第23回横須賀市新人戦錬成大会、皆頑張りました。
型は2:3の惜敗が多くて優勝はならなかったけど、組手でアサヒ、エナ、リュウジ、ショウマ、アキトが優勝しました。
アサヒは決勝、やや劣勢から最後に強い突きの連打で見事な逆転優勝。
エナは相手は二人とも突きの強い相手だったけど、意に介さずどんどん前に出てたまに出る下段も威力充分で優勝。
「先輩が褒めてたぞ。」と乗せたリュウジは内股下段を上手く使い準決勝で東神奈川の強敵を下しての優勝。
ショウマはデカくてパワーがあるのにナーバスになっていたので「男はこんなプレッシャーを傍に置いて淡々と成すべきを成すのがカッコいいってもんだ。」とアドバイス。本来の力を発揮して優勝。
アキトは稽古の充実さを充分に発揮して突き下段でリードして、2試合とも得意の後ろ回しが決まって技あり。決勝では上段回しも決まって一本勝ちで優勝。
レントは本戦終了間際の上段が無ければ勝利していたであろう見事な組手。「さすがアニキ」と褒めました。
イチノスケはセンスも強さもあるので後はスタミナ。沢山稽古、来てくれ。
ナオキは本来の組手の強さを発揮して初戦突破。コウゾウ先輩に果敢に挑むも敗戦。たくさん稽古して、優勝しておばあちゃんを喜ばせよう。
コウゾウは決勝進出も、相手の手数に惜敗。本当に惜しかった。春から福島に引っ越してしまうので寂しくなるけど、あっちでも頑張れ。
コウダイ組手第1部の第1試合、開始1秒の上段回し技ありは凄かった。優勝した相手に引けを取らない動き。次はいけるぞ。
ソウマは惜しい上段が何回かありました。1分間緊張を持続するのは大変だけど、試合に出場して経験を積む事が大切だよ。
ユウセイは蹴りを警戒しすぎて、中に入る動きがありませんでした。突きが強くなってきているので、自信を持って今度はしっかりと前に出よう。
ホノはパパ譲りのハードルパンチャーなんだけど相手のフットワークに崩されて力を発揮できませんでした。運足を稽古して追い足を身につけよう。
ジェイソンは前回の反省で「落ち着いて。」とアドバイスしたら落ち着きすぎてしまいました。もう少し上げて、行く時は行こう。
リョウタロウは体調不良で欠場。大会前の最後の稽古の時に「元気を出せ。」とかなりキツく叱ってしまいました。調子悪かったんだから元気出ないよね。ごめん。体調戻してまた挑戦してしてください。
コロナ狂想曲が終わろうとしています。「コロナウィルスがなくなるわけではない。」と言った人がいるけどそんなのは百も承知で、戦ってきたのはコロナによって起きた社会情勢とそれによって人の心の中に生まれた「不安」です。
国や県からの要請に従い、新極真会、木元道場の方針を汲みつつ、金沢文庫道場独自の感染対策を出来得る限り行いました。ブログや配布文章で道場の考え方を情報提供し、稽古生の皆様の不安を少しでも和らげる事ができるように努力してきました。
昨日の一般部に参加してくれた14名の稽古生の方々の前で改めてお礼を述べました。
「3年間も我慢してくれてありがとう。道場を信じてくれてありがとう。このご恩は皆を必ず強くてしてあげる事でお返しします。」
今年の6月で、文庫道場も22歳。大学を卒業して社会人になる年齢です。先生と事務長ももっともっと頑張って最高の道場にしたいと思っています。そして稽古生の皆様に力を貸して欲しいと考えています。皆様の頑張りが今までも、これからも道場の力になり、それこそが皆様の自身の力に繋がると信じているからです。
これからも宜しくお願い申し上げます。
押忍!
吉岡