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コクラン・9~蓮生寺公園

 ラン科クモキリソウ属の「コクラン(黒蘭)」。この界隈では松木日向緑地(東京都立大学)、下柚木地区、絹の道の3ヶ所で生育を確認していたが、当地の公園管理者から『蓮生寺公園でも見つけましたよ。』との連絡。早速、訪れるとまだしっかり花が見られた。蓮生寺公園では、1ヶ月前、クモキリソウを探索中にマムシに遭遇し一目散に逃げたことがあったので、藪に足を踏み入れるのは要注意。足元はスギの枯れ葉などに覆われ地面は見易いが、やぶ蚊の攻撃が半端ではなく、ササっと撮ってすぐに退散した。
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カラスザンショウ・7~葉

 長池公園外周に生育している「カラスザンショウ(烏山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉高木で雌雄異株。サンショウに比べて大きくなるが果実は食用にならず、カラスなら好んで食べるだろうという意味で名付けられたようだ。カラスザンショウの葉には”油点”が散在しており、光に透かして見ると明るいので“明点”とも呼ばれる。“油点”はミカン科の植物の特徴であり、細胞間隙に香り成分が満ちているもので、傷つけると油点が破れて香りを放つ。サンショウの葉を手のひらに載せて『パン!!』と叩くのは、この香り成分を出すためである。
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