ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

萩紀行12 菊ヶ浜で萩にさよならだべこ!

2023年07月23日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行も天候に恵まれて無事に全行程を完了。

萩城下の歴史ある町並みに始まり、日本とは思えない秋吉台や角島の風景を楽しめました。

旅の終わりは老舗旅館でゆっくりしましょう。

こちらは、今回お世話になった宿の一つ。

歴史を感じる和風旅館ですが、なんと大正時代の創業とのこと。

フロントから客室へ続く渡り廊下からは、枯山水の中庭も。

ほー、これは立派なお庭です。

きっと格式の高い宿に違いありません。

温泉と美味しい食事でのんびりくつろげました。

そして、一夜明けていよいよ萩を離れる日。

床の間の障子に差し込む朝日で目が覚めました。

そして、これが朝ご飯。

ベコ 「いただきますだべこ!」

まさに和風旅館の朝ご飯。

味付けも程よい感じで、美味しくいただきました。

ちなみに、こちらが昼間の枯山水の中庭。

実はベコの泊まった客室にもお庭付きでした。

さあ、朝ごはんを食べたら海岸で軽くお散歩です。

ベコ 「うおーっ、菊ヶ浜だべこ!」

そう、ここは萩の海岸である菊ヶ浜

いやー、思いのほかきれいな海ですね!

昨日の角島といい、山口は海がきれいなのでびっくり。

ただ、それよりも気になったのは沖合に浮かぶ小島。

よく見ると、左の二つの島はぺったんこ。

右の島もぺったんこですが、真ん中がポッカリ盛り上がって不思議な形。

実はこれらの島は1万年前に火山活動でできた溶岩の島。

溶岩の粘度が低く、横方向に平らに広がって固まったそうです。

ベコ 「地球の歴史を感じるべこ」

いや、テーブルのようなぺったんこな島は初めてでした。

さて、こちらは菊ヶ浜に面するホテルの庭園からの風景。

ここのホテルにも宿泊したのですが、美しい海岸沿いにある庭園でした。

ぺったんこの島もよく見えます。

さあ、そんなわけでベコの萩紀行はこれで終了!

山口は初訪問でしたが、予想外に大満足のベコなのでした。

そして、お土産は萩名物の萩焼夏みかん

ベコ 「天下の萩焼だべこ!」

かなりのお値段でしたが、思い切って購入。

しかも、夏みかんのおまけ付きです。

ベコ 「ひゃー、デカすぎだべこ〜」

けど味は絶品。感動の夏みかんでした。

さあ、それではお土産を詰め込んで萩を出発する時間です。

またいつかのんびり訪れたいものですね!

おわり

 

<ベコたびinformation>

萩焼

萩といえば「萩焼」が有名ですが、町のあちこちに窯元やお店が並んでいてビックリ。訪問前はあまり意識していなかったものの、旅行中にすっかり萩焼にハマってしまいました。特に、その素朴な風合いや色形は素人ながらも心惹かれ、他の焼き物にはない不思議な魅力を感じましました。

萩焼巡りをしたのは、城下町の中心部の通り沿いにある窯元やお店屋さん。店先に並ぶ様々な萩焼を見ているとあっという間に時間が経ち、すっかり旅行の予定が狂いました。

そんな萩焼ですが、素地は萩周辺で取れる土に、萩特有の釉薬を調合して作られているそうです。土の風合いの「枇杷釉」、白さが印象的な「白萩」、ピンク色できめの細かい「姫萩」などがあるそうです。

そして、萩焼最大の特徴が「萩の七化け」と言われる色合いの変化。萩焼は低温で焼くため、表面に細かいヒビ割れができるそうです。そのヒビ割れを「貫入」と呼び、そこにお茶などの成分が染み込み、色合いが変化してくるのだそうです。

店舗では、新品の萩焼と使い込んだ萩焼を並べて見せてくれたのですが、驚くほど色が違うのでビックリ。購入した萩焼がいずれ七化けする日が楽しみです。


 


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萩紀行11 角島大橋で絶景ドライブだべこ!

2023年07月16日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行もいよいよ終盤の5日目。

本日も萩からちょっと足を伸ばしてやってきたのはここ!

そう、テレビCMなどで有名な角島大橋です!

ベコ 「うおーっ、絶景だべこ!」

いやー、絵になる風景ですな。

コバルトブルーの海を疾走する海上道路なのです。

それではさっそくベコも横断です!

