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トクサ

 大塚公園付近の道端で見掛けた「トクサ(砥草・木賊)」。トクサ科トクサ属のシダ植物で、全国の湿地に生育するが、観賞用に栽培されているものが多い。トクサの表皮にはケイ酸が含まれており、古くから木工品や金属の研磨に利用されてきた。また茎を乾燥させたものが生薬の“木賊(もくぞく)”で眼病などに薬効がある。
 写真は茎頂の胞子嚢の様子で、そこに力士の顔があった。大相撲は本来であれば今月は“名古屋場所”だが、今年は“七月場所”として両国国技館で開催されている。観客は掛け声の代わりに拍手になり、横綱土俵入りの際の『ヨイショ!!』も無い。開催できているだけで良しとしなければならないだろう。
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イヌドクサ

 堀之内東山ふれあい西緑道付近の道端に生えている「イヌドクサ(犬砥草)」。トクサ科トクサ属のシダ植物で、トクサに似ているが、トクサの茎は直径6~7ミリあるのに対して、イヌドクサの太さは3~4ミリと細い。また茎の下部では輪生する枝を出す。当地では上柚木の遊歩道で見ていたが、ここで2ヶ所目。
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