ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

春のお花見散歩33 石山寺は意外と山深いべこ!

2019年04月28日 | 春のお花見散歩(西日本)

春のお花見散歩は、滋賀県・石山寺に来ています。

それでは、いよいよ広大な敷地の中に足を踏み入れましょう!

    

ここ石山寺の境内は山の斜面に沿って広がっています。

そんな参道をてくてく歩いていくのです。

山の斜面に咲く桜も満開。

一段と参拝客もまばらになって、のんびりお花見が楽しめます。

ベコ 「月見台だべこ!」

眺めの良い高台にはお月見用の東屋があります。

周囲に広がる山並みと桜を一望できるスポットです。

ここの桜もワサワサですね。

平安貴族の皆さんは、さぞかし風流なお月見を楽しまれたことでしょう。

さて、

さらに山中をてくてく登っていくと、大きなお堂が見えてきました。

参道としてはここらがほぼ最高地点。

けっこう汗をかきました。

振り返れば山の斜面には桜の木々。

ほー、山桜でしょうか?

参道の周囲も桜に囲まれています。

うん、気持ちのいいお花見散歩です。

ピンクの枝垂れ桜がはんなりとしています。 

ここの桜は可憐な枝垂れ桜ですね。

なんという桜でしょうか?

花びらがヒラヒラしている品種のようです。 

川沿いにあったピンクの枝垂れ桜とはひと味違う印象です。

うん、美しいです!

お堂の脇にも淡いピンク色の枝垂れ桜。

ピンクまみれなのです。 

まさに春らんまん。 

一方、こちらは真っ白な桜がわさわさ。

これは普通のソメイヨシノのようですね。 

お日様を浴びてこちらも元気いっぱい。

いやー、まぶしいですね。 

ちなみに、この大きなお堂は「光堂」というそうです。 

なんと2009年に復元されたもので、企業から寄進されたのだそうです。

ビックリ仰天です。

そして、その下にはなんと紫式部の銅像が!

ベコ 「こんにちはだべこ!」

突如現れたベコに紫式部もビックリ仰天ですね。

いやー、かなり広大な境内をぐるりと歩いたベコ。

混雑とは無縁の桜スポットで、ゆっくり楽しめました。

さあ、今年の桜もここまで。

そろそろ帰りの時間です。

ベコ 「今年のお花見はこれでおしまいだべこ!」

ふたたび川沿いの桜並木を歩いて、のんびり帰ることにいたしましょう。

来年も素敵な桜に出会えるといいですね!

おわり

 

<ベコたびinformation>

石山寺(その2)

石山寺を訪れたのは昨年の4月初旬。ちょうど好天に恵まれて気持ちのいいお花見散歩となりました。

 桜の本数は同じ滋賀県にある三井寺にはかないませんが、それでも十分満足できる桜スポット。ただ、山ひとつ丸ごと桜で覆われている三井寺を先に見てしまうと、ちょっと物足らなく感じるかも。

石山寺の境内は、山の斜面に造られていてかなりのアップダウンがあります。光堂のあたりが参道のほぼ最高地点になりますが、できればウォーキングシューズがおススメ。ちょっと汗はかきますが、気持ちのいいお花見散歩を楽しめます。

ちなみに、山中を歩いていると突如として紫式部の銅像が現れるのでびっくり。どうやら紫式部が石山寺にお参りした際に源氏物語の着想を得たのだとか。なぜ、このお寺で?と思いますが不思議な感じがします。


 


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春のお花見散歩32 石山寺は桜吹雪だべこ!

2019年04月21日 | 春のお花見散歩(西日本)

春のお花見散歩、次にやってきたのは滋賀県・石山寺

西国三十三所のひとつで、紫式部ゆかりのお寺なのだとか。

かなり広い敷地らしいので、しっかり歩きましょう!

    

ということで、

まずは最寄の石山寺駅を降りて瀬田川沿いに出ました。

川ぞいの桜並木がお出迎えです!

