ベコの紅葉巡りで蔵王を訪れているベコです。
ドッコ沼でお弁当を食べたら、トレッキングを再開です!
ベコ「よし、ふたたび出発だべこ!」
時間はちょうど午後1時。
ドッコ沼近くの蔵王スカイケーブルの中央高原駅から、温泉街まで紅葉の森を歩いて下山するのです。
蔵王中央高原は落葉気味でしたが、このあたりは紅葉がちょうど見頃。
少し標高が下がるときれいな紅葉が楽しめるようです。
うん、前方の山は紅葉に包まれていますな。
下ってきた道を振り返ると、上の方にはロープウェイの駅。
山腹の森もすっかり色づいています。
ちなみに、このルートはどうやらスキーのゲレンデ。
かなりの急勾配で、気をつけないと転げ落ちそうです。
お、視界が開けて眺望が広がりました。
ほー、あれはおそらく山形盆地。
周囲を山に囲まれた地形がよく分かります。
一方、ゲレンデ周辺の山並みもきれいに見えます。
山が赤く色づいています。
よく見ると、あの山は岩がゴツゴツの山塊のようです。
あとで調べたところ、どうやらあれは瀧山。
蔵王の街を見下ろす堂々たる山です。
さて、ゲレンデをどんどん降りてきました。
周辺の紅葉も素晴らしいですね!
ほー
はー
ふー
そして、下りの急坂はまだまだ続きます。
そろそろベコの脚も震え始めた感じ。
トレッキングポールがなかったら完全に膝を痛めること必至です。
その一方で紅葉は見頃。
喜んでいいのかどうか悩ましいところです。
あまり急がず、写真を撮りながらゆっくり下りましょう。
それにしても、このコースはほとんど人がいません。
1組のハイカーに追い越されましたが、周囲は静寂そのもの。
静かに紅葉を満喫するにはよいコースかも。
そうこうしているうちに、膝はガクガク、ふくらはぎはピクピクに。
もう限界かと思われた時、ようやく温泉街が見えてきました!
ベコ「はあはあ、ようやく温泉街だべこ!」
おおっ、たしかに温泉街です。
いやー、こんなに急な下り坂とは思いませんでしたが、なんとか無事に下山。
ベコ「危機一髪だべこー!」
と言いながら、実はここから宿までさらに急な坂道が続いたのでした…。
恐るべし、蔵王の急勾配!
油断禁物です。
とりあえず、今日のところは宿の温泉で足腰の疲れを癒しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
蔵王スカイケーブルの下山道
鳥兜山からドッコ沼までのルートは全体的に落葉して紅葉がイマイチだったため、蔵王スカイケーブルのハイキングコースで温泉街まで下山することにしました。
鳥兜山の展望台から見ると山の中腹あたりが紅葉していたため、下山すればどこかで紅葉見頃のエリアに出るだろう、との読みです。
ところがこのコース、歩き始めてみると想像を絶する急勾配。気を抜くと転がり落ちそうな驚愕の坂道でした。トレッキングポールがあったため助かりましたが、なければ転倒必至、膝を痛める地獄のルートでした。
一方、お目当ての紅葉ですが、まあ、そこそこといったところ。写真ではいい具合に木々も色づいていますが、紅葉のボリューム感はもう少し欲しいところでした。
赤く色づいた紅葉のど真ん中を突っ切るコースかと期待したのですが、紅葉エリアから少し外れていたようで残念でした。
ちなみに、このコースは蔵王スカイケーブルのふもと、上の台駅近くの温泉神社に出ます。意外と風情のある神社なので立ち寄るのもオススメ。
ただ、そこから温泉街まで降りるにはさらに下りの道路で、宿に着いた時には足腰がガクガクでした。