第
27回新人戦空手道大会結果報告です。
型部門でハルト、リオ、ユウリ、オガタさんが優勝、組手部門でカケル、シュート、リオ、ミフユ、ヒタチ、マイトが優勝しました。
出場者が19名でしたが、優勝数が10部門、同門対決も多く、優勝以外にも6人の人が決勝進出しました。
型部門。
ハルトは前大会で決勝まで進みながら優勝を逃しました。その悔しさを今大会にぶつけ、見事型では初優勝素晴らしい大極Iを披露してくれました。
ユウリとリオは嬉しい姉弟優勝、2人とも稽古量を物語るキレのある動きで見事な優勝でした。
オガタさんは上級の型で決勝は若い男子との対決。相手もキレとスピードのある力強い動きでしたが、しっかりご自身の最高の動きを披露し見事優勝。型の稽古はもちろん、組手でも激しい選手稽古を多くこなしスピードとパワーを身につけた成果だと思います。本当におめでとうございます。
シュウトは緊張で型を間違え敗退してしまいましたが、優勝した相手と動きでは負けていなかったと思うので、諦めず再挑戦して下さい。
シュウトもそうなのですがカイリも緊張する中、普段稽古している道場と周りの景色が違う為、型を間違えてしまいました。沢山稽古して克服し、また頑張りましょう。ミフユは上手なので力強く、大きく動けるように稽古しましょう。
組手部門。
カケルは予選を合わせ一本勝ちし、決勝も「突きながら前に出る。」動きで優勝。前回の試合で勝利はならなかったもののものの、体格の大きい相手としっかり打ち合ったことが自信になり、それ以降稽古にとても力が入るようになりました。最近入った弟君の兄貴としてかっこいいところを見せられて本当に良かったと思います。
小学校1年生エキスパートの部ではカイト、リヨ、コウダイの3名がエントリー。初戦からカイトとコウダイが対戦しました。コウダイは中では空手歴は短いですが、お兄ちゃん譲りの強い突きと上段蹴りを持っています。それでも外部の試合経験も多くユースクラスにも出ているカイトは空手歴が長い先輩の意地を見せ、真っ向から打ち合い蹴り合いし判定勝ちを納めました。初戦をダイナミックな蹴りと突きで勝ち上がったリヨとの決勝戦です。飛び込んでの上段蹴りの大技で攻めるリヨに対し、キレのある突き下段、前蹴りで攻めるカイト。ほぼ互角で試合は進みますが、より積極的に技を出した点が認められたのリヨが優勝しました。将来有望な3名の戦いは素晴らしいものがありました。リヨ優勝おめでとう。
シュウトも試合は2回目の挑戦です。とても強いと突きと下段を持ちながら、前回は上段蹴りのガードができず、初戦敗退でした。今回はしっかり受けながら初戦を突破します。ナオキとレオを破って上がってきた相手と決勝でも見事な戦い、突き、下段、上段もしっかりと受けでうれしい初優勝でした。
ナオキも勇気を持って強い突きで前に出ました。続けて挑戦してお母さんとおばあちゃんに金メダルをプレゼントしてください。
レオも鋭い上段蹴りを出せています。頭から突っ込んでくる相手に対しても惜しい上段が何発かありました。是非また出場して下さい。
小学校4年生女子は、初戦積極的な攻めで勝ち上がったミフユとやはり初戦、強い突きと膝蹴りで勝ち上がったエナとの同門対決でした。フットワークとコンパクトな攻撃で攻めるミフユと大きく強い突きと押し込む膝蹴りで対抗するエナ。接戦でしたが、僅差の判定でミフユが勝利し優勝しました。頑張って積み重ねた稽古の賜物です。
ヒタチも前回の試合から続けての挑戦で、体格の大きい相手と互角に打ち合ったことが自信につながり、とても真面目に稽古するようになりました。今回もやはり初戦を勝ち上がって来たカイリとの決勝。強く前に出る攻撃で先輩の意地を見せ、初優勝。カッコよかったです。
最後はマイトです。先の埼玉県大会でも優勝している最強の相手との決勝です。予選でコウが得意の後蹴りを繰り出すも、崩され判定で敗れています。今回延長がないと言うこともあり、マイトは最初から強い中段突きと下突きの連打、中段膝蹴りで攻め立てます。相手も強い攻撃を返してきますが、時間いっぱい攻め続けたマイトに旗が上がり見事に優勝しました。
みんな少しずつ少しずつ積み重ねてきた稽古の成果が出てきています。道場と自宅の距離や、ご家族のお仕事の事情、習い事や勉強との兼ね合いから大変な事も多いかと思いますが、やはり頑張って稽古した成果は必ず戦いの中に出ると思います。本当におめでとうございます。
レイ、勇気を出して戦ったけど、押しちゃダメ、顔面叩いちゃダメ、もう一回押しちゃダメ。しかし試合翌日に来た稽古でしっかり打てていたのでそれを出してまた頑張ってください。
カグラも強い攻撃ができました。でもノーガード戦法はダメです。しっかり上段を受けて次は戦いましょう。
ユウリは何度も対戦している。ライバルとの対戦でしたが、しっかりと戦えてました。あと1本届かずの惜敗でしたが、間違いなく強くなっています。
ハルトは、今回はエキスパート部門で自分より体の大きい緑帯としっかり打ち合い勝利しました。決勝はさらに体格の大きい選手に押し込まれて、やはり旗が1本届かず惜敗。今度は優勝できるようにがんばりましょう。
ホノは強いパンチに耐えながらよく動きました。最後まで攻め続けスタミナと強さは持っています。お腹を強くして上を目指しましょう。
お父様、お母様、おばあちゃま、引率、応援ありがとうございました。多くの方々のの応援、セコンドありがとうございました。
親御さんの中には試合前にご自身のお子さんのみならず、対戦相手となるやもしれぬ同門の子のミットを受けてくださったり、道場のみんなに応援、お声かけしてくださる方もいました。
稽古でも試合でもみんなで強くなっていきたいという気持ちが伝わってきました。
梅澤、手島両指導員ご指導ありがとうございました。
多くの方々の温かい励ましと支えとご指導で、子供たちはますます成長しています。
これからもよろしくお願い申し上げます。
押忍。
試合を経験し続けると勝ったり、負けたり、ハプニングを含め色々なことがありますが、試合の経験を積むごとに「強い気持ちをもてるようになっているように感じます」と親御さんからお言葉をいただきました。
結果を受けて、課題を胸に黙々と稽古を積み重ねて変化していく子ども達と辛抱強くサポートしてくださるご家族の皆さん、本当に素晴らしいです。
試合準備、審判、スタッフの皆様も朝早くからありがとうございました。
人生で胴上げしてもらえる経験って結構そんなにないかもしれません。
みんな、とっても嬉しそうです💓
勝っても負けても翌日の稽古に来たみんなは偉いと思うし、前を見て次の目標に向かっていこうとする姿は本当に素敵です❣️