《あらすじ》
チュモンに武芸を教えることになり、ヘモスは体を探ってみた。
「まるでなっていないな」
そういうと、ヘモスはチュモンに息をとめさせ、不思議な処置を施す。
うっとうめいて気を失ってしまったチュモンだが、目覚めると体は爽快だ。
これで、修行すれば、自分の身は守れるようになるだろう。
その効果は早速あらわれた。
チュモンはオイと素手で闘うことになったのだが、
力自慢のオイと互角にわたりあうことができたのである。
オイは、残してきたプヨンが心配で仕方なくて、
チュモンに怒りをぶつけたのだ。
それがわかっているから、チュモンは心から約束した。
「プヨンはわたしが必ず助け出すよ」
一方、洞窟の監獄にチュモンが隠れていると知ったテソとヨンポは、
ひそかに刺客を連れて弟を殺しにでかけた。
時を同じくして、クムワ王はプドゥクプルとヨミウルを連れて洞窟へ向かっていた。
牢獄で気の訓練をしていたチュモンは、異変に気づいた。
ヘモスも不穏な空気を感じ取る。
それもそのはず、看守をはじめ囚人たちを皆殺しにしながら、
兄たちがチュモンを捜しているのだ。
牢には鍵もかけられているし、逃げ場がない。
「逃げるな、立ち向かえ!」
師匠の言葉にうなずいて、チュモンは向かってきた兄や兵士に必死に応戦する。
ヘモスも、素晴らしい腕で敵を斬り殺してゆく。
ふたりは互いに守りあいながら、洞窟を飛び出した。
しかし、ヘモスはテソと戦い、腹を切られてしまう。
もちろん一矢を報いたが、このままでは……。
「わたしを置いてゆけ」
「できません!」
「お前を哀れと思って師匠を引き受けただけのこと、棄ててゆけ」
「あなたは一生、わたしの師匠です!」
チュモンは、傷を負ったヘモスを連れて必死に逃げた。
手傷を負ったテソは、仕方なく宮殿に戻った。
王たちが着いた時には、看守や囚人の死体が累々としているばかり。
巫女とプドゥクプルは、いったい誰が牢を襲ったのかわからなかった。
テソの傷は思ったより深く悪化し、意識も戻らない。
ヨンポは、獣傷だと偽って王に話し、王はヨミウルを呼んだ。
神通力でテソの意識を取り戻したヨミウルは、ヨンポを問い詰め真相を知る。
ヘモスとチュモンが一緒にいる。真の親子かもしれないふたりが。
チュモンは、師匠の傷を治すためにこっそりプインを連れ出した。
密かに商団のが手を貸していたことには気づかないが。
三人組のひとり、ヒョッポの父はタムル軍の兵士だったという。
「タムル軍を率いていたのはヘモス将軍ですよ」
チュモンの頭に、その名が残った。
ソソノは、チュモンの隠れ家に出向いて、商団に入るよう提案する。
そうすればお前を守ってやれると。
しかしチュモンはその申し出を断った。
恩を売るために、ソソノを助けたのではないから。
ヘモスの治療のために小屋へ入るプインを見て、なぜか憂い顔のソソノである。
何日かがたち、ヘモスはすっかり回復した。
チュモンとふたり、それぞれの大切な人を想う。
「国王に申し出て、お前の兄たちを止められないのか」
「無理です。兄たちは国王の息子。わたしは、クムワ王の三男なのです」
クムワの名を聞いて、ヘモスは顔色を変えた。
「お前が、クムワの息子……?!」
(つづく)
ごめん!大笑いしちゃった……。
え?どこで、って?
そりゃ、痛手を負ったヘモスを連れて、チュモンが必死に逃げるとこですよ~。
あんなにあんなに痛そうなのに、
ヘモスは(もーつらいから倒れて死んじゃいたい……)ぐらい思ってそうなのに、
崖から飛び降りた~!
