アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第343回目「賢者ヴァシシュタのアサナ」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第343回目「賢者ヴァシシュタのアサナ」5月5日

今日は子供の日。大人も子供に戻って元気いっぱいに動きましょう。すると「コロナでみんな困っているのに、あなた、よくもそんなことが言えますね」などと閉鎖的な人が増えています。でも腕を組んで考えていても、何も起こりません。孔子がそう言っていました。ところで孔子って誰なのか？というと、ほとんど知りません。「論語」っていう本も聞いたことがあるけど、何を教えているのかまったく知りません。そこで見つけたのが漫画「ドラえもんの論語」です。うん、これなら気軽に読めそうですね。

それで孔子は何を言っていたのかというと、お勉強しましょう！ということでした。勉強にもいろいろありますが、ここではアレクサンダーテクニークのお勉強をします。首を固めず縮こませずに日常生活の様々な活動をするのです。それがネックフリーのヘッドリードです。今回はヴァシシュタアサナをやりましょう。

１）壁のコーナーを使いましょう。足をつけて右手で体を支えます。

２）左手で左足をつかみます。

３）胸を張って足をバーンと引っ張り上げましょう。

これと似たポーズでカシュヤパアサナというのがあります。

１）左足を半跏趺坐の要領で組んで、左手で背中から回してつかみます。これをやるにはそこそこ柔軟性が必要ですね。

２）そして手で体を持ち上げて支えます。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-13】賢者のポーズ

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第342回目「丹田には腸腰筋を使え！」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第342回目「丹田には腸腰筋を使え！」5月4日

アレクサンダーパワーヨガでは腸腰筋を鍛えて丹田力を開発するのが目的です。それにはストレッチではなくて、筋反射を使っての圧縮作用でおこないます。筋反射とは体にある刺激を与えると機械的に反応することです。ツルッと滑って転びそうになったけど、体が瞬間的に体勢を整えて、スッと立ち上がったとか経験ありませんか？子供はそういうのがすごく発達しています。ところが大人になるとだんだん影を潜めてしまうみたいです。この反射機能が働かないと滑って転んで、そのまま遠いいとこに逝ってしまう人もいます。

普通に生活能力がある人なら、腸腰筋を鍛えればかなり回復します。小脳にある細胞がコントロールしているそうです。鍛えるには腕を組んで考えているだけではダメです。イメージトレーニングは良いのですが、その辺りはやっぱり実際に体を動かさないとダメです。

というわけでムクタハスタ・シールシャアサナをやりましょう。慌てず毎日練習を少しでも繰り返していると、いつかやがてできます。早い人はやったその日からできるし、まああ１年続ければ、誰でもできるようになります。１年やってもできない人はどうするかって？それは聞かぬが仏なのです。信じる者は救われる。アーメン

１）頭をマットにつけて両腕を伸ばします。手の甲をマットにつけます。

２）つま先を支点にして前後すると、頭がゴロゴロ転がりますね。この動きで、まず頭と背中の連続性を作るんです。

３）頭と背中の動きがなめらかになったら、手の甲でマットをちょっと押しつけてみます。すると足が自動的にフワッと持ち上がります。これをまず徹底的に練習してください。反動で持ち上げてしまう人が多いですが、それをやると危険な上、体にも悪いです。慌てずゆっくり動く訓練をしてください。すると小脳が学習します。

４）自動的に足が上がるようになったら、高さも上げてみましょう。足の上げ下げを何度も繰り返してください。これができるようになると丹田力はすっかり強化されています。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-12】腸腰筋を使え！

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第341回目「サルワンガアサナ」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第341回目「サルワンガアサナ」5月3日

ゴールデンウイークが明けたら外出自粛は終わるのか？といったら、やっぱりそんなわけはありませんでした。とりあえず５月末まで延期になりましたが、まだこの先も続くんでしょうかね。じたばたしても仕方がないし、よその国みたく外出したら射殺されるということもないですから、やっぱり家でパワーヨガやるのが良いです。これで運動不足にならないというよりも、エネルギー増幅して体だけでなく心も元気になります。

今まで運動なんかしていなかった人が急にやると、しばらくの間は体のあちこちが痛くなったりしますが、痛みを感じるのは生きている証拠だと思ってください。

それでは今回はサルワンガアサナです。逆の逆立ちです。このポーズはいろいろバリエーションがありますが、両足を限界まで下げていくやつです。たいへんなポーズなのですけど、毎日練習していると、少しづつ余裕ができてきて楽しくなります。

１）仰向けになって手でつま先をつかみます。これはハラアサナといいます。

２）手で背中を支えて左右の足を交互に動かしましょう。

３）そして両足を天井に向けて伸ばします。これがサルワンガアサナの基本ポーズです。背中を直立させるのは、とても難しいです。

４）下半身を左に少しずつひねっていきます。

５）そして足をできるだけ下降させます。頑張りが大切ですね。最近は「根性」なんていう言葉はすっかり死後になったのですかね。良い解釈で使いましょう。

６限界点に達したら足を着地させます。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-11】サルワンガアサナ

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吉田篤司

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第340回目「ウォーミングアップと孔雀」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第340回目「ウォーミングアップと孔雀」5月2日

体の身軽さを作るためのウォーミングアップをやりましょう。足の裏を車のサスペンションのように働かせて、かかとを上げ下げして動き回ります。映画「ドラゴンへの道」ではブルースリーがよくやっています。空手のチャックノリスは足と地面の接地を強く立っていますが、ブルースリーはバネ板のように跳ね回っています。

屈伸運動みたく膝は曲げないで、どちらかというと伸ばし気味にします。つま先をつけてかかとを上げ下げしますが、つま先ごと跳ね上がってスキップをするのもよいでしょう。注意は脱力してはいけません。腕をしっかりと構えてやります。３分くらい部屋の中を動き回ってください。

それから孔雀のマユーラやると身軽にできます。今回は４５秒です。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-10】ウォーミングアップと孔雀

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座：第339回目「鶴のポーズ：やり方３種類」

アレクサンダーテクニーク　ヨガ講座：第339回目「鶴のポーズ：やり方３種類」5月1日

今日も良い天気です。紫外線をたっぷり浴びて除菌殺菌しましょう。中にはお肌を痛めると言う人もいるかもしれませんが、今はコロナ防止に注意を向けた方がよいと思います。それとも「日に当たるくらいなら感染した方がマシです」と、かたくなになるかも。

鶴のポーズをやりましょう。バカアサナといいます。バカはサンスクリット語で鶴の意味です。日本語だと響きが良くないのですが、まあ外国語ですから、ときどきそういうのあります。

このポーズは、ダンサーもよく練習したり、学校の体育でもたまにやったりすることがありますね。やり方は３種類ありますので、まず自分にあったものでやりましょう。

タイプ１）

簡単なやり方で、ヨガ初めての人でもできます。これできないという人は、ちょっと気合入れて体力作りにはげんだほうが良いでしょう。外出自粛ですから今はチャンスですね。両手をマットについて、上腕を膝ではさむようにします。そしてバランスとりながら、足を片方ずつ上げます。

これは別名ED-209のポーズともいいます。

タイプ２）

中級者用です。両腕を伸ばした状態で膝をはさみますあとはタイプ１と同様に、バランスとりながら足を上げます。

タイプ３）

上級者用です。両手と頭をマットにつけます。そして膝を上腕に乗せてスタンバイ。手でマットを押しつけて頭を持ち上げます。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-8】鶴のポーズやり方

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