吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第347回目「シャヴァアサナ」

2020-05-11 16:57:34 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第347回目「シャヴァアサナ」5月11日

今日の東京は強い日差しで真夏の暑さです。アレクサンダーパワーヨガで数種類のアサナをやるだけで汗だくです。終わった後はシャヴァアサナ=屍のポーズです。

コロナ防止に効果があるといわれているのは、紫外線ですね。せっかくのお日様、たっぷりと光を浴びながらのリラクゼーションです。

もっとも「お肌に悪そー!私はそんなこと絶対にやりませんよ。シミでもできたらたいへん。皮膚ガンになるわ」という人もいるわけですから、無理にやる必要はありません。そういう人は日陰で涼しくやりましょう。

やり方は簡単、仰向けになって寝るだけ。ただし眠ってはいけません。パワーヨガでたくさん体を動かした後、これやるとついついイビキをかいてグーグー眠る人がいますが、実は良くはありません。なぜかというとシャヴァアサナは睡眠ではなくて瞑想だからなのです。死人のふりをするだけで、ちゃんと意識を持っているんです。

だからシャヴァアサナのときは、しっかり目を開けて目覚めた意識でおこないます。これは座禅でも同じで、瞑想中は眠たくなることがよくあります。それで和尚さんがバシッと叩いて目を覚ましてくれます。一人でやると難しいのは、この辺りでしょうかね。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-18】丹田高密度化

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第346回目「壁ワーク」

2020-05-10 13:57:17 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第346回目「壁ワーク」5月10日

ゴールデンウィークが終わっても、まだ休日続きの人がたくさんいるかと思います。中には「やることがない」と言って、ボーッと過ごして1日を終わる人もいるでしょう。困るのは不平不満が高まって、周囲に八つ当たりする人です。なぜそんなことになるのかというと脳内で「快」を感じさせる伝達物質が出ていないからです。それを出そうとして違法麻薬に手を出す人がいますが、そういう愚かな行為はやってはいけません。たとえ一時的に快楽を得ても、生活パフォーマンスは確実に低下して不衛生な人になります。そしてやがて逮捕されます。

快になりたければ、体をもっと積極的に動かせばいいのです。ブラ~ッと散歩した程度じゃあダメ。気合入れて本格的にやらないと、快楽の世界には永久に辿りつきません。死んだら地獄行き間違いなしです。こういうことは言っちゃいけないのですが、ついつい口が滑ってしまいました。(ブログだから指が滑った)

というわけで今回は壁ワークをやりましょう。アドレナリンとドーパミンを放出して、さっそく快になってください。

1)壁の前に立ちます。両手を床について片足ずつ壁に張り付けます。

2)そして逆立ちになります。簡単でしょ?

3)左右の手を交互に上げ下げしましょう。まずはここまでできるように頑張ってください。

4)だんだん余裕が出てきたら、体をひねりながら片手を上げます。

5)ここまでくるとベクトル、力の合成が働きますので、壁にぴったりと足が貼りつきます。

6)いったん力が合成されると、安定するので、足の位置を変えることができます。

慣れると心に余裕ができるので、多様な動きが可能になりますね。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-17】ウォール(壁)

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アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第345回目「鶏のクックタアサナ」

2020-05-08 15:09:23 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第345回目「鶏のクックタアサナ」5月8日

ニワトリのポーズには数種類ありますが、今回やるのは「クックタアサナ」です。いかにもインドの山奥でやるヨガといった感じですね。これからは街のヨガクラスの宣伝ポスターもこの類のポーズ写真貼るべきです。主婦のちゃっちい美容体操みたいなイメージはもうイカンのです。

それでこのポーズ、見た通り難しいです。パドマアサナで脚の間に腕を入れるだけでも、かなりハードです。毎日、いろんなアサナをやって体を様々な局面から馴染ませていくと、ある日できるようになりました。

それでこのポーズ、さらに手で体をパドマアサナで浮上させるんですが、ここがマユーラアサナやカウンディンニャとは、まったくやり方が異なります。反動つけて一気にエイヤ!とやります。「だるまさんが転んだ」みたくゴロゴロ前後に行ったり来たりして、はずみで持ち上げます。

1)まずパドマアサナですが、このとき腕を入れながら組みます。

2)残りの腕は脚のすきまにグイグイ差し込みます。最初はここが難関です。

3)両腕が脚の間にうまく入ったら、手を頭に触れてガルバ・ピンダアサナです。苦悩する男のポーズ。昔、見世物小屋で小さい箱に入る人がいましたが、ちょっと気持ち悪いかも・・・やってる本人は平気なんですけどね。

4)後ろに転がります。転がりすぎると元に戻れなくなるので壁のサポートを使うとよいです。

5)次にダルマさんみたく前に転がります。この動作を何度も繰り返して勢いを増していってください。十分はずみがついたら、エイヤ!と一気に持ち上げましょう。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-16】Kukkutasana

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第344回目「片足の鶴ポーズ」

2020-05-07 15:34:50 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第344回目「片足の鶴ポーズ」5月6日

