いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

朱蒙 第2話

2015年04月16日 | 朱蒙
《あらすじ》

ヘモスをかくまった罪で、河伯族は皆殺しにされた。
ユファは見せしめのため、玄菟城で磔にされるという。
彼女のもとを去ったヘモスは、
砦に戻る旅の途中出会った、ケルの君長ヨンタバルに、その話を聞いた。
彼は身分を隠し、商団に雇い入れてもらい、玄菟城を目指す。

クムワは移送中のユファを奪還し、扶余に連れ帰った。
ヘモスが生きていることを知ったクムワは、彼の帰りを待つことにした。

そうとは知らないヘモスは、商団と旅を続けていたが、
ヨンタバルの身重の妻が産気づき、お産の準備のため、天幕をはることになった。
すると、頃合いを見計らったように、夜半、突然襲いかかる盗賊の群れ。
ヘモスは素晴らしい武芸の腕で、敵を圧倒した。

ヨンタバルの子は無事生まれ、ソソノと名付けられた。
彼は、ヘモスの正体を知っている。
このまま玄菟城で、太守に売り渡そうという腹づもりだ。

「いくらなんでも商団とお嬢様の恩人を売るなんて!」
部下の苦言も耳に入れないヨンタバルだったが、
最後の最後でさすがに気がとがめたようだ。
「商団を救ってくれたから、太守に売ることはしない。ただ、出て行ってくれ」
ユファが死んだという噂が耳に入り、
ヘモスがそこにいる理由もなくなった。

ヘモスは砦に帰ってきた。
クムワは、父王にヘモスを引き合わせる。
今こそ、漢を叩くときだというヘモスを信じることにしたへブル王。
そしてクムワは、ヘモスとユファを引き会わせた。

自分がかくまってもらったばかりに、彼女は一族を皆殺しにされてしまった。
ヘモスは慚愧の念に堪えないが、ユファは彼を恨む気持ちは無いという。
幼い頃から英雄ヘモスの話をきいて育ち、まだ見ぬ彼を慕っていたというユファ。
彼の命を救うことができたということは、彼女の誇りである。

きっぱりとしたユファの言葉と、彼を慕う気持ちの強さに、
思わず彼女を抱きしめたヘモスである。

クムワはユファに惹かれていたが、ヘモスとユファが心を通じていることを知り、
自分は潔く身を引くことにした。
それほど彼は、ヘモスに心酔しているのだ。
「ヘモスのためなら、自分の命さえ差し出すことができる」
クムワは酒に酔い、巫女ヨミウルに心の内を話すのだった。

巫女は、このクムワの告白をきき、大使者プドゥクプルに進言する。
このままでは、扶余という国が無くなってしまう。
漢を退けたとき、人々は英雄ヘモスを王に望むだろう。
大使者はヘブル王に訴え、とうとう王もヘモスを驚異に感じるようになってしまった。
そしてヘモスは王の策略にはまり、漢軍に捕らえられてしまうのである。

ヘモスが公開処刑されると知ったユファは、必死に彼のもとへ駆けつけた。
磔にされたヘモスの両眼はえぐられ、つぶされている。
あまりのむごさに声も出ないユファ。
クムワは必死で彼女を広場から連れ出そうとするが、ユファは動かない。
「わたしのおなかにはヘモスの子が宿っています。
このまま別れてしまうなんてできません」
愕然とするクムワ。
愛する女性に、きっとヘモスを救い出すから、と約束するのが精一杯であった。

(つづく)

不器用なヘモスに、きりりとした乙女ユファ。
素敵な組み合わせですな。
もうちょっと役者が若ければもっといいなーと思わないでもないですが、
ここは脳内補完で!

ユファをぎゅむっと抱きしめるヘモス。
指輪なんかはめてて結構おしゃれなヘモス。
不器用にプロポーズして、またもやぎゅむっと抱きしめるヘモス。
そして哀れ、両眼をつぶされるヘモス……。

ヘモース!!

ひどい仕打ちを受けているが、ユファとの間には子どもが!
よかった、大事なことはちゃんとしてた。
クムワには悪いけど、そりゃ自然ななりゆきでしょうよ。

この子が、この後の物語の主人公になってゆくんですよね?
しかし、ヨンタバルの娘ソソノはどういう縁で主人公にかかわってゆくのでしょう?
う~ん、わからないけどそれが楽しみ。
ワクワクするなー。

クムワと巫女ヨミウルの関係にはちょっと驚きました。
ヨミウルはかつてクムワを好きだったんですね。
でも巫女になる人だったからあきらめたのかな。
巫女だから処女でないとダメな感じしますよね。

クムワは彼女を信じて心を許しまくっていますが、
そのせいでヘモスは罠にかけられちゃったんだと思う。
ヨミウルは、クムワが「ヘモスヘモス」言うのが嫌だったんじゃないかなー。
扶余の国の巫女として、将来を憂えるのは第一だけれど、
好きな男が「俺は歴史の脇役でいい」みたいな態度なのが許せなかったんじゃ?
なんとなく、女の業を感じてしまったのでした。

正妃もまた、きっつい顔の美人ですが、
クムワの心はここにあらず……。
「側室になってはどうえ?」とユファにカマをかけておりますが、
ユファはそんなこと思ってもみない。
ヘモスを、愛しているから。

ヘモース!

ユファも業の深い女ではあるね。
一族皆殺しと脅されつつも、長年憧れた英雄を前に胸躍る。
そして実際に悲惨な目にあっても、ヘモスを憎むことができない。
それは、クムワのようにヘモスの大義に共感したからではない。
ただ女として、彼を愛しているから……。

だからヘモース!(しつこい)

こんなの見ると、歴史は女が回してんじゃね?ってな気分になりますね。

さて、ヘブル王。
この人見ていると、わたし、吉本新喜劇のなかじぃを思い出して笑ってしまうんです。
ランディーズの中川貴志さんが演じるめんどくさいじじぃなんですけど、
ヘブル王が胸を押さえて「ヒィーッヒィーッ」とやるたびに、
「はよフリスク飲まんと!」と言ってあげたくなります。

ヘモスに心酔する息子に怒ってヘモスに会う!とか言ってたくせに、
なんか将軍として後押ししちゃってたり、
そうかと思うと大使者にちょっと言われたくらいでまた揺らいで罠を仕掛けたり、
一国の王のくせに落ち着きのない人です。
小物なんだな。

あー、もう次回にはチュモンが登場する様子。
どんな姿であらわれるのか、今から楽しみです~。


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