闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

11月の予定

2006年10月31日 | 予定・休館日

 朝夕だいぶ涼しく(寒く?)なってきました。それでいて汗ばむ陽気のときもあり、風邪などひかぬよう皆さん学校・お仕事頑張って下さい!こうしているうちに年末まであっという間です。仕事でも勉強でも遊びでも勿論空手でも何でもいいので、目的に向かってじりじりと前に進んでいきましょう。というわけで11月の休館日・予定です。

11月3日(金) 文化の日(祝日)の為
11月5日(日) 東北大会の為
11月11日(土) 午後少年部のみ(全日本テレビ放映の為)
11月14・15日(火・水) 平日合宿の為
11月16日(木) 合宿休みの為
11月21日(火) 平日審査の為
11月23日(木) 勤労感謝の日(祝日)の為
11月25日(土) 昇級審査の為

東北大会には、文庫道場から播田健介1級が出場予定です。福島で行われるため、なかなか応援は難しいでしょうが、横浜からも祈っててくださいね。
審査を考えている方は、申込は2週間前となりますので準備の方宜しくお願いいたします。型の大会の申込締切は2日(木)です。検討している方は振込をお忘れないように。18日(土)から12月の型の大会の強化も始まります。
11日(土)19:00~県ウエイト制・全日本・東北大会の合同打上げを予定しています。
夢庵(文庫店)会費4千円(優勝者無料)今回は大人限定です。選手は勿論のこと応援や協力してくれる人がいなければ試合はできません。皆忙しくてなかなか集まることができませんので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。


 

 

 

 


2006年秋合宿行って来ました!

2006年10月30日 | 道場日記
 残念ながら風邪で不参加となった福田姉妹をのぞき、文庫では少年部10名、一般部8名での参加となりました。お天気にもまあまあ恵まれ、体調を崩す人も少なく、稽古もみっちり、スケジュールもスムーズに進んで、みんな元気に無事帰って来ました。
 少年部はコウキ副隊長のもと、おおきなトラブルも無く、仲良く元気に過ごせたようです。稽古も一生懸命やりましたが、部屋での自由時間での弾けぶりは、ほんと子供の体力おそるべしのにぎやかさだそうです。寝食を共にすると道場だけでは味わえない人間関係、絆がうまれたりします。合宿参加の回を重ねるごとに自分で頑張ろうとすることが増えていく、困ったときなどを仲間と乗り切れる機会があったり、自分本位になれない環境の中、それぞれが譲り合ったり、我慢したりできるようになります。子供達の頑張りを垣間見るたびに微笑ましく、道場に帰ってきたときの自信に満ちた姿を見るたびに嬉しくなります。今回初参加のエイジも行きのバスでは、少し不安そうでしたが、帰りのバスに乗り込む前に話したときには「楽しかった」と元気いっぱいでした。
 一般部の中にも初参加者が2名いましたが、勝手がわからなかったり、はじめてセンセー以外の先生方にご指導いただく緊張感があったりと不安もあるものですが、大人の場合、道場ではあそこまで時間をかけ、根をつめて稽古をする時間をとることができませんし、木元道場の先生方の個性豊かで熱心な指導に実りのある時間を過ごせたことと思います。他道場の方々と稽古をしたり、交友をもつことも刺激になったり、勉強になったりします。できないことがあってへこんだり、自己嫌悪に陥ったりすることもあると思いますが、そうゆう体験も大事なんですって・・・。
 正直私自身、毎回合宿に参加させていただいて、体調や目的意識が低い時期もあったりしてかなりプレッシャーだったり、ふがいない自分に情けないおもいでいることもありますが、反省を含めて貴重で為になる時間です。
このさいだからかける恥はめいっぱいかいてこようかと。人よりやってるのにできないのはやっぱり自分自身どこか意欲や見えない努力が足りないのだからまた頑張るしかないかなと。思い知ってま~す。
 今回も木元道場全体でバス3台の大所帯の合宿となりましたが、計画・準備・指導・片付けまでお世話になっている師範はじめとする指導員の皆さん、センセーの全日本出場の為、担当をひとり引き受けて下さった藤本指導員にも厚く御礼いたします。
 合宿参加の皆様お疲れ様でした。(このめちゃくちゃな疲労感と筋肉痛と思い出を胸に明日からまた頑張りましょう!)保護者の皆様ありがとうございました。(沢山誉めてあげてください。そしてお洗濯よろしくお願いしま~す!)明日30日(月)は合宿休みです。(参加したことない皆さんは是非また機会がありましたら。)ご理解・ご協力ありがとうございました。

