闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

6月19日(土)に祝勝会をやります!!

2010年05月31日 | お知らせ
 年明けから大会が続いておりましたが、みんなで集う機会がなかなかもてずにいました。
そこで・・・6月19日(土)に各種大会の祝勝会を行うこととなりました。

 少年部は稽古時間を16:00~18:00とし、少年部全員で稽古を行った後、最後にみんなでジュースを飲んだりお菓子を食べたりしてミニ祝勝会としようと思います。
 
 その後、19:30より一般部(中学生以上)で道場にて祝勝会を行います。
会費は不況の折、ひとり千円とさせていただきます。(入賞者のみ無料です。)
 会費は当日徴収ですので、参加連絡は電話でも可です。

 たいしたことはできませが、久しぶりに道場でみんなで飲みましょう!!

 お酒飲めなくても構いません。
 しゃべれなくても構いません。
 気がねのない仲間で集まって・・・
 お互いの頑張りを労いましょう。
 道場で頑張っている人。
 今は他で頑張っている人。
 中高生達も大きくなった姿を見せに来て下さい。

 飲物と軽い食べ物を用意して待っています。
 10時半頃までやっています。途中退室・途中参加もOKです。

 とにかく顔見せて下さい。
 センセーをニコニコさせに来て下さい。
 もちろん私もみんなに会いたいです。

 奮ってご参加お待ちしていま~す。

 

 


 
 

基礎体力トレ

2010年05月29日 | 道場日記
 今日は一般部にも最後の少年部にも最近の復帰組さんが稽古に来てくれて・・・みんなで基礎体力トレーニング(サーキット)をやりました。昔から基礎体力を一緒にやるとなんだかとても絆が深まる気がします。
 
 特に今年高校生になった3人とは・・・昔毎回稽古の最後にみんなでヒーヒー言いながら一緒に基礎体力稽古していたから、でっかくなった皆と久々に稽古ができるならと、今日はちと無理をしちゃいました。(みんなだって久々の稽古できついんだからここは・・・とかなりモチベーションとなっちゃいました。)
 運動音痴の私にとって昔の少年部は、子ども達と向かい合って稽古する、手の抜けないそれはきつい稽古でした。みんなのおかげで今があるといっても過言ではないと思います。

 いつも一緒にいた小学生とは違い中学生になって昔みたいになかなか稽古には来れなくなって、心のどこかでいつも道場がひっかかっていて、罪悪感もあって、やりたいこともやらなきゃならないこともあって、それでも空手を続けてくれているみんなはまさに今も変わらぬ同志(仲間)です。

 体力も身長ももちろん若さもとうにかなわなくなったけれど、大きくなったそんなみんなと稽古ができて今日は本当に嬉しかったです。きっと後輩達もそうだと思う。あまりの変貌ぶりに多少びびってはいたけどね(笑)。

 教えてるセンセーはもっともっと嬉しいと思います。心の中のにこにこが見えるようでした。

 入れ違いになった中上級低学年のお母さん達が、「今日は一般部の方が来ているのですね?」とみんなを見て言っていたそうです。

 そうです。みんなはもう立派な一般部、自覚と自信をもって稽古に来て欲しいと思います。これから空手を本気になって続けていったら、それはかっこいい一般部になるんじゃないかな・・・。 

 中身はあの頃のかわいいまんまのみんなですけど・・・。

 それから・・・最近修学旅行のおみやげに八つ橋を買ってきてくれたみんな、ごちそうさま。
センセーたちは本当に幸せ者だな~と噛み締めておいしくいただいています。
ありがとう。勉強も頑張ってね。

 

 

厳しくされるということ

2010年05月29日 | 道場日記
 道場も審査前でセンセーからかなり厳しく指導されてる審査対象の方がいますが・・・それはそれが言える人だからで、それは帯が上がれば上がるほど、信頼があればあるほどな訳で。

 帯を上げるということは、稽古や意識を含めてそれにこたえようとする気持ちが絶対に必要で、うまいとか下手とかそういうことではなく、自分のできる精一杯をやろうとしているかはセンセーにはお見通しで。

 子どもであろうが、大人であろうが、男性であろうが、女性であろうが、力があろうが、なかろうが、全てを尽くして頑張ることが・・・その帯に合格したときの喜びとその帯を締めていく資格が得られるということだと思います。

