2日(土)
早朝の羽田空港サクララウンジから今回の旅が始まる
行先は小松空港、今年2回目の訪問
空港でいつものKUROBUTAレンタカーさんのお世話になります。
確か車種お任せプランで借りた車はT社のヤリス
相変わらずの豪華装備の内装
国道360号から県道22号で能美市へ、因みに『のみし』と読みます
政治家の森喜朗氏や野球の松井秀喜氏の出身地で有名
小高い丘の上の入浴施設が本日の1湯目
132.里山の湯 辰口温泉総湯@辰口温泉(石川県能美市)
★★★★☆
温泉旅館3軒の小さな温泉地ですが開湯1400年の歴史
辰口は手取川の氾濫で住んでいる龍が暴れているからという由来
度重なる洪水で源泉が埋まってしまい、数百年も泉源を見つけられずにいたが江戸時代に
再び再開したそうな
ガラスを使った独特の建物のコンセプトは
〈行灯のあかりに誘われて、のんびりと温泉を楽しむ〉だそうです
温泉施設の隣には延寿殿、5メートル近くある大きなぼけ封じ観音といわれる白寿観音が祀らる
北陸最大級の石仏だそうです
内湯は深さが異なり寝湯と別れて大きな浴槽が一つ
壁には御影石を使用して新しく清潔な浴場
露天風呂はヒノキ風呂
泉質はナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)
2湯目に移動、約30分程で金沢市に隣接してる野々市市へ、
市の名前に特殊記号『々』を利用しているのは野々市だけ
街中の大型銭湯って雰囲気、駐車場には結構な車で人気施設のよう
133.源泉掛け流し温泉 しあわせの湯(石川県野々市市)
★★★★☆
浴場は2階、因みに1階は駐車場の都市型施設
浴場も大きく泉温別の湯船が並び毎分450リットルの湧出量、
源泉温度が44℃と素晴らしい湯が掛け流しで利用
泉質はナトリウム塩化物泉 薄く濁った塩辛い味の湯
露天風呂もあり充実施設、あたたまり感が強烈で長湯して汗だく
国道8号線で金沢市内を通過、高速道路のようなバイパスになっており金沢市の通過は快適
津幡町でバイパスを途中下車、JR津幡駅の近くが本日の昼食
与一(石川県津幡町)
夜は居酒屋さん、ランチも人気店なので待ちを覚悟したが大雨の影響か駐車場もガラガラ
小さな半個室の座敷に通されます。
メニューは定食でカキフライ膳や焼き魚膳など10種類、鰻重以外は料金が1100円
注文はお造り膳¥1100
凄いボリューム、刺身が5種に秋刀魚焼きが半身に小鉢が3つと漬物、味噌汁
すべてが美味しい、魚が新鮮で生臭い感じがない
食後にコーヒーも付いてかなりお値打ちです
河北市から無料高速ののと里山海道で柳田ICまで走行、県道2号を走行して能登半島を横断
七尾市内を抜けて前回入浴できなかった施設へ75km程移動
龍王閣(石川県七尾市)
また、お休みの張り紙・・・・
県道246号から国道160号で氷見市に移動して道の駅で氷見うどんと鱒寿しを購入
国道415号で富山市方面に海沿いを走行
見たことない派手な電車、高岡軌道線(高岡市→射水市)の獅子舞トラムという車両
富山新港にかかる日本海側最長の新湊大橋を渡る。螺旋状の取り付け道路まで合わすと3.6km
塔と桁とを斜めに張ったケーブルで支える斜張橋構造
七尾市から海岸線を68km程移動して高岡、射水、富山と越えて本日の3湯目へ
134.日方江温泉(富山県富山市)
★★★★☆
到着は夕方、地元の方々で混雑
浴場は内湯のみで水風呂と6人程が浸かれる浴槽が並ぶ
泉質はナトリウム塩化物泉
泉温も熱めで赤褐色の透明の湯
で温まり感が強くスベっとした浴感
ここより海沿いを10km程移動
本日のお宿は滑川駅前のビジネスホテル
香川に行ったら讃岐うどん、長崎のちゃんぽん、北海道のガラナ飲料、青森の煮干しラーメン
と地域の庶民的な名物を食べたくなるのです。
富山といえばオイラには鱒の寿し
なのです
鱒寿しは神通川流域の郷土料理、江戸時代後期には誕生しており当時は笹や酢を用いた保存食
富山県には鱒寿し専門店が多数あり。オイラが参考にしているサイト(ここをクリック)
今回は富山県射水市の水産製品製造業さん
鱒の寿し@順風屋
★★★☆☆
美しいオレンジ色、鱒身はやや薄めですが酢飯との相性もよくバランスがいい
木桶に笹で包まれた鱒寿しを一人で食べる罪悪感が好きです
3日(日)
10時までお宿でゆっくり滞在、居心地のいいビジネスでした
滑川から約25km程、立山方面に移動
昼食の買い出しのため寄り道、TVとかにも取材される有名な地元コンビニ