ご心配おかけしましたが・・・

2006年10月23日 | お知らせ

 道場外壁他補修・塗装の為、11月いっぱい道場前に自転車・バイクなど置けないかも?と一部の稽古生の方にお知らせしていましたが、本日オーナーさんにお願いしてビルの裏の一角に置かせていただけることとなりました。(ふぅ~良かったぁ)歩いてくる人だけしか稽古に来れないんじゃ困っちゃいますので。詳しい置き場所は、道場に来たときにご確認下さい。クレームなど発生すると二度と使用できなくなってしまいます。皆さん譲り合って良識のある使用をお願いいたします。またもし徒歩でも可能な方がありましたら、できるかぎりで構いませんのでご協力をお願いいたします。

 皆様、センセーと共に闘ったかんじて、どっと疲れているのではないでしょうか?お仕事や家庭でも体調を崩していないかしら?私達は、昨日の夜から今朝にかけてかなり話をしました。身体は疲れているはずなのに、興奮してるのか眠ることができませんでした。(その話はまた今度)
センセーは3時間ほど寝たあと、息子を送り出しそのまま病院へ、かなり待たされてその後道場に自転車置き場の件で直談判に出かけていきました。戻ってきて仮眠を取るとほどなく息子が帰ってきて、雨で約束していたキャッチボールができないので、宿題をみてやったり、心置きなくべたべたしていました(笑)
そして何年振りかにまだまだ背の低い息子に肩を借りながら(なくても全然歩けます)歩いて近くのお寿司屋さんにいって特上寿司を家族で食べました。センセーと息子は一貫一貫目をつむって「おいしいねぇ」と感激しながら口に運んでいました。今二人は100円のカードゲームをやりに近くのスーパーに行ってます。息子は息子なりにずっと線を引いていたのかはじけまくりです。でもいつでも好きなだけ一緒に心置きなくいることができたら、この幸せは感じたのだろうかと思ったりして。もちろんどこかに旅行にいけたら大喜びですが、新しい所に連れて行くとわりと前行った所のことを忘れてしまうのに。「よさような木を見つけた」とか言ってさもない公園にカブトムシのトラップをかけに朝早~く出かけていったことなんかを嬉しそうに覚えていたり。(今年も結局つかまらなかったけど)ほんの数十分行って来るだけで、私からしたらいいとこどりでとムッとすることもあるけれど、たぶん時間の長さじゃなく本気で向き合ってるかどうかなんだと反省させられる事も。(忙しいとイライラしたり、結構生返事とかしてるしなぁ)
 至福のとき、たぶん今日のこともきっと忘れないんじゃないかなぁ・・・。


全日本2日目

2006年10月22日 | 仲間たちへ

 本日も応援・観戦お疲れ様でした。保本先生の戦いも感動的でした。センセーも教えられたと話していました。沢山の応援を受け、全日本無差別に挑戦するということは本当に大変なことです。いつお会いしてもナチュラルさを失わず、それでいて試合への集中力はすさまじいものがあると思います。審査などで試合前もお会いしましたが、どの指導員も本当に本当に追い込んでいるし、疲れているし、悩んでいるのにそれをおくびにも出さないところがまた素敵なんです。いろいろ言えないようなことを飲み込んでさらに厳しいところに挑戦しているんです。空手が仕事だったらと思うこともあるかもわかりませんが、人生楽なところなどないのかもしれないですね。
センセーだって今回の怪我ぐらいですんで、ほんとにホッとしたぐらいの覚悟で挑んでいるのですから。命がけでいかなければいけないような試合なのです。