 本当はそれは審査の前だけではなくて、日々の稽古をこつこつと積み重ねていくことにあるはずなんだけど・・・子ども達には難しいことではあると思いますが、帯を上げていくうちに段々とわかっていかなければならないことだよね。

 厳しくされるってことは・・・認められてるってことで。認められてるからこそその帯を締めているんだから。

 たとえば黒帯さんとセンセーとの関係や会話を聞いていると・・・本当にすごいなって思います。

 その心の結びつきは美しくかけがえのないもので、家族以外の誰かとそういう絆をもっているのは本当にうらやましいなってずっと思ってきました。

 並大抵ではない道のり。
 だからこそ価値があって。
 だからこそ大切にできる。

 まだまだ先は長いけれど・・・一段一段階段を上るようにしっかりと頑張って行きましょう。

 できないこと(注意されたこと)は恥ずかしいことではない、でもそれをやろうとしないこと(できるようになろうとしないこと)はとっても恥ずべきことだと思います。

 それって空手だけじゃないんじゃないかな・・・。

雨の日・・・自転車で来ている人は気をつけて!

2010年05月26日 | 道場日記
 今日はまた少年部の2クラス目の途中から冷たい雨でした。自転車で通っているタクロウが稽古の途中で気分が悪くなり(熱はなし)、二人は審査前だし、かなりの降りだったので自転車を置いて私と弟のミコトと3人でおうちまで傘をさし歩いて帰ることにしました。
 
 帰り道、飼っているうさぎさんの話や勉強やお母さんの話をしました。楽しかったです。
するとどこからか「ユリ子さ~ん」と聞き覚えのある声、カツヒロでした。私達に気づいたママが車を横付けしてくれていました。
 同じマンション群にお住まいなので、お言葉に甘えて二人を送っていただくことにしました。カツヒロママ本当にありがとうございました。さりげなく声かけて下さって・・・相変わらずホントに素敵な親子です。

 道場では私達の知らないところでもお母様方が助け合ったり、子ども達がお世話になったりしてるようで・・・本当にありがたいなぁって。

 子ども達をみんなで守ってくださって・・・本当に素敵な場所だなぁって。

冷たい雨でしたが・・・心があたたまりました。いつもありがとうございます。

 他にも自転車で帰っていった子が何人かいます。雨の中稽古来てくれてありがとう!
行き帰りは十分気をつけて下さい。大切なみんなだから!!
道場への帰り道・・・こんな標識が地面にありました。みんな守ってね!


 

第27回全日本ウエイト制大会2日目観戦

2010年05月24日 | 道場日記
 空手の試合ってやっぱりいいな・・・本当に一瞬たりとも目を離せない試合ばかりでした。トイレに行くタイミングが・・・。
 試合場で繰り広げられる熱い戦い、トップ選手の皆さん、ユース、ベテラン、海外勢、他流派、女子の皆さん、本当におひとりおひとりがどんなに稽古をされてきたのか・・・考えると本当に自分の悩みがちっぽけなように思えるほど、感動や勇気をもらえました。
 どの選手も素晴らしい動きをされる中、延長が続く見ごたえのある試合ばかりで、まじかで審判される支部長先生方も本当に大変なことなのだろうと思いました。
 力のあるどうし、ルールのある試合でトーナメントを勝ち進むことの難しさを知っている方、ご自分の空手を仲間を大切にし続けている方にはなおのこと胸に響いてくるだろうと思います。

 お近くで観戦できる大会があったら、絶対に観たほうがいいとあらためて思いました。だってみんながやっている空手の延長線上にあるものなんですから・・・。
 人は感動できるもの(心をうつようなこと)に出会えると人生が豊かになると私は思います。

 そして感動したら、どうしたらあんなにすごい技や強さをもてるんだろうとご自分の稽古を頑張り、勇気をもらったら前向きに人生を進めていくことができたらいいですよね。

 素晴らしい大会を開催して下さった緑代表をはじめとする新極真会大会関係者全ての皆様、優勝を目指して稽古を積まれあの場に立たれた全ての選手の皆様、本当にありがとうございました。

