ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/30日の山行 藤原岳その3:石灰岩の稜線を丸山目指して歩く、セツブンソウは😢(涙)

2024-04-04 04:09:29 | 草花
空は晴れても心は黄色・・・・せっかくの晴れ間ですがあたりは黄砂が立ち込めて、遠くへの視野は届かなくなって来ていて、これは時間が
経つごとにひどくなりました。

山を歩く一番の楽しみである「山望」がこの山行では叶えられなくなっています。
そのことが大変残念ではありますが、まだお花見の楽しみが残されています。幸いなことに目の前に草木の花たちが石灰岩地の稜線
の左右に入れ替わり立ち替わり現れます。
アセビ ↓

この日は山でも気温が上がって、下山時はアセビっしょりになったほどです。ここのアセビも見事でした。



石灰岩の登り道 ↓

この日は岩が乾いていて快適でしたが、雨に濡れるとこの岩は良く滑ります。



イチイかな? ↓

この木はイチイでしょうか? アララギという呼び方もありますね。


オモト ↓

オモトはこんな場所でも生育するのですね。



メギ ↓

トゲトゲの木が出て来ました。新芽がまだ出ていません。



向かいの山 ↓

渓を隔てて大きな山が目の前にそびえています。我が地からも良く見える竜ヶ岳です。このあたりから黄砂の影響が
出始めてきます。



サワハコベ ↓

引用:サワハコベは本州・四国・九州に分布する多年草。落葉樹林下の谷筋や湿潤な急傾斜地などの生育する。草質は軟弱であり、
地面を這って分枝する。茎には毛がなく、節と葉および葉柄の上面に立った毛を散生する。葉は対生し、三角状卵形で先端は尖る。
花弁は5枚で中裂し、萼片とほぼ同長で長さ4~7mm。:引用終了(岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科の旧植物生態研究室
(波田研)のホームページの記述をコピペして見ました。)  現地は湿潤な環境ではなくて半日陰で冷涼な場所のようでした。



カンアオイ ↓

行程中に幾株か見ましたが花をつけているものは見つかりませんでした。



カタクリ ↓

この山では花にはまだ早かったようで、この蕾の状態が精一杯でした。



セントウソウ ↓

時節柄セントウソウは「戦闘争」と聞こえ、ウクライナやイスラエルに思いが傾きがちです。
この小さな草も、岩場で大健闘していました。



ネコノメソウ ↓

比較的乾いた岩場でこういうものを見るのですから、植物のしたたかさには恐れ入ります。



ゴツゴツ ↓

足の置き場はちゃんとあるのですが、こういう岩の間にも花があるので、気が抜けません。



スミレ ↓

自分たちの居場所を独占しています。



セツブンソウ ↓ ↓



目当てにしてきたセツブンソウの花には十分遅くて、ここではこれが限度でした。もう少し高度を上げれば何とかなる。



丸山に到着 ↓

標高650mの丸山に着きました。この孫田尾根が今ほどポピュラーになる前ですと、この頂に来てもひっそりとしていて、
もちろん踏み荒らしも無くて、この場所は花の宝庫でした。セツブンソウ、ミスミソウ、ミノコバイモ、ヒロハノアマナなど
がたくさん咲いていましたが、有名になった今は花が細々と点在しているといった状態になってしまいました。
コメント (6)
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