 今回の大会も予想どうりレベルの高い素晴らしい大会でした。部外者や格闘技フリークみたいな人はいつもいろいろいってきますが、渦中空手をリアルに一生懸命やっている人には、全日本大会というあそこに立つだれもがすべてを尽くして稽古をして、勝つことにどれほどの気持をもってやっているかはわかるはずです。大会に出場する選手は勿論のこと、それを支える人たち、全日本をよい大会とし、さらによい組織となっていくように奮闘していらっしゃる代表はじめとする支部長・責任者の方々、今日の大会を運営し、お手伝いして下さった人たち全ての方のおかげで、沢山の人を感動させ、自分達のやっている空手を大切にしていくことができるのです。
今日一緒にみていた少年部達も選手の活躍に胸がときめいたり、心に響いたものがあったようです。自分達がやっている空手が、いかに真剣に懸命に行われているか知ることは、本当に大切なことなのです。

 稽古生ならびに道場関係者の皆様、ご協力・ご理解いただきまして、本当にありがとうございました。
演武参加の少年部・父兄の皆様お疲れ様でした。お忙しい中観戦いただきました皆様本当にありがとうございました。

 


先生より

2006年10月20日 | 仲間たちへ

 待ちに待った初投稿です!(あずかった原文そのままです)

 明日はいよいよ全日本です。まずはこのような機会を下さった木元師範に厚く御礼申し上げます。
また、この日に至るまでに稽古でご協力を頂いた多くの文庫道場の稽古生や仕事を手伝って頂いた木元道場職員の方々、お世話になった五反田ワークアウトの永田会長にも厚く御礼申し上げます。様々な面で私を支え、協力してくれた家族にも感謝したいと思います。

 試合場では相手に「勝つ」事を考えて戦いたいと思います。稽古も「勝つ」事を考えて頑張って来ました。けっして一人よがりの感情ではなく、「勝つ」ように稽古して「勝つ」ように戦う。その中で色々な意味での自分のでこぼこ(弱い所やですぎた所)が直っていくのだと思います。今までは弱い自分と正面から向かい合う事さえできずにいました。
去年と今年、全日本という大きな山へ自分を向けるその中で、「勝つ」という気持ちを持ち続けて稽古する事で、少しだけ弱い自分と向き合う事ができました。

 今は「弱いという事は恥じゃないんだ。弱い自分と向かい合って、少しづつでも強くなろうという気持ちを持てない事が恥なんだ。」
と思えるようになりました。
 私の稽古が、行動が、言葉が、戦いが、私のまわりの人々に少しでも良い影響を与える事ができるならそれに優る幸せはありません。

 力の続く限り、最後の最後まで「勝つ」戦いをします。
 応援頂ければ幸いです。
 今自分のまわりの方々皆様に、まわりのものすべてに感謝の気持を込めて 吉岡

 

 