ベコ 「瀬田川の桜並木だべこ!」

おー、まさに見ごろですね」

桜と川の組み合わせもなかなかいい感じ。

川沿いにある小さな公園にはピンクの枝垂れ桜。

ほー、これは美しい。

ほのかなピンクが上品です。

川沿いに歩いていくと、ほどなくして石山寺の山門に到着です。

ベコ 「石山寺だべこ!」

さっそく門をくぐって中に入りましょう。

山門を抜けると、そこには満開の桜が見ごろを迎えていたのです。

うん、ここも満開ですね!

屋根瓦にかかる桜が味わい深いですね。

ひゃー、ワサワサですな。

和の心を感じます。

人出もほどほどで参拝客ものんびりお花見。

滋賀県のお花見スポットは、京都と比べると混雑していないのが嬉しいところ。

ゆっくりお花見できるのは大きなメリットです。

さて、

参道を進むとお堂のある広場に出ました。

そこにも立派な桜の木が!

おおっ、これまた素晴らしい桜の木です。

ベコ 「ひゃー、満開だべこ!」

ちょうど見ごろです。

実は、風が吹くとヒラヒラと花びらが舞って桜吹雪になるのですが…

なかなか風が吹いてくれません。

シャッターチャンスを狙ったものの、やむなく断念。

けど、お日様の光を浴びて桜の花も元気いっぱいです。

いやー、初訪問の石山寺ですが、ホント来て良かったですね。

ちなみに、あそこに立っているのは有名な多宝塔。

なんと源頼朝が寄進したものだそうで、日本最古の多宝塔なのだとか。

それにはビックリ。

そして、あの多宝塔を過ぎると、山の斜面に広がる広大な境内に入っていきます。

それでは意を決して石山寺の境内に分け入りましょう! 

つづく

 

<ベコたびinformation>

石山寺(その1)

石山寺は琵琶湖から流れる瀬田川沿いにあり、伽藍山のふもとに広がる真言宗の大本山です。

創建は奈良時代とのことで、ご本尊の観音様は京都・清水寺や奈良・長谷寺と並んで「三観音」と言われて信仰を集めたそうです。 

特に平安時代には多くの貴族や女流作家がお参りするなど「石山詣」が流行ったのだとか。 

山ひとつまるごと境内となっているような広大なお寺で、ぐるりと歩くのもひと苦労。境内を巡るとちょっとした山歩きになって、ジワリと汗をかきました。

ちなみに石山寺は「花の寺」としても知られており、境内には折々の草花が育てられ、季節の移り変わりを楽しめるそうです。


 


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春のお花見散歩26 三井寺の桜にさよならだべこ!

2018年05月27日 | 春のお花見散歩(西日本)

春のお花散歩もいよいよ最終回です。

ベコがいるのは山が丸ごと桜まみれの滋賀県・三井寺

三重塔の方向をめざして、展望台から坂道をてくてく下りましょう。

すると…

ベコ 「ひょえー、桜まみれだべこ!」

おおーっ!

まさに全山これ桜。

桜まみれです!

ホントにこれは一大事!

驚異の桜スポットですね。

そして、桜の中には小さな毘沙門堂がひっそりたたずんでました。

桜の木々がわさわさです。

いやー、これほどとは思いませんでした。

息を飲むとはまさにこのことでしょう。

そして、坂道を下っていくと大通りに出ました。

ほーっ、歴史を感じる通りですね。

通りの両脇には桜が満開。

石垣も桜もいずれも立派。

通りに面したお屋敷前の桜も立派な枝ぶりです。

けど花びらはちょっと小ぶり。 

可憐ですね~。

 

桜とお寺の組み合わせはホント絵になります。 

さて、大通りの真ん中には大きなしだれ桜が立ってました。

道のど真ん中にどっしり腰を据えています。

なかなか豪快な桜ですね。

参拝客で人だかりができています。

近づいて見てみると、花びらはちょっとちぢれ気味。

風にゆらゆら揺れています。 

しだれ桜ならではの美しさ。

いやー、気持ちがいいピンク色です。

さらに進むと、現れたのが巨大な三重塔。

先ほど展望台から見えたやつですね。

近づいて見上げると迫力があります。

デカいです!

