仕事を終えた帰り道での出来事。。
昨日は、母の四十九日で実家に帰ったために
自転車に乗っていなかったので
大将の自転車を押しながら、2人で商店街の中を歩いて帰ったのですが・・
坂道を上りきったところで、
妙な人がヒョコっと立っていたのです。
その姿が、お坊さんの法衣をまとった様な、
その上に灰色の、穴を繕った様なつぎはぎの上着を羽織り、
頭はターバンのような、白い布を巻いていたのです。。
その
妙な人は、私達が通り過ぎるのを待っていたかのように
30メートル程後ろから同じ方向に歩いてきたのです。
それも、ヒョコヒョコと・・・。
夜中でも商店街の中を通る人はたまにいるので
その妙な人も、同じ方向に歩いているだけなのだと思いたかったのですが;
今まで見たことが無い姿だったこともあるのだけれど、
夜中に歩いている人を見ると少し警戒心を持ってしまい
時々振り返って見たりするものなのですが・・。
その
妙な人は私達と同じ方向に歩いてきて、
何度も振り返るたびに、段々と恐怖の様なものが芽生えてきてしまい
もしかして、私達をついてきてる?!
みたいな気がして、ずっと後ろを振り返ってみてしまったのです。。
で、
商店街の、かなり上まで歩いた時に、
十字路になったあたりの左側から2人組の熟年カップルが歩いてきたので
なんとなくホッとしたのですが
その時後ろを振り返ると、
ヒョコヒョコついてきていたあの
妙な人の姿が見えなくなっていたのです。
もしかして、ロータリー(市場の真ん中に休憩所の様な場所があるのです)で休憩?
と思っていると、
カップルが私達と同じ方向に、坂道を上り出したとたん、
妙な人がヒョコッとロータリーの陰から出て来て
横道に歩いていったのですが。。
橋の前で大将と2人、
しばらくの間、
妙な人がついてきていないことを確認するまで
じーっとその場で立ち止まっていたのだけれど
ついてきていないとわかってもなんだか不気味な感じが自分の中から消えず
家の中に入っても、気になって仕方がありませんでした。。
この話を、寝ずに私達を待ってくれていた娘に話すと
「もしかして、貧乏神ちゃう?」
と、一言。。
ただでさえ暇なのに;
今、そんな神様にくっつかれたら大変;
憑りつかれないように
今夜の帰り道は塩を持って歩くことにします。。