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ラッパイチョウ

 JR八王子みなみ野駅付近の宇津貫熊野神社境内で見られる「ラッパイチョウ(喇叭公孫樹)」。イチョウ科イチョウ属の落葉高木で、普通の葉に混じってラッパ状の葉を各枝に付けるイチョウの変異種。葉の両端がただ丸まっているわけではなく、繋がって筒状になっている。国内では、奈良県宇陀御杖村土屋原の春日神社、京都府福知山市の医王寺、熊本県の熊本城内など十数本しか存在が知られておらず、東京ではほかには東京大学本郷キャンパスにあるようだ。
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ミツモトソウ

 裏高尾“日影林道”の沢沿いで見られる「ミツモトソウ(水元草)」。バラ科キジムシロ属の多年草で、山地の谷沿いや水辺に生育する。「ミナモトソウ(水源草)」とも呼ばれ、“水源”があるような場所に生えるという意味のようだ。花は同属のキジムシロにそっくりだが、キジムシロが地表に這うように咲くのに対して、ミツモトソウは草丈が50~100センチになる。写真の後方は日影沢の渓流。
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ヒナアンズタケ

 長沼公園“長泉寺尾根”の山道に発生しているオレンジ色のキノコ。色は以前見たツノマタタケに似ているが形が違う。図鑑やネット検索でもわからず、以前も教えて頂いた“きのこサイトの専門家”にお尋ねしたところ、これは「ヒナアンズタケ(雛杏子茸)」ではないかとのアドバイス。なるほど図鑑と見比べてみると確かにそのようだ。アンズタケ科アンズタケ属で、傘の形は一定ではないが直径1~1.5センチ。背丈は1.5~2.5センチある。同属のアンズタケはもっと大きく肉厚でアンズの香りがするのでフランス料理などに使われるようだ。
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