ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



被災地の皆さん、心よりのお見舞い申し上げます。
避難所での自閉症・発達障害者の支援についてまとめています。


先日は高知県立の盲学校の先生方や親御さん、近隣の親御さん方に個別支援計画に関する話をしました。

自閉症の特性があり、視覚障害知的障害などの重複した障害がある方の支援について整理する良い機会になりました。

当日は、難しい概念の多い研修にも関わらず、皆さん真剣に聞いていただきました。

整理した一部を過剰書きにします。

*重複した障害障害がある場合、ごちゃ混ぜにして1つの個性として考えるのではなく、1つ1つの障害特性を整理して考える

*自閉症の特性は整理統合の特性を意識する

*視覚支援というよりも、本人が強く理解できる媒体を活用すること



これまで数人の視覚障害をもつ自閉症の方の支援に関わらせていただきました。

例えば、白黒反転や点字でのスケジュールの活用、具体物を接触して確認するスケジュールを活用してきました。

本人の強みやもっているスキルで空間や時間を整理して伝えることが大事になります。


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災害時の自閉症児・者の支援について書いてます。
緊急時に、そのような余裕がないことも承知ですが、
周囲の人に少しイメージを作っていただきたいので書いています。

災害時は、変更が多く見通しが持ちにくくなります。

視覚的見通しをもたせることにも限界があります。

大事なのは、こんな時だからこそ、規則正しい習慣をつくることです。
(被災者の立場で言えば無茶なことを言っています。すいません)

具体的な活動を設定したら、いくつかの内容をいつするか決めてください。

時間が固定しにくいもの(食事とか)もありますので、一部で良いです。

感覚的な活動、体操、課題など、時間やできれば場所を選んで実施してください。

毎日繰り返される活動があることは、本人の安心につながる場合があります。

体操やリラックスの方法、感覚的な活動は、できるだけ安定した時間に設定してください。



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災害時の自閉症児・者の支援について書いてます。
緊急時に、そのような余裕がないことも承知ですが、
周囲の人に少しイメージを作っていただきたいので書いています。

避難所などで、難しい部分も現状が難しい部分もありますが。

できるだけ具体的な活動を設定してください。

つぶやきで「やっていいこと、やっていけないこと」を視覚的に提示するという書き込みがあってますが。

災害時にやっていけないことはいっぱい増えますが、やっていいことが具体化しません。

自閉症の方は、曖昧でイメージがない時間がつづくのは得意ではありません。

そこで、できる範囲で具体的な活動設定していただきたい。

以下は、知的障害を重複してもつ方の緊急時に実施した内容です。

・役割を探す(物を運ぶ など)

・課題を設定する(ペットボトル等でプットインタスクをつくる)

・好きな活動(広告の裏などを使って絵を書いたり、折り紙など)

・体操・リラックス(簡単な体を動かす活動を、モデルを見せて)

・感覚的な活動(クッション、小さなチップを箱に入れる)




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災害時の自閉症児・者の支援について書いてます。

緊急時に、そのような余裕がないことも承知ですが、

周囲の人に少しイメージを作っていただきたいので書いています。

繰り返しますが、本人の理解にあわない視覚支援は(紙に書いて見せるなど)、こちらからの要望だけが伝わり、内容がわからないので押しつけだったり、恐怖だったりします。

緊急時に、あるもので視覚支援をするのは大切ですが、

・紙文字に書いてみる
・紙に絵に描いてみる
(・デジカメや端末:電源の問題があるので難しい場合があります)
・物を並べる

もっと重要なことは具体的な活動の設定と習慣づくりです。

緊急時だからこそ、より具体的な提示が必要です。

しかも、できる部分でです。









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