フレーフレーせんせい♪

2006年10月19日 | 道場日記
 今日は試合前の少年部中上級の最後のクラスだったので、稽古の終わりに緑帯のツヨシがみんなの先頭に立ってセンセーにエールをおくってくれた。いつもは試合の前にセンセーが少年部のクラスでやるんだけど、それを真似て去年、今年と少年部からのサプライズなプレゼントだ。去年は、こないだ話したケンタが音頭をとって声を裏返しながら懸命にやってくれた。そして今年は、緑帯で一番会員番号の古いツヨシに白羽の矢がたったのだと思う。彼は、全日本Jr.大会にも毎回出場し、道場の中でも強いと誰もが認める礼儀正しく、それでいて子供らしさを失わない少年だ。文庫では試合志向の子は比較的少ないので特に積極的に見られがちだけれど、実はすんごく恥ずかしがり屋であがり症だ。だから今日のエールは、顔は真っ赤だし、声が震えちゃって、尻つぼみになっちゃって、みんなは大爆笑!でもね、それがまたなんとも可愛くって、嬉しかったって・・・センセーが言ってた。
つくってないツヨシそのまんまで、乗るに乗れない文庫の子供達のなんと愛らしいこと。センセーには何よりのプレゼントになったと思うよ。だって気持ちがこもってたもん。
 ツヨシは強いだけでなく、もともとそうゆう子だから、試合に出続けてるんだと思う。ぜんそくを持っていて、ジュニアの当日息するのも苦しいのに試合に挑戦したよね。本当は、実績以上の力を持ってるんだけど、勝ちたい気持ちがどきどきを増してしまう。やんちゃで平気そうだけど、力入りすぎちゃうんだよね、どうしても。だけどきっとだからこそ試合に挑戦してるんじゃないかなぁ。
 最近は、センセーが試合に出てることもあって、道場自体が試合志向だと思われてる人もいるみたいだけど・・・試合に出るだけが空手じゃないし、状況やお仕事によっては試合に出ることが難しい人もいる。年齢や目的もそれぞれで、健康志向でもぜんぜんかまわない。でもわかってて欲しいのは、強いから試合に出れるんじゃなくて、今の自分より強くなりたいからこそ試合に出ようと思っている人が多いことだ。自分と向き合ってみて、もしかしたら逃げれない状況をつくらないといけないと思って出る人もいるということ。出るから偉いとかそんな風に自身思っている人って逆に少ないんじゃないかと思う。
 審査や試合や目的は、誰に言われてじゃなくて、やっぱり自分で決めること。そうできるときもあればできないときもある。たとえば人の試合でも懸命にサポートしてくれたり、スタッフをしてくれてる人だって逃げずに向き合っているって事で。無関心を装っているいる人とは違うと思う。
 ツヨシが合宿のバスの中で言ってた「恵吾指導員のようになりたい」と。恵吾さんのように強くなりたいだけでなく、文庫の指導員になりたいんだって。すごく嬉しかった。ときに私以上に女房役を果たしている恵吾指導員のことをきちんと見ているんだなと思った。なれるといいね。今日は本当にありがとう。当日の応援も頼んだよ。ツヨシ。

セナ眩しすぎるぜ♪

2006年10月18日 | 道場日記
 今日は、女子部の途中まで居られたんだけど・・・ちょうどすれ違ったひとクラス目に体験して、入門してくれた女子部新人さんに自慢できそうなよいメンバーだったね。茶帯取得以来、空手への意識も気迫も益々の堀田先輩、仕事の関係で平日の少年部から移行してきた昨日話題にした美実ちゃん、きゃしゃな身体で女子部を守ってきた真弓ちゃん、遠距離通学にもめげず黙々と頑張る女子大生春菜ちゃん、まだまだ謎だらけ?大人な新人桂子さん、そして忘れちゃならない見事な女子部移行ぶりな中学生セナ。
 簡単そうだけど、ホント大変だと思う部活との両立。それに出れるときは、気にせず少年部にもやってきて、高学年の男子の相手もばんばんさせられる。緑帯だから後輩達の面倒もみるし、指導の補助的な役割もしてくれる。だから少年部の女の子達は、みんなセナに憧れてるんだ。今日なんて部活のかっこでそのまま駆け込んできた感じ。前に制服見せてくれたときもドキッとしたけど、今日もびっくり!!もうとっくに親の言うことなんて素直に聞けない時期だろうけど・・・ほんと頑張ってるよね。本人の性格がいいのか親の育て方がいいのか?本当にいいお嬢さんだ。その親ってのが前述の真弓ちゃん。だから女の子の場合、道場としては安全面が一番心配なんだけど、お母さんもめったに休まない頑張り屋さんだから安心だね。そしてセナの頑張りを正しく認めて、あたたかく向かいいれてる堀田先輩を初めとする女子部の面々。セナは、現在麻夕さんに憧れてるらしいから、将来全日本女子目指しちゃったりして・・・。楽しみだぁ。
 それにしても今日来た堀田先輩、木村さん、佐藤さん他お子さん達が空手卒業組・・・それぞれ環境の変わる中、皆さん頑張ってますよね~!親の意地だけでなく、空手を自分のものにして踏ん張ってる。そちらも簡単なことではないですよね~。自分は将来どうなっていくんだろうと考える今日この頃です。

