Belleの着物生活

いつもはジーンズ、時々きもの。
Belle(ベル)きものサロンの着付師が
日常をお伝えします。

ちょっとお手伝い

2013-03-23 | お着つけ
以前、スクールのフリーコースに通っていたKさん。
このところレッスンは休止していらして、ご自身でもほとんど着ていないということでした。
でも今日は歌舞伎鑑賞。せっかくだから着物で行きたい!
ということで、少しお手伝いさせていただきました

お家で頑張って着物までは着ていらしたKさん。着物はまずまず着られていたので手直しのみさせていただきました。
ただ袋帯は自信がない、ということだったので私が結ぶことになりました。

持っていらした中から相談しながら選んだ小物類。全体的にシックな感じでまとまりましたね。ベージュの帯揚げも柔らかい雰囲気をだしてエレガントで、蝶の帯留めもピリッと効果的です。

ついでに写真のためのポージングの練習もしました。

そして後ろ姿も。

少し腰を落とし、背中を意識してもらいます。ただしお腹はしっかり引っ込めて。いわゆる柳腰をつくればこんなにきれいな写真になりますね

着物は背中が決まればそれだけで美しい姿になれます。きれいな着つけが完成したら、こんどはきれいな姿のままキープしたいものですね!

さてKさんは久しぶりの着物を着られて、歌舞伎を楽しまれたようです。「やっぱり着物はいいですね」と後にメールをいただきました。ひょっとして誰かに着物姿をほめられたのかな。またレッスンも再開してみようかなとも書かれていました。

「着物を着て外に出て、人に見られて時にはほめられる体験」モチベーションを高めるためにこれ以上のことはありませんね
私もみなさんが幸せな気分になれるお手伝いができて、本当に嬉しく思います
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認定式前、最後のブラッシュアップ!その3

2013-03-23 | 着つけスクール
今日は振り替えで休日にレッスンのMさん。
マンツーマンだったので、基本に返って補正・着物の着つけからしっかりレッスンしました。

とても着物に向いた体型なのに、いまひとつ上半身がすっきり着られないというMさん。まず補正の修正をしました。
必要な補正を正しい位置におかないと、せっかく工夫しても成果が得られませんね。Mさんでいうと、衿下のくぼみを埋めるための補正が肩に乗っかってしまっていたり、必要以上に胴回りに補正がしてあったり、腰のくぼみを埋める補正が不十分だったりでした。

これは昨年11月のMさんの着物姿です。

そしてこれが今日のMさん。

まるで別人、before afterだと思いませんか


後ろ姿だってこのように美しくなります

Belleきものサロンでは、着物は着れれば良い、という考え方で教えてはいません。貴重な時間を使って、エネルギーもいっぱい使ってレッスンするのですから、しっかりとした技術を身につけていただきたいと思っています。

さてMさん、明日の本番にもこのように美しい着物姿で登場してくださいね!みんなでしっかりつとめましょう!!
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