 試合結果は以下のとおりです。

男子重量級
 優勝 森健太
 準優勝 島本雄二
 3位 青柳茂瑠
 4位 山田一仁

男子中量級
 優勝 島本一二三
 準優勝 アレクセイ・レオノフ
 3位 吉田富和
 4位 長野義徳

男子軽量級
 優勝 前田優輝
 準優勝 山野翔平
 3位 森川琢也
 4位 西田健二

女子重量級
 優勝 将口恵美
 準優勝 篠原葉子

女子中量級
 優勝 佐藤弥沙希
 準優勝 木村敬代

女子軽量級
 優勝 加藤小也香
 準優勝 菊原真美

敬称略

 塚本支部長のバット折りも凄かったです。あの蹴りで蹴られたら・・・。

 頑張っている全ての方にドラマがあります。そしてドラマは自分で作っていけます。
今日からまた稽古待っています。押忍

全日本ウエイト制大会初日結果

2010年05月22日 | お知らせ
第27回全日本ウエイト制大会初日、木元道場の選手の皆さんの結果です。

保本選手 4回戦延長敗退(中量級)
鈴木選手 3回戦再延長敗退(重量級)
山村選手 初戦敗退(重量級)
杉山選手 初戦敗退(中量級)

この日の為、惜しまぬ努力と稽古をつまれた選手の皆様、本当にお疲れ様でした。押忍

トーナメント結果(初日)はこちらから。

22・23日(土・日)は全日本ウエイト制大会の為休館です!

2010年05月21日 | お知らせ
 明日・明後日、22・23日(土・日)は大阪で全日本ウエイト制大会が行われる為、休館とさせていただきます。(昨年は新型インフルエンザで大変でした)

 木元道場からは保本・山村・鈴木・杉山選手が出場されます。頑張れ~!!みなさんも横浜から勝利を祈っていてくださいね。

 昨日の少年部初級クラスに横須賀道場のテシマふぁみりーとフクダブラザーズが出稽古にみえたそうです。意識の高い先輩達に触れて、初級の子ども達もよい経験になったのではないでしょうか。私は昨日、お会いできず残念でした。またぜひ出稽古にいらして下さい。押忍
 

 

道場が何だか・・・にぎやか

2010年05月17日 | 道場日記
 ゴールデンウィーク明けから道場がなんだかにぎやかです。一般部に高校受験を終えた子達やそれぞれ色々な事情があってしばらく稽古に来れないでいた方達が戻ってきたりしているからです。

 私達の時代の頃とは受験もだいぶ変わっていて、子ども達もそれぞれ受験という現実をつきつけられ、色々悩んだり、苦しんだりしたと思います。多感な年齢ですし・・・親御さんも大変だったと思います。道場で久々に再会し、大きくなったお互いの姿に驚き「お~!」と喚声をあげていた子達もいたそうです。ほんとみんなおっきくなったもんね・・・。

 またご家族のことがひと段落ついて、やっと自分の空手をと戻ってきてくれた方々もいます。道場ももうすぐ丸9年。子ども達が大きくなると同時に大人達も年をとり、ご自身のお仕事の大変さに加え、パートナー、子どもさんの問題、親御さんの介護の問題までその環境や悩みも移り変わっています。みんな色々な悩みを抱えながら空手を続けて下さっています。

 それだけ、みなさんとのお付き合いも長くなっていると言うことですね。
文庫道場のことを「文庫ファミリー」だと言って下さる方がいますが、みなさんが色々な出来事や悩みを打ち明けて下さることで、家族のようには何かをしてあげることができなくてもときに心配したり、悩んだり、喜んだり、涙したりすることで、こちらが勉強になり、学ばせていただいているなと感じています。逆に励まされたり、元気付けられたり、頑張らなくちゃな~と思わされたりします。一人では味わいきれないような人生を知ることができていると思います。

 私の好きなタレントのYOUさんが先日深夜番組で話していたことで、「お子さんを育ててるってどうですか?」と聞かれ、「神様はその人が守っていかなければならない人との出会いを与えてるだけのような気がする」と答えていました。「それが子どもの人もいれば、ペットの人もいれば・・・大切な何かだったり、それぞれだ」と。
 私は不妊生活がすごく長かったので、その言葉はとても同感だと思いました。子どもさんを持ちたくても持てない方の中にも立派な方もいましたし、逆にお子さんを持っても自分の所有物のようにあつかい、思い通りにしようとしたり、虐待したり、殺めてしまう人すらいます。子どもを持っているから全て偉いという考えは違っているとずっと思っていました。

