川沿いでしんみりお散歩だべこ!

2023年06月18日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行は、藍場川沿いにやってきました。

ここは、伊藤博文別邸からバスでちょっと移動したところ。

萩の中心部からは結構離れた場所です。

道沿いに水路が流れ、雰囲気の良い小道です。

緑も豊かで落ち着きます。

さて、けっこう幅のある水路ですが、これが藍場川。

藍場川は自然の川かと思って訪れたら人口の水路でした。

びっくりですね。

ベコ 「風情のある小道だべこ〜」

うん、川沿いのお宅も雰囲気満点です。

年季の入った格子です。

こちらも格子です。

のんびり歩いていくと、現れたのがこちら。

こちらは元総理大臣の桂太郎旧宅

意外とこじんまりした邸宅ですが、ちょっとお邪魔してみると…

ほー、よく整備された庭園ですね。

ベコ 「和風庭園だべこ!」

庭の池は藍場川から引き込まれた水だとか。

そして庭園には桂太郎の銅像も。

さて、桂太郎旧宅を出たら、引き続き川沿いをお散歩。

総理大臣の旧宅があれば、武家屋敷も並ぶ町なのです。

ちなみに、この藍場川には鯉がすいすい。

観光客もあまりおらず、静かにお散歩できる場所でした。

さあ、これで萩エリアの見学はほぼ完了。

明日からは、ちょっと足を伸ばして萩周辺で小旅行とまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

藍葉川周辺

萩市街からちょっと離れた藍場川沿いは、静かな雰囲気が感じられる一角。川には鯉が泳ぎ、古いお屋敷や萩焼のお店などもあって味わいのある場所。「歴史的景観保存地区」に指定されているそうです。

もとは農業用水路だったものの、やがて防火用水や物資の水運、水害防止などに利用されるように。その後、藍を作る「藍場」が作られて川が藍色に染まったことから「藍場川」と呼ばれるようになったのだとか。

ちなみに、川の水は住民の生活にも役立ったそうで、川から家に引き込まれた後、台所や洗濯、さらには庭園の池としても利用されたそうです。

なお、藍場川に行くには、バス停で降りた後、道路を越えて川沿いに出るのですが、川が細くてちょっと分かりづらいのでご注意を。

桂太郎旧宅

桂太郎は3度内閣総理大臣を務めた政治家ですが、少年時代を過ごしたのがこの旧宅。総理大臣の旧宅とは思えない小さな邸宅ですがお庭は立派。藍場川から引き込んだ水を使った池泉式庭園はよく整備されています。

桂太郎という名前は久しぶりでしたが、調べてみると陸軍大臣を経て総理大臣に就任した人物。日英同盟を締結する一方、大逆事件弾圧や韓国併合といったところで名前が出ていました。

なお、安倍晋三総理に抜かれるまで、歴代の総理大臣で最長の在任期間を保持していたそうです。


 


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蒸し蒸し続きの一週間。ベコガーデンは梅雨の晴れ間だべこ!

2023年06月17日 | ベコガーデン2023

今週は梅雨本番のジメジメな毎日。

うっとうしい日が続きましたが、ここに来て急な晴れ間と暑さにビックリ。

梅雨が明けたような青空で、気温も30度超え!

熱中症に厳重注意ですね。

先週は暦の芒種を迎えましたが、芒種の七十二候はこんな感じ。

初候:蟷螂生(かまきり、しょうず)6月6日〜

カマキリが卵からかえる頃。

泡のような卵から200匹以上の子供が産まれるカマキリ。

しかし、成虫になるのはほんの数匹とか。

なんとも過酷な世界です。

次候:腐草為螢(くされたるくさ、ほたるとなる)6月11日〜

蛍が舞い始める頃。

昔は腐った草が蛍になると考えられていたのだとか。

最近は各地に蛍スポットができて、身近に楽しめますね。

末候:梅子黄(うめのみ、きばむ)6月16日

梅の実が熟して黄ばむ頃。

古くは薬用としても使われ、重宝されたという梅の実。

梅が熟す頃に降る雨なので「梅雨」と呼ぶのだそうです。

    