ケンタが来た

2006年10月17日 | 道場日記

 昨日の夜、美実ちゃんから「ケンタが全日本の応援にいけることになったのでチケットは間に合うでしょうか?」とメールがあって嬉しいなって思ってたら、今日の一般部にケンタが久々にひょっこり稽古にきた。ポッチャリしていた顔は真っ黒で精悍な感じになっていて・・かっこよくなってた♪部活頑張ってるのが目に見えるようだった。昔みたいに気軽には話しかけてこないんだけど、何をかいわんやケンタの気持ちはそこにいる誰もがわかったと思う。誰よりセンセーが一番嬉しかったに違いない。

 少年部にいた頃は、試合にも挑戦し、合宿にも沢山参加して、高学年になると当たり前のように副隊長(隊長はセンセー)を任命され、男部屋のトラブルを彼なりに必死に取り持って、どちらかといえば小柄ながら厳しくなる組手に逃げることなく、試合に出なくっても強化クラスに必ず参加していた。合宿での稽古態度や人柄を指導員の先生達に誉められることも多かった。そして念願の緑帯を取得して、小学校卒業。
 でもだからこそ大変だと思う。頑張ってきたからこそ、中学に入ってそう簡単には稽古に来れなかったんだと思う。空手を真剣に考えているからこそ、怖さも知ってるし、生半可な気持ちでは来れないかも知れない。でもセンセーとの絆は、真剣にやってる大人と同じなのだ。だから今日来たんだと思う。それはまさにケンタ自身がたぐり寄せた絆だ。彼だからこそであり、それが彼の感じ方で彼の行動なんだ。
 そして、空手の話をする度にナーバスになっていたケンタを自分がこつこつ続けることでしめしてきた親である美実ちゃんの誠実さの賜物だと思う。
私が息子が思いどうりにならないと嘆くとセンセーがさとすように言う・・・「わが子はよくても自分より少し上ぐらい、もしその子を今より良くしたいのなら、まずは自分が少しでも良くなることを考える」子供のへの働きかけって確かにそんなに簡単に成果は表れないですよね。がみがみ言うより自分が成長するよう努力する方がいいかも。ただしそちらもそんなに簡単に成果はみれないけどね。親であろうがなかろうが、大人になってからでも成長をしようとする限り、少しずつでもよい方へ進んでいけるような気がする。

 ケンタは久々っていっても体力がついたのは歴然で、空手の動きもシャープでなかなかよかったよ。やっぱりやり込んだものは消えないんだね。おまけに腹筋500回もやっちゃって・・・いきなり今話題の扉をあけちゃって(笑)
 言葉少なになってるけど、道場で帰りの挨拶してから「リクトバイバイ!!」って優しく声かけて帰っていくとこは、ぜんぜん変わってなくて、すんごく安心した。
 高学年から初めてこつこつ頑張ってる今日いたマサツネなんかはきっとケンタがくると嬉しいと思うよ。ありがとね。また待ってるよ。応援も頼んだよ。


麻夕さんありがとう!

2006年10月15日 | 仲間たちへ

 今日正式な書類をあの足を引きずって歩いて届けてくれました。明日それを本部に届けたら、このことを発表しようと考えていました。あのシャイな麻夕さんがブログを通じて欠場を自ら知らせてくれるとは思ってもみませんでした。(麻夕さんのコメントは今回の最終強化にあります)このブログもだいぶ検索に引っかかるようになってきたので、どこでどう伝わってしまうかわからない為、今まで麻夕さんのことに触れることができませんでした。みんなもとても気がかりだったと思うし、ブログでも応援したかったと思いますが、道場での皆さんの声かけやブログでの皆の頑張りにきっと励まされてきたはずです。

