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散歩道・57~サカハチチョウ

 奥高尾“萩原作業道”のアカショウマに止まった蝶。これまでに見たことがあるコミスジだと思ってそのまま通り過ぎようとしたが、翅にオレンジ色の模様が見えたのでカメラを出して一応撮影。あとから調べてみるとこれはタテハチョウ科サカハチチョウ属の「サカハチチョウ(逆八蝶)」のようだ。その名は翅にある白い模様が“逆さまの八の字”という意味。サカハチチョウには春型と夏型があり、春型にはオレンジ色のまだら模様になるが、夏型はオレンジ色が無くなっていく。この日は、高尾山“1号路”で目の前をアサギマダラがスーッと飛んで行った。蝶観察がお好きな方も高尾山は絶好の場所だろう。
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サンコタケ・2~大発生

 九兵衛坂公園の野道に大発生した「サンコタケ(三鈷茸)」。アカカゴタケ(赤籠茸)科サンコタケ属のキノコで、傘が無く3本の角状の突起がアーチを描くように伸びて先端でくっついている。背丈は10センチほどで突起の中ほどには悪臭を放つ黒褐色のグレバ(Gleba=胞子形成部分)があり、ハエなどをおびき寄せ身体に付着させて胞子を散布している。“三鈷”とは仏教の法具で先端がフォークのように3つにわかれているもので、それに見立てて名付けられた。蟹の爪にも見えるが、カニノツメは別のキノコになる。サンコタケは一昨年にここ九兵衛坂公園の山道で見ていたが、2年振りに見ることができた。
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シロテンマ

 ラン科オニノヤガラ属の「シロテンマ(白天馬)」。オニノヤガラの変種で花が白くなる。花の形はオニノヤガラと同じだが、オニノヤガラよりも小さく花数も少ない。オニノヤガラの背丈は1メートルにもなるが、この株はせいぜい30センチほど。また開花期はオニノヤガラより少し遅い。これは裏高尾のもの。

『天までとどけ』 作詞・作曲・歌:さだまさし 昭和54年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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