ベコの萩紀行は城下町をお散歩中。
大通りを歩いても古い町並みが印象的です。
車道の両脇にも歴史を感じる建物が並んでいるのです。
これは年季の入った格子窓。
一方、こちらは新しく作られた格子窓のようです。
そして、有名なのがこちらの菊屋横丁。
かつての豪商・菊屋家のなまこ壁のある通りです。
萩の町風景としても有名ですが、これがその菊屋家住宅。
建物の柱も古そうですな。
建物が当時のまま保存されているようなので、ちょっと見学してみましょう!
ということでお邪魔してみると…
ベコ 「お座敷は広々だべこ!」
おー、お座敷から見える中庭もなかなか。
配置も良く、丁寧に整備された中庭です。
ここで商談にいそしんだのでしょうか。
お屋敷の内部にはかつての帳場もそのまま。
ふむふむ
ふむふむ
お、よく見ると伊藤博文から贈られた柱時計ですね。
高価そうな食器も並びます。
それでは、家屋を出て広いお庭に進みましょう。
入口はこちらです。
庭園に続く路地を進みます。
視界がパッと開けて、広いお庭に出ました。
ベコ 「豪商の大庭園だべこ!」
背の高い松をはじめ、いろいろな植木がありますね。
高価な食器でお茶会などが催されたのでしょうか。
そして、ひときわ目を引くのがこちらの大木。
あまり見ない葉っぱですが、なんという木なのでしょう?
いやー、ベコもすっかり豪商気分。
終日、城下町を歩き回ってちょっと疲れたかな。
ということで、今日のところはここまで。
萩焼のお店をゆっくり見ながら、宿に戻りましょう。
つづく
<ベコたびinformation>
菊屋家住宅
有名ななまこ壁のお屋敷は菊屋家住宅。主屋や複数の蔵などが国指定重要文化財にも指定されています。
敷地は約2,000坪とのことで、広大なお屋敷とお庭にビックリ。毛利藩の賓客をもてなす迎賓館としても使われたそうです。萩観光でぜひ訪れたいところ。
主屋は江戸初期の建築らしく築400年とも。これだけ大規模な町屋としては、国内でもかなり古いそうです。内部には様々な美術品や古書、生活用具などが展示されており興味深く見学できます。
そんな菊屋家はもともとは武士だったそうですが、藩主・毛利輝元のもとで有力町人として町づくりに尽力した豪商だそうです。
なお、菊屋家のなまこ壁が見える通りは「菊屋横丁」と呼ばれ、雰囲気のある通りとして「日本の道100選」に選ばれています。通り沿いには高杉晋作の生家もあり雰囲気満点です。