滋賀・湖東三山の百済寺を訪問中のベコ。
裏山の遠望台で比叡山を眺めたら、さらに先に進みましょう。
右も左も紅葉だらけです。
いやー、これは言葉もありませんね。
ほー
はー
ふー
遊歩道を見下ろすと、別の遊歩道もあるようです。
あちらは黄色やオレンジ色の紅葉ですね。
さて、遊歩道を進むと、裏山を抜けて再び石段が現れました。
ひゃー、いったいどこまで登るのでしょうか!?
ホントに息も絶え絶えです。
ベコ 「もう、勘弁してくれだべこ〜」
いやはや、参拝するのもまさに修行。
簡単にはお参りさせてもらえないようです。
すると、
おっ
なんと、
山門には巨大なわらじが!!
この山門は仁王門。
わらじは仁王様に奉納されたものだとか。
その仁王門を過ぎてもさらに石段。
はたして本堂に辿り着くことができるのでしょうか?
ベコの気持ちが折れかけたそのとき、
あったー!!
ようやく本堂に到着したようです。
いやー、長い道のりでしたがこれが百済寺の本堂。
多くの参拝客は途中で断念するためか、人も少なく意外と静か。
思いのほかひっそりとしています。
大伽藍にしては、意外なゴールでしたね。
さあ、それでは百済寺まいりもこれでおしまい!
延々と登ってきた参道を再び降りましょう。
入口付近では、参拝客が写真撮影に殺到中。
それにしても意外と時間のかかった湖東三山巡り。
途中で金剛輪寺をパスしたのも心残りでした。
できれば再び訪れたいものですね。
ということで、今年の紅葉巡りはこれでおしまいです!
ようやく外出できるようになってきましたが、来年も美しい紅葉が見られるといいですね。
湖東三山の余韻を味わいながら、おうちに帰りましょう!
おわり
<ベコたびinformation>
仁王門と本堂
庭園の裏山を過ぎると再び石段が続き、巨大わらじのある仁王門に。この門には仁王様がおり、もともとわらじも仁王様の足と同じ大きさで普通のサイズだったそうです。
ところが、参拝客が健康と長生きを願ってわらじに触れるようになったため、触りやすいように徐々に大きいものが作られるようになったのだとか。びっくり仰天です。
仁王門を過ぎて石段を上るとようやく本堂に到着。重要文化財とのことですが、寺院全体の広大さに比べると本堂そのものはあっけない印象。しかし、参道の奥まったところにひっそりと建っていて趣深い本堂です。
ここまで登るとさすがに息が切れます。しかし多くの参拝客は遠望台で折り返して帰るため、賑やかな団体客もおらず静かにお参りできるのでホッとします。
本堂からは下りの石段を降りるのですが、受付近くの表門まで戻ることできます。ここから最初の赤門までさらに下りの石段が続き、帰りも意外と時間がかかります。
なお、同じ坂道の大寺院ではありましたが、西明寺よりも百済寺の方が距離がありそう。急がずのんびりてくてくお参りするのが大切ですね。