ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

湖東三山8 百済寺で今年の紅葉にサヨナラだべこ!

2021年12月26日 | 秋の紅葉巡り(西日本)

滋賀・湖東三山百済寺を訪問中のベコ。

裏山の遠望台で比叡山を眺めたら、さらに先に進みましょう。

右も左も紅葉だらけです。

いやー、これは言葉もありませんね。

ほー

はー

ふー

遊歩道を見下ろすと、別の遊歩道もあるようです。

あちらは黄色やオレンジ色の紅葉ですね。

さて、遊歩道を進むと、裏山を抜けて再び石段が現れました。

ひゃー、いったいどこまで登るのでしょうか!?

ホントに息も絶え絶えです。

ベコ 「もう、勘弁してくれだべこ〜」

いやはや、参拝するのもまさに修行。

簡単にはお参りさせてもらえないようです。

すると、

おっ

なんと、

山門には巨大なわらじが!!

この山門は仁王門

わらじは仁王様に奉納されたものだとか。

その仁王門を過ぎてもさらに石段。

はたして本堂に辿り着くことができるのでしょうか?

ベコの気持ちが折れかけたそのとき、

あったー!!

ようやく本堂に到着したようです。

いやー、長い道のりでしたがこれが百済寺の本堂

多くの参拝客は途中で断念するためか、人も少なく意外と静か。

思いのほかひっそりとしています。

大伽藍にしては、意外なゴールでしたね。

さあ、それでは百済寺まいりもこれでおしまい!

延々と登ってきた参道を再び降りましょう。

入口付近では、参拝客が写真撮影に殺到中。

それにしても意外と時間のかかった湖東三山巡り。

途中で金剛輪寺をパスしたのも心残りでした。

できれば再び訪れたいものですね。

    

ということで、今年の紅葉巡りはこれでおしまいです!

ようやく外出できるようになってきましたが、来年も美しい紅葉が見られるといいですね。

湖東三山の余韻を味わいながら、おうちに帰りましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

仁王門と本堂

庭園の裏山を過ぎると再び石段が続き、巨大わらじのある仁王門に。この門には仁王様がおり、もともとわらじも仁王様の足と同じ大きさで普通のサイズだったそうです。

ところが、参拝客が健康と長生きを願ってわらじに触れるようになったため、触りやすいように徐々に大きいものが作られるようになったのだとか。びっくり仰天です。

仁王門を過ぎて石段を上るとようやく本堂に到着。重要文化財とのことですが、寺院全体の広大さに比べると本堂そのものはあっけない印象。しかし、参道の奥まったところにひっそりと建っていて趣深い本堂です。

ここまで登るとさすがに息が切れます。しかし多くの参拝客は遠望台で折り返して帰るため、賑やかな団体客もおらず静かにお参りできるのでホッとします。

本堂からは下りの石段を降りるのですが、受付近くの表門まで戻ることできます。ここから最初の赤門までさらに下りの石段が続き、帰りも意外と時間がかかります。

なお、同じ坂道の大寺院ではありましたが、西明寺よりも百済寺の方が距離がありそう。急がずのんびりてくてくお参りするのが大切ですね。


 


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湖東三山7 百済寺は天下遠望の名園だべこ!

2021年12月19日 | 秋の紅葉巡り(西日本)

滋賀・湖東三山百済寺を訪問中のベコ。

本坊・喜見院の庭園から裏山に登ってみました。

すると…

ひゃーっ

ここ、これは!

錦のような紅葉ですね!

西明寺では少し晴れ間がのぞいたものの、再び雲が出てきたのは残念。

けど、素晴らしい紅葉に度肝を抜かれます。

ほー

はー

ふー

お堂の屋根が見える高さになりました。

屋根瓦にかかる真っ赤な紅葉です。

うーん、これは素晴らしい。

言葉もありません。

裏山の遊歩道を並んで歩きましょう。

行儀よく順番に進みます。

周囲は赤や黄色の紅葉でいっぱい。

夢のような遊歩道ですが、

転ばないよう、足元に気をつけて歩きます。

そして、しばらく進むと

お、木々が途切れて、ちょっとした空間に出たようです。

そう、ここは

天下の遠望台なのです!

ベコ 「出たーっ、絶景の見晴らしだべこ!」

といいながら、すっかり雲に覆われてしまい残念です。

晴れていれば、ここから比叡山や琵琶湖まで見えるのだとか。

いやー、残念。

…と思っていたら、

ん?

