闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第10回新人戦大会

2010年05月02日 | 道場日記
 5月2日(日)第10回新人戦大会が行われました。今回は全関東出場メンバーと全関東でスタッフをされなかった皆さんと一緒にスタッフとして参加させていただいてきました。(続けてやって下さった皆さんも本当にありがとうございました)
 延長が1回のみなので、試合時間が短い為、2時半過ぎには全て終了していました。

 文庫道場では、
   中学女子軽量級(入賞部門)で田中咲さんが優勝。
   小学6年(入賞部門)で賀来聖翔君が優勝。
   小学1年女子(入賞部門)で梅澤彩音さんが優勝。
   小学2年男子(新人戦部門)で橋本瑞樹君が準優勝でした。

 本当におめでとうございました。普段は入賞者についてあまり詳しく書きませんが、今日は少しご紹介します。
 
 サキは文庫では中学生になっても頑張っている貴重な女の子のひとりで、このところ一般の女性や自分より経験や体格の大きい選手と試合をさせていただいていました。サキの一番偉いところは申し込んでいた部門でなくても出ると決めたらどんな条件でも出場し続けてきたことです。もう一歩のところでトロフィーにとどきませんでしたがあきらめず頑張ってきました。そんな中手に入れた優勝です。多感な年頃なのに本当によく辛抱し、頑張ってきたと思います。
 
 マサトは最近益々背が伸びて6年生としては体格では勝ってはいますが、それ以上に変わることのない努力には本当に頭が下がる思いです。走りこみや基礎体力等の自主トレや一般部への稽古参加、通常稽古でも5年生の頃ぐらいから元立ちとして中学生がどんどんかかってきても時には泣きながらも頑張ってきました。稽古の最後にひとり歯を食いしばって頑張っている姿に感動すら覚えます。1学年上の出場が続き、通算10個めのトロフィーも産みの苦しみでなかなか手に入りませんでしたが、共に稽古に出ている誰もが認める努力の結晶だと思います。
 
 アヤもこのところなかなか勝つことができずにいました。それでも稽古では小さな体で顔を真っ赤にしながら頑張っている姿にみんながひっぱられ、男の子達もたじたじの上段を出すようになってきていました。他の選手の技をみたり、真似たりして研究している様子で、それを試してみたりするところが1年生とは思えなくて、なんだか微笑ましかったりしました。女の子でもこんなに楽しそうに空手をするんだとこちらが嬉しくなり、前向きなアヤからは学ぶところが多々あります。
 
 ミズキは念願の初入賞。保育園の頃からほとんどの試合に挑戦し、なかなかのファイターですが、2回、3回と勝ち進むことができませんでした。今回優勝できなかったのは残念だったでしょうが、本当に嬉しい初入賞だと思います。長きに渡り送り迎えにご協力いただいているおじいちゃまもきっと喜んで下さることでしょう。

 試合に出ている全ての選手が試合に向けて懸命に稽古をしてきているのです。優勝・入賞するのがいかに大変なことなのかわかっていただけたと思います。子ども達だってあんなに頑張っているんです。

 入賞にあと一歩の選手も沢山いました。悔しい気持ちを忘れずにあと一歩の一歩が何だったのか?を考えながら稽古を積み重ねていくことが大切なんだと思います。
 新人戦の前、少年部の稽古の中で、誰々が強くなったという言葉だけではなく、「みんな強くなったな」という言葉がセンセーから出ていました。
 みんなで稽古していく中で、それはとてもいい現象だと思います。試合に出場する子だけではなく、「強くなりたい」というみんなの気持ちがそろってきた証拠かもしれません。
 

 勇気を持って試合に挑戦し沢山稽古した皆様、本当にお疲れ様でした。
 審判・スタッフ・応援の皆様、本当にありがとうございました。
 師範ならびに指導員の先生方、事務局の皆様、このような場を与えて下さりありがとうございました。

そして師範もお話下さいましたが、いつも見守り、支えて下さっているご父兄・ご家族の皆様、お疲れ様でした。

3・4・5日は道場は休館です。ゆっくりお休みしてまた道場で会いましょう。

押忍




 

 
             

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。