立山サンダーバード(富山県立山町)
★★★☆☆
25年以上営業されている個人経営のコンビニ
販売しているおにぎりとサンドイッチの具が変態のレベル
30種類以上ある中からオイラのチョイスは
おにぎりが鹿肉、ホタルイカ
サンドイッチがおでんと月(アポロ)
正直な感想ですがパンとおでんは合いません
月の具はアポロチョコレート(明治製菓の人類史上初の月面着陸したアームストロング船長の
宇宙船アポロ号をモチーフにしたお菓子)が縦に並んでます。これは普通に美味しい
案外、値段は高めですが非常にアイディアが面白く楽しいのでOK
ここより県道6号をさらに立山方面に移動、富山地方鉄道立山線の列車と対面
いつの日か攻める会で乗るのでしょうか、今だ足を踏み入れた事のない黒部立山アルペンルート、
本日の1湯目が13時からのため時間調整で本宮駅に立ち寄り時間つぶし
無人駅で味のある駅舎
近くの砂防堰堤展望台でサンダーバードで買った変わり種の昼食を食す
常願寺川中流部における河床の上昇を軽減するため建設された本宮砂防堰堤
長さ107m、高さ22mの日本一の貯砂量を誇る
壮大な景色で頂くおでんのサンドイッチは格別
ここより本日の1湯目までは10分
亀谷方面に有峰林道を走行して北陸電力(株) の小見発電所を越える
本日の1湯目は
135. 白樺の湯@亀谷温泉(富山県富山市)
★★★☆☆
富山県立有峰自然公園の玄関口に位置
内装は綺麗、温泉再開のためにクラウドファンディングで寄付を集めて2021年に再開
泉質は単純硫黄泉
加温、循環、消毒と3拍子揃ってますが硫黄の香りもほのかに、泉温はやや熱め程度
県道43号を常願寺川沿いを走り、富山市の郊外を県道35号で抜ける
途中、懐かしい越中八尾の街中を越えて砺波市に入り庄川沿いの国道156号を走行
約52km、1時間半の移動
本日の2湯目は、この旅一番の目的地
駐車場に車を停めて細い小路をおりる
136.湯谷温泉(富山県砺波市)
『ゆだにおんせん』は以前から訪問したかった温泉
大正11年開業、想像していた以上に立派な木造2階建ての建屋
無人の時もあるようですが本日は管理人の女性が居られて入浴料金をお支払い
風呂までの行き方の説明をして頂く。長い廊下をひたすら歩く
途中には炊事場もある、昔は湯治宿だったそうだが今は入浴のみの営業
小牧ダムを望みながら階段を下る。瓦屋根が浴場かと思いきや・・・
さらにそこから下に進む。途中から壁や屋根が破損しておりブルーシートで補修
台風で破損したそうです。この辺りは相当に不気味
無機質なコンクリート構造物に変り男女の分かれ道、アコーディオンカーテンを開けると脱衣所
洪水で浴槽が埋まるのを防ぐためトーチカ造り、(トーチカはロシア語で防御陣地のこと)
になっているそうです。
泉質はナトリウム・カルシウム -塩化物泉
毎分202リットルが自然湧出する、アルカリ性でpH9.5の強アル
創業時から存在するコンクリート造りの深い浴槽から湯量が多く溢れて浴室が水没してます
めちゃいい温湯、熱湯好きが絶賛する温湯なのです
素晴らしい浴感でガチで長湯
ダム下からひたすら登るので当然ですが浴後の登坂は強烈
ここより国道156号と無料の東海北陸自動車道を走行して高岡北ICまで移動
湯谷温泉で長湯してしまい日が暮れました
細い林道のような県道361号を走行、たまにあるトヨタナビのめちゃな道選択
草木が道路まで茂りレンタカーに傷がつかないか心配しながら走行、
30分間、対向車には1台もすれ違わなかった
山間の集落にある本日の3湯目
137.神代温泉(富山県氷見市)
『こおじろ』と読むそうです。石油採掘で発見された温泉
やや老朽化が目立つ建物、宿の営業はしていないよう
泉質はナトリウム一塩化物強塩泉(高張性・中性・高温泉)
笹色の濁り湯で泉温はやや熱め、掛け流し
で利用
浴後に管理されている女性としばし団欒、掛け流しに拘り
タンクに貯めることなく200mを引き湯して直接湯船に注いでいるそうです
本日のお宿に向けて移動、おバカなナビは同じ道を選択したが無視して国道160号へ移動
想像通り広く走りやすい道が続く
本日の宿は新高岡駅前のビジネスホテル、近くに強大なイオンモールがあり夕食の調達
残念ことに殆ど売り切れて鱒寿しがない
本日の鱒寿しは四角い鱒寿しに拘っている砺波市唯一のお店
ます寿し@平ら寿し本舗
★★★★☆
丸くなく切れているのがオイラには少し物足らない
鱒の身に厚みがあり旨い
其の2に続く