本日は第3回横須賀市大会・鏡開き稽古・努力賞表彰と盛り沢山な一日でした。
第3回横須賀市大会は、追浜にある横須賀市北体育館で行われました。場所が金沢文庫に近いこともあって、多くの稽古生の方が出場してくれました。
文庫の入賞者は、型部門で本多将太くん、組手部門で濱中正光さん、小早川透さん、賀来聖翔くん、濱中そのかさん、矢島丈一朗くん、石月風梧くんが優勝されました。(部門や木元道場全体の入賞はこちら)本当におめでとうございました。また、トロフィーはありませんでしたが、決勝に進んだ方も沢山いました。
スタッフをしながら少しずつ試合を観れましたが、皆さん本当によく頑張っていました。どんな結果も受け止める覚悟をして出場された皆さんの勇気は本当に素晴らしいものだと思います。それを価値ある1勝、価値ある1敗にできるかは、これからの稽古にかかっているのだと思います。皆さんの勇気がさらにご自分を強くすることに繋がりますように。
出場者が多かった為、同門対決も沢山ありました。道場で組手をする時とは違う真っ向勝負が見られました。普段はともに稽古をし切磋琢磨している仲間と試合ができることはなかなか無い機会です。正々堂々と戦っている姿はとても感動しました。お互い全力を出し合って試合を終え、心からお互いを認め、称えあっているのを見て、本当に嬉しかったです。
親子で初の同時優勝を果たした濱中親子、目の前で組手で初優勝した息子さんを見て流していたスタッフの矢島パパの涙・・・お互いに自分のことより嬉しそうでした。
皆様のご協力によりスムーズに行われた横須賀市大会の後、東神奈川道場に於いて、鏡開き稽古と努力賞の表彰が行われました。鏡開き稽古の様子は、木元道場ブログ『濱の風』に詳しく書かれています。鏡開き稽古は、木元道場稽古生であればどなたでも参加できます。(白帯さんや小さな子どもさんでもOKです)気持ちも改まる貴重な行事で、実はジムチョーもこの稽古に出るのを目標にしてきましたが、ちょっと間に合いませんでした。来年は出たいな~。
その後、各道場の努力賞の表彰がありました。文庫道場の今回の努力賞は、一般部が佐藤隆幸&園代ご夫婦。少年部が斎藤潤也君でした。
佐藤ご夫婦は、初の連名での受賞を師範にお願いしました。まさに夫唱婦随、道場開設当初からお二人で稽古を頑張ってこられました。どんなときも隆幸さんに尽くして、それでいてご自分をしっかり持たれている園代さんとそれを認め、心の底から感謝されている隆幸さん。お二人支えあいながらたゆまぬ努力を続けてくださっています。これからも仲良く精進してくださることでしょう。
少年部の斎藤潤也君は幼児で入門してから合宿にも試合にもほとんど出続けてきました。入門当初はことあるごとに涙を流していたジュンヤですが、今では稽古も毎回全力で頑張っています。特にきつい基礎体力も抜くことなく、自主トレのランニングも今でも続けています。食が細くてなかなか合宿での食事を食べることができませんでしたが、6年生の春合宿で念願の完食を果たしました。苦手なことからも逃げないでこつこつ続けてきたその姿勢は、大人でも見習うべきものだと思います。
皆さんが努力をしてくれているおかげで毎回選考に悩む努力賞ですが、本当に素晴らしい賞だと思います。師範がお話してくださったとおり、努力すること(人格)を評価されるということは、人として素晴らしいことであり、誇りに思って欲しいと思います。そして、ぜひそれを糧にこれからの人生に生かしていって欲しいと思います。(隣に座っていた村木指導員はこの努力賞が初めての受賞で、それ以降の数々のタイトルを手に入れられたそうですよ~励みになりますね)
また、受賞者の皆さんの喜んでいらっしゃる姿とそれを嬉しそうに見守っている皆さんの姿を見れること・・・毎回本当に素敵な時間を過ごさせていただいていると思っています。
本日は誠にありがとうございました。
押忍