桜も静かに揺れています。

そして、大通りの一番奥にある金堂にようやく到着。

ベコ 「金堂に到着だべこ!」

これまた立派な金堂です。

そして、金堂の周りの桜も元気いっぱい。

真っ白で気持ちがいいですね。

ご本尊様にお参りを済ませ、今回の三井寺参りも無事終了となりました。

いやー、予想をはるかに上回る大寺院でしたが、ベコもご満悦の参拝でした。

   

さあ、満開の桜を堪能した今年のお花見散歩もこれでおしまい。

埼玉、京都、滋賀と、いずれも素晴らしい桜を満喫できました。

天候にも恵まれホントにラッキー。

それでは、三井寺の広大な敷地を歩いて帰ることに致しましょう。

来年も素晴らしい桜に出会えるといいですね!

おわり

 

<ベコたびinformation>

三井寺(その2)

三井寺の境内はとても広く、写真を撮りながらのんびり歩くと1時間から1時間半はかかります。予想外に時間がかかるためちょっと焦りました。

境内の見所も様々。今回は何の下調べもせずに訪れたのですが、価値ある国宝や文化財もあり、しっかり予習をしてくればよかったと反省。

パンフレットによると、今回見学した観音堂や金堂などの建築物以外にも、仁王門をはじめ三井の晩鐘や弁慶の引きずり鐘などが必見だそうです。

一方、絶景ポイントも様々。琵琶湖を望む展望台、桜だらけの坂道、そして駅前からの全景など。ちなみに、展望台はもう少し桜があると良かったかもしれません。

なお、あまりに広い境内ですが、参拝順路が分かりにくいので迷子にならないようご注意を。繰り返しになりますが、最初に仁王門から入場するのがよさそうです。



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春のお花見散歩25 三井寺は全山これ桜だべこ!

2018年05月20日 | 春のお花見散歩(西日本)

京都で満開の桜を楽しんだお花見散歩。

続いてやってきたのは、お隣の滋賀県にある三井寺

滋賀県きっての桜の名所とのことで、期待しながら最寄駅を降りました。

すると!

おおーっ

これはすごい!!!

山が丸ごと桜ではありませんか!

ひょえー!

まさに全山これ桜。

な、なんということでしょう。

高まる期待を胸に、三井寺に向かって歩き始めました。

すると、お寺に通じる疏水沿いにはこれまた満開の桜並木。

ベコ 「うおーっ、疎水沿いは満開の桜だべこ!」

これは素晴らしい!

いきなりの満開の桜に衝撃です。

そして、いよいよ三井寺の入口です。

ベコ 「三井寺に参拝だべこ!」

小さな門を静かにくぐります。

門をくぐると、観音堂へ続く階段がありました。

ベコ 「桜の石段だべこ!」

さっき駅前から見えたお堂まで続く石段のようです。

桜で覆われた石段をてくてく登ります。

そして、これが観音堂。

ベコ 「観音堂でお詣りするべこ!」

大きなお堂ですね。

そして、お堂前の境内は桜が満開。

桜とお寺の組み合わせがいい感じです。

ここの桜も満開。

わさわさですね。

印象的な光景です。

こちらは周囲の風景を一望できる観月舞台。

山全体に広がる桜を一望できそうですが、残念ながらここは立ち入り禁止。

観月舞台の脇から桜を楽しみましょう。

京都にも負けず劣らず、満開の桜です。

ところで、この観音堂からさらに石段を登ると、ちょっとした展望台があります。

人々が集まってますね。

やはり満開の桜です。

いやー、気持ちいの青空に桜の花です。

そして、へりの方に近づいてみると、

おおーっ!

巨大な琵琶湖です!

