昔の自分のブログを見ていたら、「上司にお先に失礼しますと声をかけたら、「本当に帰って大丈夫なのか」と毎回聞かれてすごい嫌」という記述が目に留まった。
・・・パワハラじゃん、やっぱり@その上司とは最後まで気が合わないまま
まぁ、最大限いい方に解釈すれば、自他ともに認める雑な(詰めの甘い)性格の私が気に障って仕方なかったんだろうと思う。
しかし、だ。そのころ私はド新婚で、というかむしろドイツ語がどうしようもなく切羽詰まっていて、必要最低限の残業以外はカフェに通って(帰るころには図書館はすでに閉館)毎日TestDaFのリスニングをノイローゼになるくらい聞いていたころだ!(しかもよく意味は分かっていなかったのに、だ)
仮に、お前海外逃亡して楽したいだけだろ?と思っていたからといって、制度としてそういうものがある以上、それは遊びではないわけで、それなりに公的にいろんなところからのプレッシャーやらなんやらと戦いながら自分を追い込んでいた時期でもあるわけであって、邪魔していい理由にはならない。と、思う。
ていうか、仮にそういう公の事情がなかったとしても、終業後三時間も残業した後で、具体的な指示がないなら余計なこと言うなっつんじゃ
あとから冷静に見返すと、「具体的な残業の指示をしてないのに残れとプレッシャーだけかける」って完全に管理職失格やんか
まぁ、具体的な余計な指示をあれこれ飛ばして(いわゆる1000本ノック)部下がおうち帰れなくなっちゃう管理職なんてのもいるけどね!
物事には適正範囲というのがあるわけで、思い付きの軽い指示がどれくらいの分量の作業になるかというのを把握せずに投げる上司と、文句言わずに徹夜で仕上げる部下(とその部下とその部下)の組み合わせというのが結構役所には多いのだけど、文句言わない部下というのもどうかと思う
文句、といういい方は適切じゃないのかもしれないけど、「丸三日徹夜でやればできますが、やりますか?」という、または「ほんとに明日までに必要ですか?」という確認だな。案外、「そんな大変ならやんなくていいよ」「来週まででいいよ」「暇なときでいいよ」と言われることって多いのである。もちろん、やらねばならんときはあるから、それは全力でやる。逆に、上からみたら「これ大変かも、、」と思ったら、オートメーション化されていたり、他の仕事がなくて暇だったりして「あ、それならすぐできます」ということもあるから、上下のコミュニケーションがしっかり取れていればなんの波立ちもなくできること。
なんかね、勘違いしている若い子も多くて、修羅場ってる時に「遅い時間なので僕もう帰っていいですか?」っていうのも居るのよ。さすがにそういうのは波立つよ。
見たらわかるだろう、今猫の手も借りたい状況で、かつ、君は僕の直属の部下で、この仕事はずっと君と僕で一緒にやっていて、さっきばりばりに急いだ声で急ぎの指示を出しただろ?!みたいのもいて、そこは状況見ろといいたいけども。
(そういえば、「僕明日があるのでこれで失礼します」と指示をスルーして帰った強者と、お母さんから「最近うちの子から電話がありませんが、息子は元気にしておりますか」と職場に電話が入った強者がいたな。。。)
そのメリハリがついて、ちゃんとやることやっている人というのは、何人か知ってるけど、上からも頼られるし、下から見てもかっこいいしついて行こうと思う。
ついて行こう、って簡単じゃないんだけどね!
