ベコの萩紀行は4日目。
今日は萩からちょっと足を伸ばして秋吉台方面へまいりましょう!
秋吉台へ向かう途中、まず立ち寄ったのは別府弁天池。
ほー、透明度の高いエメラルドグリーンの池ですね。
ベコ 「神秘の弁天池だべこ!」
ここは別府厳島神社という神社の境内。
神秘的な池の色にしばし感嘆です!
なんと湧水なのだそうです。
ベコ 「透き通っているべこ」
うん、不思議な湧水ですね。
ちなみに、この湧水は飲めるそうで、給水用の場所もありました。
さて、弁天池を後にしてやってきたのはここ!
ベコ 「秋芳洞に到着だべこ!」
秋吉台の地下に広がるのがご存じ秋芳洞。
国内2位の大きさという巨大な鍾乳洞なのです。
そして、これがその入口。
約1キロほどが観光コースとして整備されているのです。
それでは満を持して潜入しましょう。
ベコ 「いざ潜入だべこ!」
内部に入ると巨大な空間が広がっていました。
ほー、さすが鍾乳洞。
ちょっとヒンヤリします。
そして、順路を進むと現れたのはこちら。
これは百枚皿。
まさに見た通りですが、不思議な光景ですね。
一方こちらは、洞内にある小高い丘のような場所。
洞内富士と呼ばれている小さな富士山です。
てくてく進むと、再び巨大な空間が出現。
ベコ 「ちょっと蒸し蒸しだべこ」
ここは千町田。
温度は低めですが、湿気が蒸し蒸しです。
ここらへんから階段を登って進みます。
これは傘づくし。
鍾乳洞のツララですが、なんとも奇妙な光景ですね。
さあ、そんなこんなでやってきたのがこちら。
秋芳洞のシンボルとして有名な黄金柱です。
いやー、天井まである巨大な柱です。
観光客も圧倒されてました。
さて、鍾乳洞はこの先も続くのですが、時間の関係で秋芳洞の見学はここまで!
来た道を折り返して、地上の秋吉台に向かいましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
弁天池
透き通るようなコバルトブルーが印象的なのがこちらの池。古くからある湧水で「名水百選」にも選ばれているそうです。湧水量は毎分11トンにも及ぶのだとか。
ここらへんも秋吉台のカルスト台地の一部で、カルシウムを含む湧水だそうです。一見、水深の浅い池に見えますが、意外にも水深は約4メートルもあるのだとか。思わず騙されそうになります。
長寿の水として有名で、1杯飲めば1年、2杯飲めば2年と伝わるのだとか。他にも美肌の水と言われたり、財宝を授かると言われたりと、まさに神の水です。
ちなみに、弁天池の周辺の道路はかなり細くて、車だと対向車とすれ違うのが難しい小道。運転にはご注意ください。
秋芳洞
秋芳洞は、秋吉台の地下に広がる巨大な鍾乳洞。全長は約10キロと全国2位を誇りますが、そのうち1キロが観光用に整備されています。洞内に入るとヒンヤリしますが、四季を通じて17度と安定しているとのこと。
今回の順路は上りコース。最初のあたりは平坦ですが、途中から急な登り坂に。洞内の湿気もあってちょっと汗ばむ感じです。
一方、観光コースの出口側からも入場可能で、その場合は下りコース。ちなみに、今回は途中の黄金柱で折り返しましたが、出口まで行ってしまうと、戻ってくる手段がタクシーくらいしかないのでご注意を。
なお、この秋芳洞はもともと「滝穴」という名前だったのだとか。ところが、昭和天皇が皇太子時代に訪れた時にその名前が話題となり、最終的に「秋芳洞」の名前を賜ったそうです。
名前といえば、この鍾乳洞は「秋芳洞」と書きますが、地上のカルスト台地は「秋吉台」。同じ「あきよし」ですが「芳」と「吉」で字が異なっているので注意が必要です。