満開の桜と琵琶湖の共演です。

参拝客もしばし感嘆。

見下ろすと、先ほどの観音堂の境内が広がってます。

これはなかなか気持ちのいい光景。

感動ですね!

この展望台から反対側を見ると、遠くに三重塔が見えました。

どうやらあれも三井寺の建物のようです。

さあ、興奮気味のベコですが、さらに境内を進んでいきましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

三井寺(その1)

滋賀県大津市にあるお寺。天台宗の1つである天台寺門宗の総本山だそうです。山が丸ごとお寺になっており、広大な敷地の中に多くの建築物が立ち並びます。

まず度肝を抜かれたのは駅前からの光景。最寄駅の三井寺駅を降りると山が丸ごと桜で埋め尽くされており、本当にビックリ。

駅からお寺まで徒歩10分弱ですが、その間は琵琶湖疏水があり、両岸には満開の桜並木が続きます。京都であれば観光客の大混雑で交通規制が必死と思われますが、ここは穏やか。お寺の境内もほどほどの人出で、ゆっくりお花見できました。

なお、お寺の入口のこじんまりした門は、どうやら脇の入口のようです。重要文化財の仁王門はもうちょい右側にある模様。しっかり調べずに訪問したため、帰宅してから気づきました。ぜひご注意下さい。


 


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春のお花見散歩24 蹴上インクラインは出発進行だべこ!

2018年05月13日 | 春のお花見散歩(西日本)

京都で満開の桜を堪能中のベコ。

次にやって来たのは蹴上インクライン

琵琶湖疏水の一部で、レールを使って船を運んだ傾斜地専用の鉄道です。

ベコ 「インクラインだべこ!」

なるほど、たしかに鉄道のレールが敷かれています。

このレールをてくてく歩いて行くのです。

けど、地面が砂利のためちょっと歩きにくいかも。

そして、レールの両側には満開の桜が続いています。

いやー、ホントにどこもかしこも満開ですね!

ほー

はー

ふー

哲学の道に劣らず、ここもかなりの人出。

こりゃ、満員です!

みなさん、きれいな桜を満喫中。

レールも桜も味わいを感じます。

上を見たり、下を見たり大忙し。

首が痛くなりますな。

桜並木から下を見下ろすと、のんびり休憩中の観光客。

こちらはてくてくお散歩中。

そろそろ日が傾いて、夕日で桜がキラキラしてきました。

ちなみに、このインクラインは高さ約36m。

かなり高くなってきた感じがしますね。

そして!

なんと、桜並木の向こうに京都市内が見えてきました!

おー、なるほど〜!

上まで登るとけっこうな高さですね。

気持ちのいい眺めです。

みな、京都市内を背景に記念撮影です。

ベコも市内を見下ろす桜に感無量。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

いやー、満開の京都の桜をたっぷり楽しんだ1日。

お天気も快晴で、これ以上ないお花見日和でしたね。

あと1日くらい京都に滞在したいところですが今回はここまで。

名残惜しいですが、次の桜スポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

蹴上インクライン

明治時代、琵琶湖から京都へ水を引くとともに、発電や水運など様々な目的で作られたのが琵琶湖疏水。その水路の途中で台車に船を乗せて運んでいた鉄道がインクラインです。

蹴上インクラインは全長582m、高低差36mとかなりの大きさ。下の琵琶湖疏水記念館あたりから、上の蹴上発電所跡あたりまで斜面が続き、その両脇には素晴らしい桜並木が続きます。

日ごろレールの上を歩ける機会もあまりないので、ちょっとワクワク。また、上の方まで行くと京都市内を見下ろすことができ、これまたなかなかの風景。発電所付近は蹴上疏水公園となっており、ちょっとしたスペースがあります。インクラインを登ってきた人は、腰を下ろしてホッとひと息。

いずれにしても、今回の京都訪問は満開の桜がまさに見ごろ。例年と比べてかなり開花が早まりましたが、それが逆にラッキーでした。


 


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