さて、梅雨入り後のベコガーデンも暑さに厳重警戒です。

ベコ 「30度超えだべこ〜」

相変わらず葉っぱはワサワサ状態。

しっかり水やりしないといけませんね。

それにしても葉っぱが伸びまくったアジサイくん。

ベコ 「もう、限界だべこ!」

つぼみが付く気配もなく、葉っぱだけが巨大化。

思い切って剪定しましょう。

ベコ 「ふー、サッパリだべこ」

バッサリ剪定しました。

一方こちらはラベンダーくんとランタナくん。

ベコ 「おおっ!」

なんと!

ついにラベンダーくんが開花を迎えました!

おー、これは感激です。

これまで幾度となく枯死してきたラベンダーくんですが、

ようやく一矢報いることができましたね。

しかも、新しいつぼみも成長中。

このまま開花がつくことを期待しましょう!

つづく

 


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萩紀行6 伊藤博文別邸で立身出世だべこ!

2023年06月11日 | ベコの萩紀行2022

萩紀行で松陰神社でお参りしたベコ。

続いてやってきたのは、松陰神社にほど近い伊藤博文別邸

ベコ 「立派なお屋敷だべこ!」

なるほど、初代総理大臣の晩年の邸宅だけあって立派な外観です。

ちなみに、この別邸の隣にある伊藤博文旧宅はこんな感じ。

「旧宅」は博文が青年の頃に住んでいた家で、「別邸」は東京に建てたお屋敷を移築したもの。

あまりの格差に驚きますが、それだけ立身出世したということですね。

それでは、別邸の中に入りましょう!

ベコ 「明治レトロだべこ!」

ほー、雰囲気の良いレトロな建物です。

静かに廊下を進むとたくさんのお部屋があります。

ちょっとのぞいてみると立派な内装。

うーむ、まるで老舗の和風旅館のようです。

こちらの部屋も趣のある天井や欄間。

唯一、天井の電灯だけ西洋風ですね。

宮大工が手がけた建物だそうで、なるほどこれは合点です。

一方、廊下から望む中庭がこちら。

妙にデカい石灯籠ですな。

さて、このお屋敷には2階もあるようです。

ちょっと上がってみましょうか。

やはり細長い廊下を進みます。

2階のお部屋は結構スッキリ。

そして、窓から眺めると周囲は萩の田園風景。

お天気も上々で穏やかな風景ですね。

博文も同じ風景を見て育ったのでしょう。

いやー、激動の明治期を率いた総理大臣の生涯を象徴するような旧宅と別邸でした。

それでは、次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

伊藤博文別邸

初代総理大臣を務めた伊藤博文が、東京に建てた大邸宅の一部を移築したもの。もとはかなり広いお屋敷だったそうですが、萩に移築されたのはそのうち玄関、大広間、離れの3棟。

それでも当時の雰囲気が十分感じられますが、宮大工の手による建築とのことで納得です。なお、大広間の天井は樹齢1000年の吉野杉だとか。

一方、この「別邸」の隣には「旧宅」があります。こちらは茅葺き屋根の質素な家屋で、14歳から28歳まで過ごしたとのこと。別邸と比べてあまりに質素なので驚きます。

そんな伊藤博文ですが、生まれは農家で、林という姓だったのだとか。父親が足軽である伊藤家の養子となったため、博文も一緒にこの伊藤家の居宅に引っ越したようです。

のちに松下村塾で吉田松陰に学び、尊王攘夷の志士として活動した博文でしたが、英国留学を機に開国論に転換。明治維新後は、新政府の中心人物の一人として尽力したのはよく知られる通りです。

初代総理大臣を務めたのち4次にわたって内閣を組閣し、大日本帝国憲法制定にも尽力。激動の幕末・明治に活躍した人物の生涯が感じられる別邸でした。


 


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