日本の論文だと、外国文献はそのまんまアルファベットで書くけど、欧米(たぶんどこでもそうだと思う)だと、書いたって誰も読めないから、漢字・平仮名・片仮名は使えない。
・・・ちょっと悔しい。
なんでなら、すごく間抜けになるのだ!
たとえば、よくある「ドイツ○○」やら、「アメリカ○○」、はたまた「○○ハンドブック」「○○ガイド」。
あくまで、書名は「日本語」なので、訳して「German○○」「Deutsches○○」「U.S.A.○○」「○○handbook」「○○Guide」にはならない
どうなるかっつーと、「Doitsu○○」「Amerika○○」「○○Handobukku」「○○Gaido」なのだ
かっこ悪い
そいえば、流行りの(?)キラキラネームで、「Michael」くんとつけようとして舞蹴(まいける)とかにしちゃうと、パスポートは「Maikeru」くんになっちゃうという話をきいたことがあるけど(笑)
まさにそんな感じ。
ま、私が今「Michael」を見ると「ミヒャエル」またはせいぜい「ミカエル」としか読めないのですが。だから英語きらいなんだーどうやったらこれでマイケルって読ませるんだ
まぁ、これ、利点もあって(笑)、ドイツ人が「Doitsu」という単語を見て「Deutsch(land)」を連想することはまずないので、だいぶドイツよりの日本語文献(たとえば、私の場合だと日本の学者によるドイツ法の解説本など)を参照していても、何を参照したかよくわからないという、、、(こら)
もちろん、論文はドイツ語なので(そうじゃなきゃ1/3以下の時間で終わってる)、日本語の文献を先に参照していても、結局ドイツ法分野ではドイツ語の本を読まないと細かいところは分からないのだけど(たとえば、「公共の福祉」にどういう単語をあてるのか、とか)、まったく知らない分野を勉強するときに、日本語で概略がつかめるかつかめないか、というのはものすごく大きい。
なんせ知らない単語だらけで、読んだって何の話だかちんぷんかんぷんなのだ
(とくに法律学はどの国でもそう。おかげで通常のドイツ語が身につかないことこの上ない)
で、一冊でも参考文献が多いほうが勉強家っぽいので(今回だいぶ手を抜いたけど、日本での指導教授は「関連分野の書籍は一冊たりとも逃すな!」と豪語していた)、ちょっとでも読んだ本はあんま関係なくても入れたいから、「どうせわかんないし、いいや」と入れ、、、(もごもご)
というときに便利
案外ドイツ人にこういう話すると受けるので、ネイティブと話すときの定番ネタだったりして。(笑)
もちろん、論文とかの固い話ではなくて、地名とか。
たとえば、ジュネーブはドイツ語で「Genf」ゲンフと呼ぶので、全然わからんかった。みたいな話から、「日本ではドイツの地名ってなんていうの?」という話になり、
「BerlinはBerurin、HamburgはHanburuku、KölnはKerun、でもBonnはBonn。」
「ボンわかりやすっ」
「あとは全然違って聞こえるー、言われたら分かるけどー」
「でも、ドイツ人だって東京のことTokioって頭にアクセントつけて言うでしょ?おんなじだよー」
というような。
ちなみに、ジュネーブ、ミュンヘン、ヴェネツィアあたりは、現地語と英語(とたまに隣国語)でそれぞれ別の呼び名があって、まったく音が違うので、この手の話をするののとっかかりとしては非常に使いやすかったりします。
逆に、ロンドン、ボンなどの母音と撥音が多い都市はどの国から読んでもだいたい一緒になるので、rの発音に気を付けさえすれば(!)誰が読んでも似たような音になるね、とこれまた落ちに使える
LとRの発音はやっぱ曲者で、もともと日本では身の回りにない音だから、発音ができないだけならまだなんとかなるんだけど(意識して大げさなほど変えればいい)、聞き分けられないんですよ。
WとBとV、EとÄもわかりませんが・・・メアドとか電話で聞くと悲惨。たとえば、ヴィルヘルム・ベッカーさんのアドレスがwbecker@うんぬんだったとすると、
向こう「w、b、e、c、」
こっち「べー、べー??えー?(えっと、ドイツ語だからエーはAじゃなくてE、、)??Bは二回?一回?」
向こう「違います、w、bです、、」
お互い「「???」」
じゃ、私のアドレス言いますよ、というのも簡単ではなく、たとえば仮に鈴木花子だったとして、suzukiはドイツ語で読むとズツキとしか読めないから、復唱した時に
自分「ハナコスズキなので、hsuzukiです」
向こう「???」
ちなみに、ドイツはLもRも日本人から聞いたら「える」としか聞こえないため、ライオネル・リッチーさんでもドイツだと同じ問題が生じると思います
・・・ちょっと悔しい。
なんでなら、すごく間抜けになるのだ!