角島はこじんまりした小さな島。

島内に入ると程なくして西端の角島灯台に到着です。

ベコ 「角島灯台だべこ」

そして、近くの展望台に登ると広がるのが、こちらの風景。

ベコ 「うおーっ、不思議な海の色だべこ!」

そう、コバルトブルーの青い海が一望できるのです。

ひょえー

ひょえー

ひょえー

まるで日本とは思えない、美しい青い海にビックリ。

灯台の周辺は公園として整備されていて、歩くことができる様子。

ちょっと降りて歩いてみましょうか。

ほうほう、なんだか西洋風の庭園です。

うん、観光客も絵になりますな。

雲ひとつない青空にベコも感動です。

ベコ 「感動の角島だべこ!」

皆さん、潮風に吹かれて気持ちよさそう。

萩から足を伸ばして来てよかったです!

とはいえ、

この日は観光客が殺到して大混雑の角島。

もう一箇所のビーチを訪れてから、早々に撤退したのですが…

激しい車の渋滞に巻き込まれることに。

美しい小島でしたが、島を脱出するのに疲弊した1日でした。

どうやら、角島を訪れるなら休日を避けるのが良さそうです。

ということで、長かった萩紀行はこれですべて完了。

明日はいよいよ萩を離れる日です!

つづく

 

<ベコたびinformation>

角島と角島大橋

角島(つのしま)は山口県の西北端に浮かぶ小島。2つの岬がツノを持つような形から、角島と名付けられたとの話も。周囲はコバルトブルーの美しい海に囲まれ、テレビCMなどで有名な角島大橋を渡ります。

角島大橋は全長1,780mとかなりの長さ。開通した2000年当時、無料の橋としては最長でしたが、その後沖縄の古宇利大橋や伊良部大橋などに抜かれました。

角島大橋を見渡せる絶景スポットは、海士ヶ瀬公園にある展望台。角島大橋の本土側にあり橋の全景が見渡せます。橋を渡る前にぜひ一望したいところです。

その後、訪れたのは角島灯台。明治初期に「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人技師・ブラントンによって建てられたそうです。高さは約30mで、なんと御影石造り。105段の階段で上まで登ることができ、重要文化財だとか。

そして、角島にある美しい二つの海岸は、角島大浜海水浴場とコバルトブルービーチ。いずれも美しい海と白い砂浜のコントラストが楽しめます。

なお、大浜海水浴場には、2005年に公開された映画『四日間の奇蹟』で使われたセットの礼拝堂があり、撮影スポットになっているようです。

角島の大渋滞

そんな角島訪問の課題は車の大渋滞で、最大のネックは角島大橋の入口付近のT字路。県道275号線を走って北と南の2方向から来た車が合流しますが、角島大橋は片側一車線のため、両側から来た車をさばききれないのです。

加えて、橋を渡る前に全景を眺めようとする観光客の駐車場待ちが相まって、大混雑になります。おかげで大幅に当日の予定が狂ってしまいました。

帰りはこの逆で、角島大橋を降りた後、北と南に向かう車の左折と右折が交錯して、橋の上が大渋滞になるのです。

帰りの渋滞は橋の上だけでなく、なんと島の中央部まで続く恐るべき長蛇の渋滞に。渋滞が始まってからでは手遅れになるので、早めの帰り支度が重要と痛感しました。

今回は渋滞が始まって慌てて帰り始めたのですが、メイン道路の276号線を右折して、島の南岸を走る道路を通り大渋滞をショートカットするルートを発見。

漁港を経由して角島大橋に合流し、時間短縮することができてラッキーでした。最悪ケースの時のご参考にしてください。


 


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萩紀行10 秋吉台で風を感じろだべこ!

2023年07月09日 | ベコの萩紀行2022

萩から足を伸ばして秋吉台をハイキング中のベコ。

展望台エリアを歩いた後、ちょっと離れた長者ヶ森エリアにやってきました。

ベコ 「緑豊かだべこ!」

ここは羊の石はまばらで、緑の草原が広がっているエリア。

展望台エリアと比べると観光客もほとんどいません。

そんな緑の台地にもハイキングコースが続いているのです。

ベコ 「前進あるのみだべこ!」

なだらかな斜面が心地よい風景です。

山の斜面には羊の石がコロコロ。

ここらへんはゴロゴロ状態です。

そんな緑の台地を風が吹き抜けて、ハイキングの足取りも軽快。

自然と一体になれる場所なのです。

さて、遊歩道を進むと現れたのは長者ヶ森

ここは源平合戦で敗れた平家の落武者が移り住んだ場所なのだとか。

ベコ 「こんもりだべこ!」

うーむ、なるほど

ベコ 「秘密基地だべこ!」

子供が喜んではしゃぎそうですね。

落武者はここでひっそりと身を隠したのでしょうか?

