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北軽井沢番外編・67~6弁オオヤマフスマ

 ナデシコ科ノミノツヅリ属の「オオヤマフスマ(大山衾)」。北海道から九州の山地に分布している。花径は1センチほどで、同属のノミノツヅリよりかなり大きい。花弁は通常は5枚だが、写真のものは6枚ある。これは北軽井沢の林内のもの。
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キバナノショウキラン

 裏高尾“日影林道”で見ることができた「キバナノショウキラン(黄花の鐘馗蘭)」。ラン科ショウキラン属の多年性菌従属栄養植物で、自身では葉緑素を持たず菌根菌から養分を吸収して生きている。落葉広葉樹林の林床に生育し、この後、夏に出来る果実はラン科には珍しい液果になる。
 名前は、花の形を疫病神を追い払う神様の“鐘馗”に見立てているが、写真の花は終わり掛けで“鐘馗”様には見えなかった。花には強い香りがあると聞いていたが、小雨が降る中の斜面でこの花を見つけた途端、嬉しさと共に滑る足場や手振れを気にして香りを嗅ぐのをすっかり忘れてしまった。
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ニワウルシ・3~雌株

 鑓水公園付近の道路の法面に伸びてきた「ニワウルシ(庭漆)」。ニガキ科ニワウルシ属の落葉高木で雌雄異株。2~3年前にここに生えているのに気付いたが、その時、樹高はせいぜい2メートルほどだった。花もまだ付けていなかったが、先日、通り掛かると高さ4メートルほどに成長しており、歩道橋の上から見ると枝の間に何やら見える。望遠で撮って拡大してみると特徴的な翼果。これは雌株だった。ニワウルシの雌株は上柚木公園でも確認しているが、枝が高く雌花序を確認できていない。この歩道橋の上からなら確認できそうだ。ちなみに雄花序は長池公園で確認している。
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