うっすらと見える山影は比叡山のようです。

さて、天下の遠望台でひと休みしたら、最後のひと踏ん張り。

頑張って山頂の本堂を目指しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

天下遠望の名園

喜見院の裏山に登ると、そこは美しい錦のような紅葉が見頃でした。右も左も紅葉で、ため息まじりで歩いて行くことに。

そして、紅葉のトンネルを抜けると、琵琶湖や比叡山を望む遠望台。かなり山奥に入ってきたと思っていたので、これほど開けた風景が見られるとは驚きました。

あいにくの曇りで今ひとつ見通しは良くありませんでしたが、晴れていればかなりの絶景を想像させる場所。一度は訪れたいところです。

ちなみに、多くの参拝客はこの遠望台まで来たら引き返すようで、さらに先へ進む人は少ない模様。たしかに延々と上り坂を歩いて裏山を登ると、そろそろ疲労も限界。

しかし、せっかくここまで来たのですから、ぜひ本堂までお参りしたいところ。頑張って先へ進みましょう。


 


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湖東三山6 百済寺も鮮やか紅葉だべこ!

2021年12月12日 | 秋の紅葉巡り(西日本)

滋賀・湖東三山百済寺で紅葉巡り中のベコ。

延々と続く坂の参道を進むと、ようやくお寺の入口に到着しました。

ほーっ、オレンジ色の紅葉が感動的です。

それでは境内に入りましょう。

参拝客がたくさん並んでいます。

そう、ここは百済寺の本坊・喜見院

行列に並んで、建物の脇を通り抜けて進みます。

ん?これは狛犬ならぬ狛フクロウでしょうか。

そして、中へ進むと立派なお庭に出ました。

ほーっ

これまた素敵なお庭ですね!

大きな池を中心に苔と石と紅葉が配置された庭園です。

裏山の紅葉も美しいですね〜。

皆さん、お堂の縁側に腰掛けてじっくり鑑賞中。

庭の池の周りには、ぐるりと遊歩道があります。

ちょっと歩いてみましょう。

このもみじはまさに見頃。

鮮やかですねー。

建屋にかかる紅葉の葉っぱが趣深いです。

ほー

はー

ふー

なるほど、これは素晴らしい庭園です。

ところで、このお庭の素晴らしさはこれだけではなかったのです。

それは、裏山に続く遊歩道を進むと分かるらしいのですが、

とりあえず皆さんについて進んでみましょう。

鮮やかな赤い紅葉です。

うーん、真っ赤です。

裏山で紅葉探検隊ですな。

いやはや、ただごとではない雰囲気。

この先、いったいどんな光景が現れるのか期待が高まります。

それでは、引き続き裏山を奥へと進んでいきましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

本坊・喜見院

参道を半分くらい登ったところでようやく入口の山門に到着。受付で料金を払って入るとそこは本坊・喜見院。国の登録文化財で、阿弥陀如来を祀っているそうです。

その立派な庭園と紅葉は必見。庭園は池の周りに遊歩道が造られている池泉式回遊庭園。園内には多くの石が配されるとともに、飛び石を伝って池を渡るなどの遊び心もくすぐられます。

配置されている石は百済寺の敷地である山中から持ってきたものだそうですが、観音様をはじめ様々な菩薩様に見立てて置かれているようです。

ちなみに、この喜見院で不思議なのが二つ。一つは庭園の入り口付近にあるフクロウ。地元の窯元で作られたようですが、なぜフクロウなのでしょう?

そして、もう一つが「本堂」と「本坊」の違い。百済寺の「本堂」は山頂近くにあるのですが、「本坊」との違いが気になります。調べてみると本坊は「住職の居所」との説明もありましたが、実際は阿弥陀様を祀っているそうです。


 


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湖東三山5 百済寺も地獄の坂道だべこ!

2021年12月05日 | 秋の紅葉巡り(西日本)

滋賀・湖東三山で紅葉巡り中のベコです。

見頃には少し早かったものの、素晴らしい紅葉を堪能中!

そして西明寺を後にして、次に訪れるのは金剛輪寺

のはずでしたが…

西明寺で時間を超過したため急遽予定を変更。

結局、ベコが訪れたのは、

ベコ 「百済寺だべこ!」

金剛輪寺はパスして、湖東三山最奥の古刹・百済寺です!

うっそうとした森の中にある赤門がスタートの目印。

赤門をくぐり抜けるとそこは、

ひょえー

もしかして、ここもまた広大な敷地なのでしょうか!?

参道を歩き始めてほどなく現れるのが極楽橋

どうやらまだ葉っぱは青いようですが、

この橋を過ぎると少しずつ色づいてました。

ほー

はー

ふー

参道を進むにつれて鮮やかな紅葉が広がり始めたのです。

おー

おー

なかでも素晴らしいのがこの紅葉。

うわーっ

燃えるような紅葉が頭上に広がります!

