お花見散歩で三浦半島の城ヶ島公園を訪れているベコです。
春らしいお花はひとつもありませんが、広大な春の海を目の当たりにできて気分爽快。
ちょっと海岸に降りてみました。
ここは完全に岩場ですね。
そろそろ日が傾いてきた感じです。
ベコ 「西日がきついべこ」
水平線の向こうはやはり房総半島でしょうか。
お、よくみると岸壁には釣り人が一人。
風が結構強いのですが、海に落ちないよう気をつけてください。
さて、海岸沿いの遊歩道を歩いていくと、奇妙な岩場に到着です。
ベコ 「穴がポッカリだべこ!」
そう、ここは馬ノ背洞門という海蝕洞穴。
長い年月をかけて作られた奇岩です。
ちなみに岸壁を見上げると、幾重にも重なる地層がよく見えますね。
なるほど、まさにブラタモリの世界ですな。
それにしても、馬ノ背の背中の部分が気になります。
崩れそうで崩れない危険な岩場です。
崩れ落ちないことを祈りましょう!
さあ、早春の三浦半島はこれにておしまい!
美しい菜の花畑に、広大な海を望む気持ちのいい1日でした。
そろそろ日も沈む時間。
三崎口でマグロをいただいてのんびり帰ることにいたしましょう。
つづく
<ベコたびinformation>
馬ノ背洞門
遊歩道から海岸に降りると、岩場の中に見える珍しい奇岩が馬ノ背同門。長い年月をかけて波や風雨で浸食されてできた海蝕洞穴だそうです。
馬の背中のような形状から名がついたのでしょう。背中の部分は立ち入り禁止になっていますが、いつか崩れるのではないかとちょっと心配。
ちなみに、この洞門はかつては海の中にあり、昔は小船で穴の部分を通り抜けることができたのだとか。それが大正12年の関東大震災で急激に隆起。すっかり歩いて行けるようになったのだそうです。
三浦半島は太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートの3枚の境界上にあり、今もじわじわと隆起しているのだとか。地球の驚異ですね。