さて、そろそろ出発の時間が来たようです。

長者ヶ森を後にして、ライダーとカルストロードを並走していると…

むむむ

再び左右に羊の石がモコモコしてきたではありませんか!

さすがカルストロード。

ちょっとばかり車を路肩に停めて、谷間を覗き込んでみると、

ベコ 「ひょえー、ここもカルストの谷間だべこ!」

いやー、秋吉台はホントに広大な台地ということがわかります。

どうやら、1日かけてじっくり訪れる場所だったかも。

ということで、後ろ髪を引かれる思いですが、秋吉台はここまで。

宿に戻ってゆっくり温泉に浸かりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

秋吉台のトレッキング

広大な秋吉台ですが、幾つものトレッキングコースが整備されているのも嬉しいところ。青空のもと緑のカルスト台地を意気揚々と歩くのはこの上なく爽快です。

ホームページにもトレッキングマップがあるので、あらかじめ調べておくとよさそう。ただ、どの場所が絶景ポイントなのかとか、歩きやすさなどがよく分からず少し困りました。もう少し情報が欲しいところです。

その中で一番お手頃なのが、前回ご紹介したカルスト展望台コース。展望台から若竹山までなら片道15分程度。その先まで足を伸ばしたいところでしたが、今回は時間がなくて残念でした。

一方、今回ご紹介した長者ヶ森コースは緑の多い風の大地。しっかり歩くと3時間近くかかるようですが、今回は中心部を30分ほど。秋吉台でトレッキングを楽しむなら、1日かけてじっくり訪れる必要があると痛感しました。

なお、展望台の周辺にはちょっとした売店やトイレもあるので、トレッキングの拠点としては便利。長者ヶ森の起点には駐車場とトイレがあります。


 


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萩紀行9 秋吉台は羊がゴロゴロだべこ!

2023年07月02日 | ベコの萩紀行2022

萩紀行で、ちょっと足を伸ばして秋芳洞を訪問したベコ。

鍾乳洞を出ると外はやはりいいお天気。

日差しが強くてちょっと暑いですね。

そして、次に訪れたのはこちらの展望台!

ここからの眺めこちらです!

バーン

ベコ 「うおーっ!」

バーン

ベコ 「うおーっ!」

そう、これが有名なカルスト台地・秋吉台です!

広大な緑の大地に羊の群れのようなモコモコが点在。

日本とは思えない不思議な光景が広がっているのです。

ひょえー

ひょえー

ひょえー

これはすごいですね。言葉もありません。

しかも、大地の中には遊歩道があちこちに伸びています。

ベコも感極まって絶叫です。

ベコ 「絶句だべこ〜!」

よく見ると、台地の真っ只中を道路が通っています。

これは通称・カルストロード

カルスト台地の中を走る爽快なドライブコースなのです。

さあ、ベコもちょっと遊歩道を進んでみましょうか。

ベコ 「お手軽ハイキングだべこ!」

羊のような石を横目に、てくてく歩いていきましょう。

いやー、これは爽快!

なだらかな斜面の中に伸びる遊歩道。

ごろごろ転がっている石を眺めながらてくてくです。

観光客も思い思いにお散歩中。

先ほどの秋芳洞とは対照的ですね。

不思議な光景に不思議な気持ちですが、気持ちの良さは格別。

場所を移してさらにハイキングを続けましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

秋吉台

萩から車で1時間強、山口県の中西部に広がるのが日本最大のカルスト台地・秋吉台。展望台へ登るといきなり広がる絶景に感動します。草原がどこまでも続く緑の大地で、羊のような白い岩がゴロゴロ。日本とは思えない不思議な景観です。

展望台を起点にトレッキングコースがいくつか伸びており、思い思いにお散歩できます。なだらかな土地で、上り下りもあまりないので楽ちんです。

ちなみにカルスト台地とは、水に溶けやすい石灰岩が雨などに侵食されてできた地形。秋吉台の始まりはなんと3億5千年前の太平洋で、赤道付近にできたサンゴ礁なのだそうです。

サンゴ礁はやがて石灰岩となり、時間の経過とともに堆積。石灰岩の厚みは500〜1,000mに及び、それが途方もない時間をかけて、プレートの移動とともに日本にやってきたのです。

その後、プレートの隆起によって石灰岩が地表に出てきたのが羊のような岩石。かつては海の中にあったため、海中生物の化石も見られるのだとか。地球のダイナミズムを感じる風景です。

ちなみに、秋吉台には所々窪んだ場所があり、これは「ドリーネ」。石灰岩が侵食されて鍾乳洞ができる過程で地面が陥没したもの。誤って落ちたら上がってこれないのだとか。これは恐怖です。

一方、秋吉台の真ん中を走る県道242号線が通称「カルストロード」。秋吉台の不思議な岩の風景を眺めながらドライブできるコースです。とても快適なのでおすすめです。


 


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萩紀行8 足を伸ばして弁天池から秋芳洞だべこ!

