カラテドリームカップ2012国際大会。さすがの国際大会、各所で色々な地域の言葉や外国語まで飛び交い、他流派の皆さんを含め1413名の選手達がエントリーされたマンモス大会でした。運営やパンフレットにも配慮がありとても素晴らしい大会だと感じました。そして何より選手の皆さんの懸命な稽古により、本当にレベルの高い闘いばかりで、こんなに多くの皆さんが世界中で真剣に空手に向き合っているのだと思うと感激しました。初めての試みである型の団体戦も今後皆さんにとって良い目標となるにちがいありません。刺激を受けたのか、文庫の子達は早速3人組んで会場で練習を始めていました(笑)
センセーも今回も型の試合に出場させていただきました。大会を主催してくださった新極真会の皆様、対戦していただいた選手の皆様、一緒に出場した選手の皆様、ご理解・ご協力・応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
型の大会に向けてといっても当然型の稽古だけをすればいいのではなく、走りもするし、ウエイトもするし、基礎体力も、呼吸法も、体幹、打ち込み蹴りこみ、もちろんみんなと組手もし・・・稽古することは果てしなくあり、練習法を色々考えたり、型では当てはしませんが部位鍛錬だってしていました。
空手を仕事にはしていますが、当然空手だけしていればよいわけではありません。試合に出るとなると時間がいくらあっても足りない様子で、身体と相談しているの~?と心配にもなるし、家族の立場に戻るとどうしてこうまでして試合に出るのか?と思うこともあります。
どうやら試合が大好きというわけではないようです。
試合に出ることが偉いとも思っていないみたいです。
昔はそう思っていたこともあったようですし
優勝して勘違いしていた頃もあったと・・・
毎回、期待して名前を上げていただきながら
結果を残せず、恩返しもできず
仲間や後輩達を喜ばせてあげることもできなかったと。
正直、稽古に身が入らなかったり
忙しくて、空手を続けてるといえるのか?という時期もあったそうです。
試合という目標から離れて、稽古内容に悩んだ日々も。
でも思い出したそうです。
「強くなりたい」と思って極真カラテの門をたたいたあの日を。
稽古を一生懸命すれば、今でも気づきがあるし
稽古を続けることで自分にかえってくるものが必ずあるって。
年をとって身体は衰えていっても頑張れば少しずつでも強くなれると
こんな自分でもできることはまだまだあると
それを伝えていくことが、自分にもできることじゃないかって。
試合に出ることもその中のひとつです。
たとえ試合に出れても出れなくても
ずっとみんなと稽古したいと思っていると思います。
今日から稽古はばっちりあります。
やることはまだまだあるぞ。
暑さ厳しい毎日ですが・・・
稽古待っています。
押忍