広辞苑で調べたら
「欲が深く、どんな場合にも利益を得ようとする者のことをいう」
とありますが・・
私の場合、幼少の頃から「親」が常にこの言葉を発しておりまして
知らず知らずのうちに、何故か座右の銘になっちゃってます(笑)
なので、
例えば、家族で何かを食べに行くと
“ただ美味いだけではなく、この料理がどんな味付けで作られているか・・?
とか、材料はどんなものを使ってるか・・?とか、じっくり味わって
舌にその味覚を覚えさせて帰れ”
というのが食事中の親の忠告なのでした。。
こんな感じで育った私の環境だけど
これが案外、今になってみると、案外役立ってるんだと実感します。。はい
例えば、キャラメル作りにしても、パン作りにしてもそうでしたが
最初は「美味しい」の一言から始まり
どうやって作るの?材料は?味付けは?・・に続いて
何度も試行錯誤して美味くできた時はすんごく嬉しくて
やった~!って感じで、改めて親の教えに感謝したりして・・(笑)
で、そんなこんなで今を生きておりますが
先日、
ほぼ毎日うちのお店に来てくれる、最近は大将のゴルフ仲間でもあり
私にとっては良き雑学披露の相手であり、物知りな彼と色んな話をするのが
とても楽しみな人なのですが(以下、彼のことをEさんと呼ばせていただき
ます^^;)
そのEさんが、ゴルフに行ったときに買ってきたという、お気に入りの
“パンプディング”をおすそ分けしてくれて、
それを食べた大将が「大人の味や~!」と感激したことをきっかけに
私も作ってみることにしたのです
普通、パンプリンってのは、
昔作ったのを思い出すと、食パンを牛乳に漬してふやかし、
そこに玉子と砂糖、塩少々にバニラエッセンスを入れて混ぜ合わせたものを
オーブンで焼くか蒸す。。
そんな感じの、ザラっとした食感だったのだけど・・
Eさんがくれたパンプディングは上品で、
パンが入ってるなんて思わないぐらい舌触りも滑らか。。
頂いたプディングを食べながらあれこれと自分の中で材料と作り方を構成。。
そして、今日、大将がお気に入りのプディングを作ってみました
材料は
プリン生地=食パン(6枚切)牛乳(500)砂糖・塩(お好みで加減して)
玉子(6~8個)エヴァミルク(1缶) カラメル=砂糖(90)水少々・・
エッセンスオイル(バニラやラム酒等・・)
生地作り方
食パンを押さえないように細かくちぎり、牛乳で漬しておいたものを
ミキサーにかけてペースト状にしたものをボールに移し、
好みの量の砂糖と塩少々と玉子、エヴァミルクをミキサーに入れて
カクハンしたものをボールの中の生地と混ぜ合わせてケーキ型などに入れて
焼き上げるか蒸し焼きにする(オーブンで180度35分位・・)
カラメル作り方
砂糖をストーン加工のミルクパンに入れてうっすら焦げるまで煎り、
焦げ目が出てきたら火を止めて少しづつ水を入れて(注意:いっきに
水を注ぐと焦げた砂糖が飛び跳ねて危険!)鍋を回すようにして
混ぜ合わせる。焦がしすぎると苦くなるので、好みで加減をする。。
できたてをたった今いただきましたが、食感もまずまずで味もまぁまぁ
なんとか失敗もせずにできたことに「ヤッタ~!」と一人ご満悦(笑)
あとは大将に味みてもらってOKが出たら
「自分レシピ」の完成でしょうか