たとえば、よくある「ドイツ○○」やら、「アメリカ○○」、はたまた「○○ハンドブック」「○○ガイド」。
あくまで、書名は「日本語」なので、訳して「German○○」「Deutsches○○」「U.S.A.○○」「○○handbook」「○○Guide」にはならない
どうなるかっつーと、「Doitsu○○」「Amerika○○」「○○Handobukku」「○○Gaido」なのだ
かっこ悪い
そいえば、流行りの(?)キラキラネームで、「Michael」くんとつけようとして舞蹴(まいける)とかにしちゃうと、パスポートは「Maikeru」くんになっちゃうという話をきいたことがあるけど(笑)
まさにそんな感じ。
ま、私が今「Michael」を見ると「ミヒャエル」またはせいぜい「ミカエル」としか読めないのですが。だから英語きらいなんだーどうやったらこれでマイケルって読ませるんだ
まぁ、これ、利点もあって(笑)、ドイツ人が「Doitsu」という単語を見て「Deutsch(land)」を連想することはまずないので、だいぶドイツよりの日本語文献(たとえば、私の場合だと日本の学者によるドイツ法の解説本など)を参照していても、何を参照したかよくわからないという、、、(こら)
もちろん、論文はドイツ語なので(そうじゃなきゃ1/3以下の時間で終わってる)、日本語の文献を先に参照していても、結局ドイツ法分野ではドイツ語の本を読まないと細かいところは分からないのだけど(たとえば、「公共の福祉」にどういう単語をあてるのか、とか)、まったく知らない分野を勉強するときに、日本語で概略がつかめるかつかめないか、というのはものすごく大きい。
なんせ知らない単語だらけで、読んだって何の話だかちんぷんかんぷんなのだ
(とくに法律学はどの国でもそう。おかげで通常のドイツ語が身につかないことこの上ない)
で、一冊でも参考文献が多いほうが勉強家っぽいので(今回だいぶ手を抜いたけど、日本での指導教授は「関連分野の書籍は一冊たりとも逃すな!」と豪語していた)、ちょっとでも読んだ本はあんま関係なくても入れたいから、「どうせわかんないし、いいや」と入れ、、、(もごもご)
というときに便利
案外ドイツ人にこういう話すると受けるので、ネイティブと話すときの定番ネタだったりして。(笑)
もちろん、論文とかの固い話ではなくて、地名とか。
たとえば、ジュネーブはドイツ語で「Genf」ゲンフと呼ぶので、全然わからんかった。みたいな話から、「日本ではドイツの地名ってなんていうの?」という話になり、
「BerlinはBerurin、HamburgはHanburuku、KölnはKerun、でもBonnはBonn。」
「ボンわかりやすっ」
「あとは全然違って聞こえるー、言われたら分かるけどー」
「でも、ドイツ人だって東京のことTokioって頭にアクセントつけて言うでしょ?おんなじだよー」
というような。
ちなみに、ジュネーブ、ミュンヘン、ヴェネツィアあたりは、現地語と英語(とたまに隣国語)でそれぞれ別の呼び名があって、まったく音が違うので、この手の話をするののとっかかりとしては非常に使いやすかったりします。
逆に、ロンドン、ボンなどの母音と撥音が多い都市はどの国から読んでもだいたい一緒になるので、rの発音に気を付けさえすれば(!)誰が読んでも似たような音になるね、とこれまた落ちに使える
LとRの発音はやっぱ曲者で、もともと日本では身の回りにない音だから、発音ができないだけならまだなんとかなるんだけど(意識して大げさなほど変えればいい)、聞き分けられないんですよ。
WとBとV、EとÄもわかりませんが・・・メアドとか電話で聞くと悲惨。たとえば、ヴィルヘルム・ベッカーさんのアドレスがwbecker@うんぬんだったとすると、
向こう「w、b、e、c、」
こっち「べー、べー??えー?(えっと、ドイツ語だからエーはAじゃなくてE、、)??Bは二回?一回?」
向こう「違います、w、bです、、」
お互い「「???」」
じゃ、私のアドレス言いますよ、というのも簡単ではなく、たとえば仮に鈴木花子だったとして、suzukiはドイツ語で読むとズツキとしか読めないから、復唱した時に
自分「ハナコスズキなので、hsuzukiです」
向こう「???」
ちなみに、ドイツはLもRも日本人から聞いたら「える」としか聞こえないため、ライオネル・リッチーさんでもドイツだと同じ問題が生じると思います