元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ナガエオオカモメヅル・1~開花
長沼公園“西の沢”に生育する「ナガエオオカモメヅル(長柄大鴎蔓)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)オオカモメヅル属のつる性多年草で、オオカモメヅルの花序が葉に隠れるように付くのに対して、本種は花序が葉よりも長くなるように付く。当地の専門家によると長沼公園では以前からナガエオオカモメヅルが確認されていたとのことで、これはそう判断した。この開花情報はブログ読者から頂戴した。
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ジャケツイバラ・6~果実
5月下旬にここ裏高尾の旧甲州街道沿いで花を見ていた「ジャケツイバラ(蛇結茨)」。その後見に来ると果実の莢が数個出来ていた。長さは5~6センチと大きく、中の種子はまだ小さいのか表面にわずかに起伏が見えるだけ。他の枝には去年の莢が茶色く枯れて残っている。次は果実が熟した頃にまた観察しよう。ジャケツイバラはマメ科ジャケツイバラ属のつる性落葉木本。
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フサザクラ・7~日影林道
裏高尾“日影林道”の登り始めは両側の林が日差しを遮り、また沢からの風が涼しく気持ち良い。しかしキャンプ場を過ぎて更に1キロほど登ると視界が開け、“萩原作業道”入口付近では日差しが直接当たり始める。水分補給のために道端の大きな樹の下でひと休みし、ふと見上げると枝にたくさんの小さな果実。これはフサザクラ科フサザクラ属の「フサザクラ(房桜)」だ。高尾山ではこれまで、6号路、4号路で見ていたが、ここにも大きな樹があった。
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