本日行われた第16回型・第15回新人戦大会ですが、文庫道場では型で宮本悠生君、梅澤彩音さんが優勝。本多将太君が準優勝。組手で玉川瑛斗君、梅澤彩音さん、篠幹太君、高瀬磐石君が優勝。高梨涼君が準優勝。橋本瑞樹、本多将太君が3位入賞でした。入賞した皆さん本当におめでとうございます。
見れなかった(間に合わなかった)・・・文庫のみんなの試合はひと試合も(泣)
でも大丈夫。みんなが懸命に稽古してきたのは見てるから。
沢山稽古に来れてるってだけじゃなく
限られた時間の中でも
稽古に来れば集中して全力でできてるかどうか
センセーのアドバイスをしっかり見て、聞いて
自分でも考えていろいろやってみようとしているか
逆に稽古を茶化したり、真剣に向き合えなかったり
ひとの大事な時間までふざけて邪魔しようとしたり
・・・ぜ~んぶ見てます。
最近のみんなは本当によく頑張っています。
師範がお話してくださったとおり
努力していても
勝ちに恵まれないときって
ありますよね。
原因はもちろんあると思います。
勝敗は紙一重なときもあるし
運もみかたにつかないときもある
稽古でできたことが試合で出し切れないときもあるのでしょう。
試合に出ることは本当に素晴らしいことで
だけどそれは強くなる為の手段のひとつであって
元々の目的ではないと思います。
試合に関しては
勝つ前にあきらめてやめてしまう方もいますし
逆に優勝してもやめていかれた方もいらっしゃるのも事実です。
試合に出ない、出れない選択もあるのにあえて出ているのに
「負けてもなんとも思っていない」
「出ればいいと思ってる」
そんなことはないと思います。
だって出ると決めたら
試合までにそれはそれは
痛い思いやきつい思いをするってわかっているから。
試合に出てない人まであおりをくって(笑)
ときには涙を流したり、うずくまったり・・・
歯をくいしばってみんなで頑張っています。
そこを絶対に忘れないで欲しいです。
負ければ絶対に悔しいはずです。
今日優勝・入賞した子は先週悔しい思いをした子が多かったかな・・・
もちろん強い相手に挑戦してきたからかもしれませんが
何より、負けても、あきらめず、腐らず、稽古に来てくれたからだと思います。
今週、親御さんとお話させていただいたばかりの方もいます。
「試合に向けて稽古を頑張っていたことに偽りはありません。」と。
試合で動く為にはその何倍も稽古し、ときには辛い結果も受け止めなくてはなりません。
「でもこうして、前向きな気持ちでまた頑張ろうと稽古に来てくれている。」と。
もちろん試合は結果が大事
そして試合の前も後も大事
それは人生と似てるよね。
「挫けそうになったときに稽古のことを思い出します。」
今まで沢山の方にそう言って頂いてきました。
試合ではなく・・・稽古のことを思い出す人が多いです。
センセー自身もそうやって空手に支えられてきたし
少しでもお役に立てたなら本当に嬉しい限りです。
空手が強くなるのはもちろん
心や身体が強くなったり
充実感や達成感をもったり
他者や自分を認めることができるような稽古を
どうしたらできるのか
センセーはいつも考えています。
木元師範を始めとする木元道場指導員の皆様、本当にありがとうございました。
審判・スタッフの皆様、朝早くから本当にありがとうございました。
応援の皆様、本当にありがとうございました。
選手・ご家族の皆様本当にお疲れ様でした。
試合後ですが、明日も稽古があります。
待っています。
押忍