2023年06月25日 | ベコの萩紀行2022

ベコの萩紀行は4日目。

今日は萩からちょっと足を伸ばして秋吉台方面へまいりましょう!

秋吉台へ向かう途中、まず立ち寄ったのは別府弁天池

ほー、透明度の高いエメラルドグリーンの池ですね。

ベコ 「神秘の弁天池だべこ!」

ここは別府厳島神社という神社の境内。

神秘的な池の色にしばし感嘆です!

なんと湧水なのだそうです。

ベコ 「透き通っているべこ」

うん、不思議な湧水ですね。

ちなみに、この湧水は飲めるそうで、給水用の場所もありました。

さて、弁天池を後にしてやってきたのはここ!

ベコ 「秋芳洞に到着だべこ!」

秋吉台の地下に広がるのがご存じ秋芳洞

国内2位の大きさという巨大な鍾乳洞なのです。

そして、これがその入口。

約1キロほどが観光コースとして整備されているのです。

それでは満を持して潜入しましょう。

ベコ 「いざ潜入だべこ!」

内部に入ると巨大な空間が広がっていました。

ほー、さすが鍾乳洞。

ちょっとヒンヤリします。

そして、順路を進むと現れたのはこちら。

これは百枚皿

まさに見た通りですが、不思議な光景ですね。

一方こちらは、洞内にある小高い丘のような場所。

洞内富士と呼ばれている小さな富士山です。

てくてく進むと、再び巨大な空間が出現。

ベコ 「ちょっと蒸し蒸しだべこ」

ここは千町田

温度は低めですが、湿気が蒸し蒸しです。

ここらへんから階段を登って進みます。

これは傘づくし

鍾乳洞のツララですが、なんとも奇妙な光景ですね。

さあ、そんなこんなでやってきたのがこちら。

秋芳洞のシンボルとして有名な黄金柱です。

いやー、天井まである巨大な柱です。

観光客も圧倒されてました。

さて、鍾乳洞はこの先も続くのですが、時間の関係で秋芳洞の見学はここまで!

来た道を折り返して、地上の秋吉台に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

弁天池

透き通るようなコバルトブルーが印象的なのがこちらの池。古くからある湧水で「名水百選」にも選ばれているそうです。湧水量は毎分11トンにも及ぶのだとか。

ここらへんも秋吉台のカルスト台地の一部で、カルシウムを含む湧水だそうです。一見、水深の浅い池に見えますが、意外にも水深は約4メートルもあるのだとか。思わず騙されそうになります。

長寿の水として有名で、1杯飲めば1年、2杯飲めば2年と伝わるのだとか。他にも美肌の水と言われたり、財宝を授かると言われたりと、まさに神の水です。

ちなみに、弁天池の周辺の道路はかなり細くて、車だと対向車とすれ違うのが難しい小道。運転にはご注意ください。

秋芳洞

秋芳洞は、秋吉台の地下に広がる巨大な鍾乳洞。全長は約10キロと全国2位を誇りますが、そのうち1キロが観光用に整備されています。洞内に入るとヒンヤリしますが、四季を通じて17度と安定しているとのこと。

今回の順路は上りコース。最初のあたりは平坦ですが、途中から急な登り坂に。洞内の湿気もあってちょっと汗ばむ感じです。

一方、観光コースの出口側からも入場可能で、その場合は下りコース。ちなみに、今回は途中の黄金柱で折り返しましたが、出口まで行ってしまうと、戻ってくる手段がタクシーくらいしかないのでご注意を。

なお、この秋芳洞はもともと「滝穴」という名前だったのだとか。ところが、昭和天皇が皇太子時代に訪れた時にその名前が話題となり、最終的に「秋芳洞」の名前を賜ったそうです。

名前といえば、この鍾乳洞は「秋芳洞」と書きますが、地上のカルスト台地は「秋吉台」。同じ「あきよし」ですが「芳」と「吉」で字が異なっているので注意が必要です。


 


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