 センセーに道場を始めた当初言われたことがあります。「道場では一生懸命頑張ってる人が一番尊い。そしてそれを認めることができる人でなければならない。」まさに麻夕さんは道場にとってそうゆう人です。男だとか女だとか、年が上だとか下だとか、地位がどうとか、そうゆうことは関係なく、道場の中で空手に気持ちを向けてひたむきに頑張っている。尊い人です。いつも頭が下がる思いです。

 気づいている人もいるかもしれませんが、麻夕さんは諸事情があって、去年センセーの全日本を会場で観ることができませんでした。当時私にとってもセンセーの次に心配な人でした。でもセンセーと沢山話をして、そこから奮起して、コツコツと空手を続け、また空手に気持ちを向けて道場に戻ってきてくれました。全日本出場の話が出たときもそうとう悩んだはずだし、決めてからは、皆様ご存知のとおり、稽古でも自主トレでも本当に頑張ってきました。

 怪我のアクシデントがあってもあきらめることなく、必死でなおそうとしてくれていましたし、なんと先日の最終強化にも参加しようとぎりぎりまで懸命に頑張っていました。松葉杖でも道場に通ってくる様子は、本当にけなげで・・・。あった人は胸を熱くしたことでしょう。

 何かがあって、どうあってもまいってしまったとき、周りの頑張りやまぶしい出来事にどう感じて、どう動いていくいかは、まさに人間力だと思います。
 立ち上がろうと這い上がろうとするとき、どうゆう心でいれるか・・・人間は完璧ではありません。のちに麻夕さんがセンセーの試合を見てどう感じたかはわかりません。でもそれをきれいな心で見て、最後まであきらめない気持ちでセンセーのそばにいたいと思ってくれていたことは、彼女の行動をみていればわかります。
 今回の麻夕さんの試合出場に関しては、怪我をしてからも麻夕さんの職場の方にもご協力・応援をいただいていた様子で、それも麻夕さんの普段からの人柄だなとつくづく感じました。

 ここ何日か、道場を尋ね「当日はどうしても行くことができませんが」と激励にきてくれる人、さりげな~く久々に稽古に来てくれた人、個人的にメールをくれている人、道場に足を運ぶのは無理でも遠くから祈ってくれている人・・・そんな存在を感じています。みんなありがとう。それぞれの場所でみんな頑張ってね。そして祈っててね。
 少年部もいつもより気合が大きかったり、一般部もことのほか力が入っていたり・・・センセーは別にヒーローになりたくて試合に出るわけではないと思います。ただ自分が頑張った結果として、皆が何かを感じて困難なものにであったとき、空手を通じて頑張ってくれたら本当に嬉しいと思っていると思います。 

 今回の麻夕さんの頑張りは、どれほどセンセーを支えれくれたかわかりません。本当は試合場に立ちたかったに決まっていますが、去年観てもらい元気付けたかった麻夕さんに今年はおもいっきり応援して下さいと頼んであります。

 本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。これからもよろしくね。

 麻夕さん。それにしてもなんで「へちま」なの?

 


今回の最終強化!!