死んじゃうよ、ヘモスが~。
へろんへろんのヘモスを連れ回す姿が、なんかコントみたいに見えてきちゃって
おかしくっておかしくって仕方がない。
大変なシーンなんですが、笑わずにはいられませんでした。
ごめんよ。
まったく、冒頭からとんでも展開だからこうなるんですよ。
「体がなってない」とかいって気を通すとか、もうね。
いやいや、東洋医学的には正しい処置なんかなー。
針治療の先生とか、すごく言いますからね、気の流れとかね。
感覚的にはわからんでもないけどね。
一発であんなに体が良くなるなら、わたしもやってほしいなぁ、アレ。
ヨミウルも気を送ってテソを生還させちゃうしねぇ。
う~ん。
日本だってちょっと前まで陰陽師はいたわけだし(今もか)
修験道というところで修行する人々はいるわけだし、
スピリチュアルなものを否定するのはよくないかもしれませんな。
とはいえ、けっこう都合よくいろいろ展開してくれた今回、
とうとうヘモスがチュモンの出自に気づきます。
「クムワの息子?!」
いえいえ、あんたはんの息子でんがな。
この勘違いが今後の展開にどう響いてくるのか?
まだまだ前世代の物語は続くんですな。
なにしろ若い世代はまだまだ未熟ですからな。
ソソノが取引相手にしてやられそうになったエピソードは面白かったです。
「自信過剰なお嬢様はいつか痛い目にあいますよ」(意訳)
というサヨンの言うとおり、
チュモンに保護を断られて、ちょっぴり傷ついた姫。
カワユスなぁ。
三人組のキャラもたっていていい感じ。
まっすぐな気質の力持ち、オイ。
プインの件はそれはそれ、男に二言はないぜ、とチュモンについてゆく。
ひょうきん者のヒョッポも、親父がタムル軍にいたことが、なにかの矜恃になっているのでは?
リーダーのマリは、機を見るのがうまい世渡り上手ですね。
そのまた兄貴分の看守長も、運良く牢獄を離れていたおかげで難を逃れたし、
この先チュモンの心強い味方になってくれそうです。
チュモンに武芸を教えることになり、ヘモスは体を探ってみた。
「まるでなっていないな」
そういうと、ヘモスはチュモンに息をとめさせ、不思議な処置を施す。
うっとうめいて気を失ってしまったチュモンだが、目覚めると体は爽快だ。
これで、修行すれば、自分の身は守れるようになるだろう。
その効果は早速あらわれた。
チュモンはオイと素手で闘うことになったのだが、
力自慢のオイと互角にわたりあうことができたのである。
オイは、残してきたプヨンが心配で仕方なくて、
チュモンに怒りをぶつけたのだ。
それがわかっているから、チュモンは心から約束した。
「プヨンはわたしが必ず助け出すよ」
一方、洞窟の監獄にチュモンが隠れていると知ったテソとヨンポは、
ひそかに刺客を連れて弟を殺しにでかけた。
時を同じくして、クムワ王はプドゥクプルとヨミウルを連れて洞窟へ向かっていた。
牢獄で気の訓練をしていたチュモンは、異変に気づいた。
ヘモスも不穏な空気を感じ取る。
それもそのはず、看守をはじめ囚人たちを皆殺しにしながら、
兄たちがチュモンを捜しているのだ。
牢には鍵もかけられているし、逃げ場がない。
「逃げるな、立ち向かえ!」
師匠の言葉にうなずいて、チュモンは向かってきた兄や兵士に必死に応戦する。
ヘモスも、素晴らしい腕で敵を斬り殺してゆく。
ふたりは互いに守りあいながら、洞窟を飛び出した。
しかし、ヘモスはテソと戦い、腹を切られてしまう。
もちろん一矢を報いたが、このままでは……。
「わたしを置いてゆけ」
「できません!」
「お前を哀れと思って師匠を引き受けただけのこと、棄ててゆけ」
「あなたは一生、わたしの師匠です!」
チュモンは、傷を負ったヘモスを連れて必死に逃げた。
手傷を負ったテソは、仕方なく宮殿に戻った。
王たちが着いた時には、看守や囚人の死体が累々としているばかり。
巫女とプドゥクプルは、いったい誰が牢を襲ったのかわからなかった。
テソの傷は思ったより深く悪化し、意識も戻らない。
ヨンポは、獣傷だと偽って王に話し、王はヨミウルを呼んだ。
神通力でテソの意識を取り戻したヨミウルは、ヨンポを問い詰め真相を知る。
ヘモスとチュモンが一緒にいる。真の親子かもしれないふたりが。
チュモンは、師匠の傷を治すためにこっそりプインを連れ出した。
密かに商団のが手を貸していたことには気づかないが。
三人組のひとり、ヒョッポの父はタムル軍の兵士だったという。
「タムル軍を率いていたのはヘモス将軍ですよ」
チュモンの頭に、その名が残った。
ソソノは、チュモンの隠れ家に出向いて、商団に入るよう提案する。
そうすればお前を守ってやれると。
しかしチュモンはその申し出を断った。
恩を売るために、ソソノを助けたのではないから。
ヘモスの治療のために小屋へ入るプインを見て、なぜか憂い顔のソソノである。
何日かがたち、ヘモスはすっかり回復した。
チュモンとふたり、それぞれの大切な人を想う。
「国王に申し出て、お前の兄たちを止められないのか」
「無理です。兄たちは国王の息子。わたしは、クムワ王の三男なのです」
クムワの名を聞いて、ヘモスは顔色を変えた。
「お前が、クムワの息子……?!」
(つづく)
ごめん!大笑いしちゃった……。
え?どこで、って?