総じてそういう人はエネルギッシュだし、本人がメリハリついてるから、仕事もできるし遊びも家庭もしっかりしていて、もたもたしてると「なんだお前そんなこともできねーの?」とか言われるし。あと「そんな余計なことする暇があったら○○しろ」とか。
その選球眼が誰にでも備わってるわけじゃないんですー(><)と言いながらなんとか相手してもらっている状況
***
努力をしたとしても、誰もがイチローやマツイになれるわけじゃないし、誰もが東大に行けるわけじゃない。
私が一番苦手なのは「地道に、こつこつ」。頭の回転だけでいえばそんなに悪い方じゃないと思うけど、たとえば学者(研究者)とかもそうだけど、一つの道で何かを極める人というのは、才能を大前提としたうえで、毎日の鍛錬が楽しくて仕方ない人、努力が苦にならない人。受験勉強という分野でもそう。そういう風には絶対になれない、わたしは努力が苦で仕方ないから。単語を一つずつ書いて覚えていく、そういう根気は私には一切ない(ついでにいうと100回書いても覚えない)。
ちなみに、私の単語の覚え方というのは結構特殊で、文脈の中で意味と音か字が結びつかないと「覚えた!」にならないらしく、単語だけを何回繰り返しても覚えられない。語学をやるには圧倒的に不利な体質(なのか?)で、文章の中で100回なり200回なり出てきて初めて「あ、これはこういうニュアンス」と腑に落ちるから、幼児の覚え方に近いのかもしれない。もちろんそれ以前に何度も何度も辞書で調べて日本語と対照しながら覚えているのだけど。
話が飛んだー
つまりだ、言いたかったのは、みんながヒーローになれるわけじゃないし、「努力」って苦しくてするものじゃないでしょ、ってこと。
それって、ダメなんじゃないか、とおもっていたときもあって、まぁヒーローやら姫やらにあこがれる時期というのは誰しもあって。
勉強がめちゃくちゃできてしょーがないわけではない。仕事もそこそこ。周りを圧倒するほどのリーダーシップもないし、飲み会なんかで場を支配する華があるわけでもない。まぁ、ふつーの人間なわけです。
それでもいいじゃないの、別に。
というのは、開き直ったというか、だってねぇ。30ン年も生きてきて今更才能が開花する気もしないですし。
・・・この相談引き受け体質、占い師か場末の飲み屋のママとしてなら開花するかもしれませんがうちのかいしゃがつぶれたらぼくうらないしになるんだ、、、
ただ、自分の良心にかけて、後ろめたくない者でありたいですね。それはそれでいい人生なんじゃないかしら、と、最近とても思います。
30代には30代の、60代には60代の、90代には90代の美しさ、というものがあると思います。姿かたちにも、心にも。それにはこだわりを持っていたい。みっともない、浅ましい真似はしたくない、という思いがすごくあります。
余裕がないとみっともなくなるし、すぐ余裕なくすし、簡単ではないのだけど。
どうしたらいいんでしょうね。
・・・パワハラじゃん、やっぱり@その上司とは最後まで気が合わないまま
まぁ、最大限いい方に解釈すれば、自他ともに認める雑な(詰めの甘い)性格の私が気に障って仕方なかったんだろうと思う。
しかし、だ。そのころ私はド新婚で、というかむしろドイツ語がどうしようもなく切羽詰まっていて、必要最低限の残業以外はカフェに通って(帰るころには図書館はすでに閉館)毎日TestDaFのリスニングをノイローゼになるくらい聞いていたころだ!(しかもよく意味は分かっていなかったのに、だ)
仮に、お前海外逃亡して楽したいだけだろ?と思っていたからといって、制度としてそういうものがある以上、それは遊びではないわけで、それなりに公的にいろんなところからのプレッシャーやらなんやらと戦いながら自分を追い込んでいた時期でもあるわけであって、邪魔していい理由にはならない。と、思う。
ていうか、仮にそういう公の事情がなかったとしても、終業後三時間も残業した後で、具体的な指示がないなら余計なこと言うなっつんじゃ
あとから冷静に見返すと、「具体的な残業の指示をしてないのに残れとプレッシャーだけかける」って完全に管理職失格やんか
まぁ、具体的な余計な指示をあれこれ飛ばして(いわゆる1000本ノック)部下がおうち帰れなくなっちゃう管理職なんてのもいるけどね!