 一時期、子どもを持つことが絶望的だと告げられ、そのことをセンセーに伝えると・・・。
「俺には空手のみんながいる(当時横須賀の稽古生の方々のこと)。親は子どもに何かを返して欲しい為に育てたりするものじゃない。俺には伝えたい空手があって、自分が少しでも良くなって伝えたい人がいる。だから子どもを持てなくても大丈夫だよ。」と言いました。
 幸いにもその後、奇跡的に子どもを授かることができましたが、私の中にはずっとその言葉が残っていました。だからこそ、自分が今道場にいるのではないかと思ったりします。

 昨日が締切だった6月6日の審査ですが、久々に白帯の一般部の方が何人か挑戦します。なんだか道場に新鮮な空気が流れています。
 審査を受けてみて、自分が頑張り、苦労をすることにより、自分の先をいく先輩達に尊敬の念を持てると思います。そうじゃないなら自分がその程度しか頑張っていないからではないでしょうか。先輩達は審査の前だけでなく、自己が向上する為に日々の稽古をこつこつ頑張ってきたからこそ今があるのです。
 また高い帯を締めている先輩達には、先輩として強くてかっこいいところだけではなく、空手や道場や先生への思い、その帯を付けている大変さや苦労を含めて後輩達に伝える為に道場へ来ていただけたらと思います。

 「自分はまだまだで、日々思い通りにいかないことばかり、それは人生も空手も一緒だろ。」

 センセーはいつもそう私に言います。
実はみんなを励ましながら、ここ数ヶ月私自身色々あって稽古についてどうしたらいいのか悩んでいました。腹をくくって自分自身を信じることが必要だとわかっていました。
でもどうしても気持ちが折れてしまいとても元気な気持ちにはなれませんでした。ずいぶん悩んだのでまたできることを探しながらひとつひとつ頑張っていこうと思います。
 空手を始めた頃のできないことだらけだった自分のあの純粋で一生懸命な気持ちを取り戻してみようかと思います。

 悩んで、悩んで、悩んだら・・・もう動き出すしかない。ですよね?!
ときどき、めげたって、凹んだって、いいですよね?!
また一緒に歩みを始めてくださった皆さん、一緒に頑張りましょう。
新しい人も古い人もみんな稽古待っていま~す!(笑)  

6月6日(日)の審査の申込み締切は16日(日)です!←訂正!!

2010年05月06日 | お知らせ
 3日間お休みをいただいて・・・なんだか曜日の感覚がありませんが、今日からまた皆さんと元気に頑張っていこうと思います。

 6月6日(日)に予定されている白帯から黄帯までの審査の申込み締切は、3週間前の5月16日(日)になります。(やっぱり休みボケか15日と書いていましたが16日でした^^;大変申し訳ありません。)

 受審を希望している方は、出席回数の丸付けを準備の上、何よりセンセーから受審の許可をもらえるよう稽古に来て下さい。センセーの許可なく受審することはできません。

 技量や力は、それぞれですが、昇級する為により頑張るんだという意欲が何より必要です。その気持ちを表現できるよう頑張ってください。

 初めての審査はわからないこともあるかと思いますので遠慮なくお尋ね下さい。逆に何度も審査を受けている方は、回を重ねるとごとに準備ができるようになっていると思いますので、少年部でも自分のこととして大切に考えられるようになって欲しいと思います。

 いつも気になるのですが、稽古はもちろんのこと試合や審査に参加できるのは当たり前と思っている態度の少年部がいたりしますが、お父さん、お母さんの協力があってのことだと感謝の気持ちを持って欲しいと思います。そういうことを学ぶチャンスだとも思いますので。

 審査の費用は、振込みとなっております。審査を受審するご本人の名前で審査用指定口座にお振込みをお願いいたします。

 今回の審査より、同月に二人同時に審査を受けられるご家族から審査費用が割引になります。
2名同月受審で24000円、3名同月受審で31500円をお振込み下さい。
 
 必要なものは以下のとおりです。

 ① 出席回数をつけた会員証(紙製)
 ② 新極真会の青い会員証(プラスチック製)
 ③ 本人名義の審査料の振込用紙(控え)
 ④ 審査記録申込票(B5ファイル入り)
 ⑤ 審査申込書(A4用紙のペラ)
 