そりゃ、痛手を負ったヘモスを連れて、チュモンが必死に逃げるとこですよ~。
あんなにあんなに痛そうなのに、
ヘモスは(もーつらいから倒れて死んじゃいたい……)ぐらい思ってそうなのに、
崖から飛び降りた~!
死んじゃうよ、ヘモスが~。
へろんへろんのヘモスを連れ回す姿が、なんかコントみたいに見えてきちゃって
おかしくっておかしくって仕方がない。
大変なシーンなんですが、笑わずにはいられませんでした。
ごめんよ。
まったく、冒頭からとんでも展開だからこうなるんですよ。
「体がなってない」とかいって気を通すとか、もうね。
いやいや、東洋医学的には正しい処置なんかなー。
針治療の先生とか、すごく言いますからね、気の流れとかね。
感覚的にはわからんでもないけどね。
一発であんなに体が良くなるなら、わたしもやってほしいなぁ、アレ。
ヨミウルも気を送ってテソを生還させちゃうしねぇ。
う~ん。
日本だってちょっと前まで陰陽師はいたわけだし(今もか)
修験道というところで修行する人々はいるわけだし、
スピリチュアルなものを否定するのはよくないかもしれませんな。
とはいえ、けっこう都合よくいろいろ展開してくれた今回、
とうとうヘモスがチュモンの出自に気づきます。
「クムワの息子?!」
いえいえ、あんたはんの息子でんがな。
この勘違いが今後の展開にどう響いてくるのか?
まだまだ前世代の物語は続くんですな。
なにしろ若い世代はまだまだ未熟ですからな。
ソソノが取引相手にしてやられそうになったエピソードは面白かったです。
「自信過剰なお嬢様はいつか痛い目にあいますよ」(意訳)
というサヨンの言うとおり、
チュモンに保護を断られて、ちょっぴり傷ついた姫。
カワユスなぁ。
三人組のキャラもたっていていい感じ。
まっすぐな気質の力持ち、オイ。
プインの件はそれはそれ、男に二言はないぜ、とチュモンについてゆく。
ひょうきん者のヒョッポも、親父がタムル軍にいたことが、なにかの矜恃になっているのでは?
リーダーのマリは、機を見るのがうまい世渡り上手ですね。
そのまた兄貴分の看守長も、運良く牢獄を離れていたおかげで難を逃れたし、
この先チュモンの心強い味方になってくれそうです。
チュモンもだいぶ強くなって、
頼りなさもだいぶなくなりましたw
でも、なーんかチュモンの口もとが
好きになれないんですよね~(-_-;)
だから、なんかもうひとつ
のめり込めない。
でも、ここまできたら最後まで
付き合いますよ!
チュモン王子!
それよりなにより
ショックなことが~(||OдO||)
サヨンが…
青々したひげそりあとなのに
男でもあるし女でもある、
とか言ってるサヨンが、
トンイのチョンス兄さんだったなんてー!
ショック!!
俳優さんって、スゴイですね…
とはいえ、もうしーまさんの方がはやく観終わると思いますよ~。
つまらないわけじゃないんだけど、なかなか手がつかないチュモン。
配信サービスでやってくれたらサクサク観ちゃうんだけどなぁ。
トンイは観ていないのですが、硬派な役柄だったのかな?
私は「華麗なる遺産」で観たのが初めてです。
ハンサム枠なんだけど、ひげそりあとと、
下まつげバリバリっぽい瞳の印象が強くて、彼にはそこまではまらなかったという……。
サヨンの役は、妖しい雰囲気が似合っていて好きです~。
役者さんは変幻自在ですねー。