物事には適正範囲というのがあるわけで、思い付きの軽い指示がどれくらいの分量の作業になるかというのを把握せずに投げる上司と、文句言わずに徹夜で仕上げる部下(とその部下とその部下)の組み合わせというのが結構役所には多いのだけど、文句言わない部下というのもどうかと思う
文句、といういい方は適切じゃないのかもしれないけど、「丸三日徹夜でやればできますが、やりますか?」という、または「ほんとに明日までに必要ですか?」という確認だな。案外、「そんな大変ならやんなくていいよ」「来週まででいいよ」「暇なときでいいよ」と言われることって多いのである。もちろん、やらねばならんときはあるから、それは全力でやる。逆に、上からみたら「これ大変かも、、」と思ったら、オートメーション化されていたり、他の仕事がなくて暇だったりして「あ、それならすぐできます」ということもあるから、上下のコミュニケーションがしっかり取れていればなんの波立ちもなくできること。
なんかね、勘違いしている若い子も多くて、修羅場ってる時に「遅い時間なので僕もう帰っていいですか?」っていうのも居るのよ。さすがにそういうのは波立つよ。
見たらわかるだろう、今猫の手も借りたい状況で、かつ、君は僕の直属の部下で、この仕事はずっと君と僕で一緒にやっていて、さっきばりばりに急いだ声で急ぎの指示を出しただろ?!みたいのもいて、そこは状況見ろといいたいけども。
(そういえば、「僕明日があるのでこれで失礼します」と指示をスルーして帰った強者と、お母さんから「最近うちの子から電話がありませんが、息子は元気にしておりますか」と職場に電話が入った強者がいたな。。。)
そのメリハリがついて、ちゃんとやることやっている人というのは、何人か知ってるけど、上からも頼られるし、下から見てもかっこいいしついて行こうと思う。
ついて行こう、って簡単じゃないんだけどね!
総じてそういう人はエネルギッシュだし、本人がメリハリついてるから、仕事もできるし遊びも家庭もしっかりしていて、もたもたしてると「なんだお前そんなこともできねーの?」とか言われるし。あと「そんな余計なことする暇があったら○○しろ」とか。
その選球眼が誰にでも備わってるわけじゃないんですー(><)と言いながらなんとか相手してもらっている状況
***
努力をしたとしても、誰もがイチローやマツイになれるわけじゃないし、誰もが東大に行けるわけじゃない。
私が一番苦手なのは「地道に、こつこつ」。頭の回転だけでいえばそんなに悪い方じゃないと思うけど、たとえば学者(研究者)とかもそうだけど、一つの道で何かを極める人というのは、才能を大前提としたうえで、毎日の鍛錬が楽しくて仕方ない人、努力が苦にならない人。受験勉強という分野でもそう。そういう風には絶対になれない、わたしは努力が苦で仕方ないから。単語を一つずつ書いて覚えていく、そういう根気は私には一切ない(ついでにいうと100回書いても覚えない)。
ちなみに、私の単語の覚え方というのは結構特殊で、文脈の中で意味と音か字が結びつかないと「覚えた!」にならないらしく、単語だけを何回繰り返しても覚えられない。語学をやるには圧倒的に不利な体質(なのか?)で、文章の中で100回なり200回なり出てきて初めて「あ、これはこういうニュアンス」と腑に落ちるから、幼児の覚え方に近いのかもしれない。もちろんそれ以前に何度も何度も辞書で調べて日本語と対照しながら覚えているのだけど。
話が飛んだー
つまりだ、言いたかったのは、みんながヒーローになれるわけじゃないし、「努力」って苦しくてするものじゃないでしょ、ってこと。
それって、ダメなんじゃないか、とおもっていたときもあって、まぁヒーローやら姫やらにあこがれる時期というのは誰しもあって。
勉強がめちゃくちゃできてしょーがないわけではない。仕事もそこそこ。周りを圧倒するほどのリーダーシップもないし、飲み会なんかで場を支配する華があるわけでもない。まぁ、ふつーの人間なわけです。
それでもいいじゃないの、別に。
というのは、開き直ったというか、だってねぇ。30ン年も生きてきて今更才能が開花する気もしないですし。
ただ、自分の良心にかけて、後ろめたくない者でありたいですね。それはそれでいい人生なんじゃないかしら、と、最近とても思います。
30代には30代の、60代には60代の、90代には90代の美しさ、というものがあると思います。姿かたちにも、心にも。それにはこだわりを持っていたい。みっともない、浅ましい真似はしたくない、という思いがすごくあります。
余裕がないとみっともなくなるし、すぐ余裕なくすし、簡単ではないのだけど。
どうしたらいいんでしょうね。