パワーヨガの実践を続けて何かひとつでも浮上系ポーズができるようになると、チャレンジ意欲が湧いてきて、次から次へとやってみたくなります。これは達成感があるとドーパミンが放出するため、楽しくなってますますのめり込むわけです。いわば中毒ですね。でもこれは良い中毒で、この作用がなければ何事も三日坊主で終わってしまいます。すると本当の効果は得ることはできません。

自分を高めて日常生活をより良いものにするには、サボリは禁物です。私も若いころは良くサボリの怠け者でしたが、あれはダメですね。あのときアレクサンダーパワーヨガなんていうものを知っていたら、きっともっと違った人生になっていたことでしょう。でもこの私、54歳になってからでも全然できちゃっています。だからこのブログを見てくれている人も、やればきっと楽しい体験をしますよ。最初のうちは、ヒーヒー言って体のあちこちが痛くなるかもしれませんが、浄化作用ですので乗り越えてください。

それでは今回は上級アサナの片足の鶴です。最初は全然、体は持ち上がりませんでしたが、頑張ってやっていたらある日、0.1秒持ち上がりました。それから0.5秒、そして1秒と少しづつ浮上時間が伸びていきました。心にも余裕が出てくると、たいへん楽しいアサナになります。

1)まずはウォーミングアップで、部屋を跳ね回ってください。イメージ縄跳びでもよいです。もちろん家の環境が許されれば、本当の縄跳びでもよいです。

2)基本姿勢になります。

3)三転倒立になる要領で足をフワッと上げて、左膝を左上腕に乗せます。

4)呼吸を整えてタイミングを取ります。そして手でマットを押して頭を持ち上げます。

頭が持ち上がったらヘッドリードして、頭をさらに前に上に送り出します。このときコツなのですが、右足をストレッチで後方斜め上にググーッと伸ばすと、弥次郎兵衛のように釣り合いがとれて、最小限の負担で浮上できます。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-15】丹田高密度化

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アレクサンダーテクニーク:頭と首の使い方

2020-05-06 17:41:51 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク:頭と首の使い方

アレクサンダーパワーヨガの講座を初めてから、ずいぶん経ちますが、今回は純粋にアレクサンダーテクニックの説明をします。頭と首の使い方です。すると「ああ、アレクサンダーテクニークっていうのは、首の調整法か何かなんですね?」と思い込む人が多いのです。まあ普通の人にとってみれば、それくらいしか思い浮かばないでしょうから、それもそのはずかもしれません。

でもアレクサンダーテクニークとは体まるごとを扱った自己コントロールの学習です。その最初のきっかけになるのが、頭と首のバランスという話です。そこで完結してはいけません。でもなかなかこの辺りは気づきがないので、多くの場合は首の使い方を理解するのに時間を要するのです。一番厄介なのは、自分自身で悪いことをやっている自覚がないことです。

【悪い使い方】

その1)

何か力仕事をするときに、よくこんな具合に首を固めて縮こませている人がいます。背中で風船がパンッ!と割れたりビックリ反応でも、こうなります。

パソコン使用中にもこういう感じでやっている人が多いです。食事でご飯を口に入れるときにも案外やっていますよ。あとはペットボトルでドリンク飲むときとか、とにかく日常生活でこういうのがクセになっている人が多いのです。これが習慣になると頸椎が押し潰されてしまって、体の身動きが低下します。これは老化現象の代表なのです。

その2)

すると首を縮めるのが悪いのだからといって、今度はストレッチする人がいます。アレクサンダーテクニークでは、ストレッチしろなどとは一言も言っていないのですが、こういうことしてしまう人も中にはいます。ストレートネックになるのでいけませんよ。

その3)

あと良くある間違いが、首を脱力して頭をグラングランさせてしまう。アレクサンダーテクニークでユルめたいのは、第1頸椎のトップジョイントです。その他はしっかり支えていなくてはいけません!脱力すると変なとこが緩んで、肝心のトップジョイントは、残念ながらますます固まってしまいます。いけませんね。

【良い使い方】

その1)

「伸ばすのもダメ、脱力もダメ!それじゃあ一体どうすればよいのかね?」と思うのです。答えは「何もしない」です。筋肉の緊張バランス(トーヌス)が均衡していると、頭と首は自然に前に上に向かい、動きが自由になります。これをフリーネックといいます。

つまり逆に言うと、首と頭のバランスが悪い人というのは、変なことを体で思いっきりやってしまっているのです。これが本当の骨折り損のくたびれ儲けというわけです。

その2)

上を向くときには目線を上に先行します。するとトップジョイントから頭は動いて、頸椎の押し潰しは起こりません。ちなみにトップジョイントの位置は、およそですが耳の後ろにある左右の乳様突起の中間付近です。

その3)

目の動きを先行させると、フリーネックを維持して、頭はうまく動いてくれます。これが頭頂からつま先まで、体の連続性を作る最初のきっかけなのです。こうしたことをしっかり頭に入れて、パワーヨガをやりましょう。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-14】攻略ニワトリ

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