一方、こちらは黄色とオレンジの葉っぱ。

百済寺の参道はめくるめく錦繍の紅葉ロードでした。

ところが!

西明寺と同様、百済寺も山腹に造られた大寺院。

てくてく坂道を歩いても、一向に本堂が現れません…。

もしや、再び坂道の洗礼でしょうか?

不吉な予感が頭をよぎります。

けど、周囲の色鮮やかな紅葉に気分は高揚。

ハアハアゼエゼエ

ハアハアゼエゼエ

ハアハアゼエゼエ

そんなこんなで、ようやくお寺の入口が見えてきたようです。

いやー、ここまで来るのにこれまた体力を消耗。

めげずに先に進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

百済寺

湖東三山のひとつ百済寺の創建は飛鳥時代。近江最古のお寺で、なんと聖徳太子の命により建てられたのだとか。

もともとは大陸から来た渡来人のためのお寺だったようで、朝鮮半島にあった百済のお寺を模して作られたそうです。お寺の名前が「百済寺」ということからもうなずけます。

訪れたのは西明寺と同じ2019年の11月24日。ネット情報では紅葉が「見頃」となっていましたが、場所によっては色づきも半ばで緑も多く、ピークは翌週と言ったところ。ただ、観光客がほどほどだったのは助かりました。

そんな百済寺ですが、ここも山の斜面に作られた広大な大寺院。敷地に入ると素晴らしいの一言で、これほど立派な寺院があったのかと感動します。お寺といえばお隣の京都ですが、滋賀にもこれだけの寺院があるとはびっくり仰天。

とはいえ、本堂まで延々と続く石段はまさに修行。覚悟と体力が必要です。寺院全体の見学の所要時間はおよそ1時間で、撮影するなら1時間半くらい。じっくりと訪れたい名刹と感じました。


 


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湖東三山4 西明寺に光差すだべこ!

2021年11月28日 | 秋の紅葉巡り(西日本)

滋賀県・湖東三山西明寺を訪問中のベコです。

蓬莱園から順路に沿ってさらに進むと、

雲が切れて、陽が照ってきたようです。

おー、これは美しいですね。

苔庭にも陽が差してきました。

美しい苔と木立の影。

やはり紅葉に陽が当たると美しいですね。

そして、苔庭を進むと!

おおおっ

そこには真紅の紅葉が!

ひょえー!

ひょえー!

こ、これはすごい!

歩き続けて、どうやら山頂の本堂エリアに出たようです。

いやー、ようやく到着ですね。

ちなみに、西明寺の本堂は国宝指定第一号なのだとか。

本堂前には真っ黄色のもみじが見頃です。

そして、こちらも国宝指定の三重塔。

立派な建物です。

そんな本堂周辺も紅葉は見頃。

写真を撮る参拝客が目白押しです。

皆さん、シャッターを押す指が止まりませんな。

いやー、思いのほか広い敷地で、すっかり予定時間を過ぎてしまいました。

しかし、ここからふもとに戻るのもまた大変!

延々と登ってきた参道をまた下っていかないといけません。

ひゃー、こりゃ大変!

シャトルバスの時間に間に合うよう、早足でいきましょう。

といいながら、美しい紅葉につい足が止まってしまいます。

あせあせ

あせあせ

あせあせ

そんなこんなで、ようやく下山完了です。

いやはや、ベコもちょっと焦りましたね。

ベコ 「ふー、想定外の時間超過だべこ!」

果たして、無事に湖東三山を訪問できるのでしょうか?

それでは、シャトルバスで次のお寺に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

西明寺の国宝

蓬莱庭を過ぎてさらに石段を登ると、ようやく山頂の本堂エリアに到着。ここには本堂や三重塔がありましたが、残念ながら見学時間はなし。

本堂も三重塔も国宝で、鎌倉時代の建物。いずれも釘を使用せずに建築されているとのこと。 本堂の屋根は檜皮葺きで、三重塔は総檜造。三重塔の内部には法華経などの世界を描いた極彩色の壁画があるそうですが、残念ながら見学できず。

また、本堂前の山門は「二天門」と言われ、こちらは室町時代のもので重要文化財。ここから下りの石段が続いており、てくてくと参道を降りることになります。

急な坂道ですが、足に自信のない方には迂回路としてなだらかな下り坂があるので、そちらも一案です。

いずれにしても、予想以上に広大な敷地の大寺院でビックリ。見学時間は余裕を持って計画した方が良さそうです。


 


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