2006年10月12日 | 道場日記

 びっくりの人数でしたね・・・ホントあっぱれです。今日は、特別に見学させていただきました。道場開設5年、始めの頃の強化をずっと思い出していました。センセーが試合に出る側ということで、目的や主旨は勿論違うのですが・・・私ごときが言うのは生意気ですが、皆さん本当に力をつけられて、頼もしい限りです。それにあらためて皆さん、それぞれに素晴らしいものを持ってられますね~。センセー、黒帯さん4人、茶帯さん3人、緑帯さん5人、黄帯さん2人の計15名。センセーの為にの気持ちがあるとしても相手はセンセーだけではないわけで。やりにくい相手、自身万全でないない方もいたはずです。強くなりたい思いがあるからこそできるのでしょうね。
 みんながどんどんセンセーに全力で挑みかかっていくシーンは、追い込んで追い込んだセンセーの身体にみんなの強さやパワーが注入されているみたいでした。最後の最後にみんなの輪がどんどん近づいて、センセーと石井指導員をとりかこんで声援してる姿は、本当に感動的でした。
 みんなと一緒に強くなってきたんだなぁと。内容やいい知れぬ緊張感とかは、じむちょーではとてもお伝えできませんし、それぞれ体験したときにとっておくとして。これからの人たちも沢山の方々が、強化クラスに挑んで、今いる先輩達とともに益々、そして道場全体が強くなっていくといいなぁと思いました。皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 その後、行われた強化打上げの黒帯の皆さん主催のサプライズな心遣いは、センセー本当に嬉しそうでした。皆さんが秘密裏に動いて下さって、全く気づかなかったそうです。じむちょーは、密かにそれを垣間見て、みんなのセンセーへの思いと道場での皆さんの絆、道場の本当の姿が見えてきた気がしました。文庫駅で集結していたかっこいい男衆に偶然出くわしたときは本当に嬉しかったです!それはセンセーの力だけでなく、道場で皆さんが空手や仲間を大切にし、どう関わってきたかということでもあると思います。すべては自分の中にある。だから余計に嬉しかったです。こんな素晴らしい皆さんに囲まれて、そりゃあ力になることでしょう。みんなの思いはしかと受け止めて、当日きっと力を出してくれることでしょう。


遅ればせながら・・・

2006年10月08日 | 雑記

 去年の全日本のDVDを最近購入したところ、本当に数少ない1,2回戦の中にセンセーの試合がほんのちらりと入っていてびっくり!そして何より嬉しかったのは、「45才の吉岡の一撃、一撃に横浜木元道場の稽古生達の大きな声援が」とナレーションされていたところ。みんなのことがとりあげられていたことと木元道場にちょっぴりだけ恩返しができた気がして。
もう思い出しても身体が震えるほど、すんごい声援だった。

 じむちょーがひとり全日本を観戦していた昔は、今のK-1みたいに女のひとが格闘技を観にいく時代じゃなかったし、入場前に会場をとりかこむ長蛇の列に並んでいると「どうしてきてるの?」って聞かれたこともあったり、全国のいろいろな地方から観客も集結するせいか、いろいろな方言がとびかったりしていた。スポーツ紙にも当日必ず載るから、それを買っていったなぁ。勿論会場は超満員で、3階席でポツンと応援していた。当時よくわからないんだけど、とにかくどきどきして「これは大変なとこにきてるんだな」ということだけはひしひしと感じられた。顔見知りななんてぜんぜんいない中、不安にしてるとそのうち、なぜか大好きな大先輩達が見つけ出して声をかけてくれたりして。

 去年みたいに最初から心強い仲間とセンセーの試合を観戦するなんて、初めてだったんだ。おまけにみんな号泣!試合を応援しにきてくれた人だけでなく、稽古にきてくれた人、メッセージをくれた人、遠くで祈ってくれていた人、みんなの力だと思う。そして、何よりあの時何かを感じてくれた人たちの今の頑張り・踏ん張りが一番嬉しいね。今年も応援にこれる人もこれない人も・・・おもいっきり念を送って下さいね。


こんな雨の日は・・・

2006年10月06日 | 雑記

 明日で小学校の前期終了(今の時代2学期制なんですね)だとゆうのに、うちの台風小僧(息子)が、昨日から久々に喘息がでちゃったみたいで、しかたなく少年部もお休みってことで。でもおかげさまで身体も大きくなってほとんど発作もでなくなって、2歳から飲み続けてきたお薬を少しずつ減らすことへのチャレンジをしてるのにかかわらず、この程度ってことは、ありがたいことです。産まれてしばらくして、アレルギーが発覚して、湿疹で包帯ぐるぐる巻き、夏でも手袋は欠かせなかった。思えば、朝まで起きない夜は、小学校上がったぐらいに初めて経験したような・・・。掻き毟っていないか、咳をしていないかで、何度も目を覚ますのが当たり前。ですから今の寝不足は目ではありません。今は短時間でも熟睡しまくりですから(笑)
 朝のゆっくりな保育園さまさまで、夜中まで道場の事務所で息子を寝かさせていただきまして、おかげで今では本人どんな物音でも目を覚ましません。みんなの気合やバックの音が子守唄(?)のようなもので。懐かしいです・・・ちびと女がいつも番台に座っている変な道場ですよね。そこから逃げたいような衝撃シーンも目の当たりにし、申し訳ないような思いもありました。でもこれまたセンセーの指令により、「いつきてもいるようにしないとそれこそ違和感があるから、そのうちそれが当たり前になって、皆も空気のように景色のように気にならなくなるから」って。でもおかげで顔がわかって仕事がしやすいこともしばらくしてわかりました。そしてみんなのことも勝手に大好きになって、稽古生がかすがいになって、けんかも激減しました。助かってま~す!