 宜しくお願いします。


第10回新人戦大会

2010年05月02日 | 道場日記
 5月2日(日)第10回新人戦大会が行われました。今回は全関東出場メンバーと全関東でスタッフをされなかった皆さんと一緒にスタッフとして参加させていただいてきました。(続けてやって下さった皆さんも本当にありがとうございました)
 延長が1回のみなので、試合時間が短い為、2時半過ぎには全て終了していました。

 文庫道場では、
   中学女子軽量級(入賞部門)で田中咲さんが優勝。
   小学6年(入賞部門)で賀来聖翔君が優勝。
   小学1年女子(入賞部門)で梅澤彩音さんが優勝。
   小学2年男子(新人戦部門)で橋本瑞樹君が準優勝でした。

 本当におめでとうございました。普段は入賞者についてあまり詳しく書きませんが、今日は少しご紹介します。
 
 サキは文庫では中学生になっても頑張っている貴重な女の子のひとりで、このところ一般の女性や自分より経験や体格の大きい選手と試合をさせていただいていました。サキの一番偉いところは申し込んでいた部門でなくても出ると決めたらどんな条件でも出場し続けてきたことです。もう一歩のところでトロフィーにとどきませんでしたがあきらめず頑張ってきました。そんな中手に入れた優勝です。多感な年頃なのに本当によく辛抱し、頑張ってきたと思います。
 
 マサトは最近益々背が伸びて6年生としては体格では勝ってはいますが、それ以上に変わることのない努力には本当に頭が下がる思いです。走りこみや基礎体力等の自主トレや一般部への稽古参加、通常稽古でも5年生の頃ぐらいから元立ちとして中学生がどんどんかかってきても時には泣きながらも頑張ってきました。稽古の最後にひとり歯を食いしばって頑張っている姿に感動すら覚えます。1学年上の出場が続き、通算10個めのトロフィーも産みの苦しみでなかなか手に入りませんでしたが、共に稽古に出ている誰もが認める努力の結晶だと思います。
 
 アヤもこのところなかなか勝つことができずにいました。それでも稽古では小さな体で顔を真っ赤にしながら頑張っている姿にみんながひっぱられ、男の子達もたじたじの上段を出すようになってきていました。他の選手の技をみたり、真似たりして研究している様子で、それを試してみたりするところが1年生とは思えなくて、なんだか微笑ましかったりしました。女の子でもこんなに楽しそうに空手をするんだとこちらが嬉しくなり、前向きなアヤからは学ぶところが多々あります。
 
 ミズキは念願の初入賞。保育園の頃からほとんどの試合に挑戦し、なかなかのファイターですが、2回、3回と勝ち進むことができませんでした。今回優勝できなかったのは残念だったでしょうが、本当に嬉しい初入賞だと思います。長きに渡り送り迎えにご協力いただいているおじいちゃまもきっと喜んで下さることでしょう。

 試合に出ている全ての選手が試合に向けて懸命に稽古をしてきているのです。優勝・入賞するのがいかに大変なことなのかわかっていただけたと思います。子ども達だってあんなに頑張っているんです。

 入賞にあと一歩の選手も沢山いました。悔しい気持ちを忘れずにあと一歩の一歩が何だったのか?を考えながら稽古を積み重ねていくことが大切なんだと思います。
 新人戦の前、少年部の稽古の中で、誰々が強くなったという言葉だけではなく、「みんな強くなったな」という言葉がセンセーから出ていました。
 みんなで稽古していく中で、それはとてもいい現象だと思います。試合に出場する子だけではなく、「強くなりたい」というみんなの気持ちがそろってきた証拠かもしれません。
 

 勇気を持って試合に挑戦し沢山稽古した皆様、本当にお疲れ様でした。
 審判・スタッフ・応援の皆様、本当にありがとうございました。
 師範ならびに指導員の先生方、事務局の皆様、このような場を与えて下さりありがとうございました。

そして師範もお話下さいましたが、いつも見守り、支えて下さっているご父兄・ご家族の皆様、お疲れ様でした。

3・4・5日は道場は休館です。ゆっくりお休みしてまた道場で会いましょう。

押忍