 あの頃は、空手はめちゃくちゃでしたが、一般部にも平気でがんがん出ていました。本当に邪魔だったと思うけど、皆さん暖かく受け入れてくださっていました。技量はさておき、みんなと汗をかけることが喜びでした。稽古にきてね!とわかりきったことをしつこいほど繰り返してほえている自分自身、とりまく状況が変わっているのは同じなんです。子供が学校に行くようになって、自分本位にばかりはできなくなったり、少年部の補助をするようになって、今日みたいに穴をあけることがなるべくないように子供の体調を整える必要があったり、仕事や家庭の事情が変化している皆さんと変わりありません。実は人のこと言えた義理じゃないのです。でもいつか一般部に出たいと思っています。そして1年に何回かでも出るようにしています。たとえ女性であっても恐さを忘れてはいけないと思っているから。事務員としてクラスの種類に関して何度もセンセーとは(かなり激しい?)意見交換していますが、頑としてセンセーがこだわっていることが、少しですが理解できるようになってきたこともあるかもしれません。

 で、そのいつかをなぜ思い続けていられるかといえば、皆のいろんな事情や頑張りを知りうる立場にあるからだと思います。ときには自分がふがいなかったり、許せなかったり、みんながまぶしかったりしますが、でも逃げれない状況にあるから。今は今できる限りと割り切って、でも自分の意思で、あきらめたくないからです。
ほんとは言葉にするのはどうかなと悩みながらも。たとえうるさい女だと嫌われたとしても道場のこと伝え続けようかなと思って・・・皆にもいつかがやってくるのを信じて。

 


今の自分に挑戦!

2006年10月04日 | 仲間たちへ

 こないだの日曜日の午後の一般部で、センセーが言っていた。稽古に出てた皆は聞いてたけど、是非稽古に来れていない皆に聞いて欲しいと思って・・・。こっそりメモしてきました。

 自分が別に仕事を持ちながら稽古をしていた頃、体調も体力も心の充実も揃っていた日は、一年に三日もあればいい方だった。そんな日を待っていたら、稽古に出れる日など無くなってしまう。悪い状態でも稽古にくれば、何とかなってしまう。もちろん、恐いだろうけど、現状の自分を認めて、今の自分に挑戦しに来たほうが、悩んでいるよりずっといい。きつい状況で来てるってことは、そこから負荷をかけてるってことで、それだけ自分に返ってくる。自主トレ一週間するよりもおもいきって稽古に来ちゃった方が、何倍も効果がある。自分もそうゆう経験があるからそう言ってるんだ。
自分の力が足りてるとか、足りてないとか、そんなこと考えるのは、もっと先で充分だ。

 今日も稽古に来た皆に手伝ってもらってたけど、本当に久しぶりの人から言葉の壁を乗り越えて平日は毎日稽古に来る白帯の彼まで。それぞれにそれぞれのレベルでできる精一杯の相手をお願いして「ありがとう!また頼むな。」と全員に言っていた。
組手でめためたにされるのではないかと思っている人もいるのかもしれない。自分では現状に納得できないこともあるかもしれない。自分が来ないうちに沢山稽古に来て力をつけた人を見て辛いかもしれない。でもそれってしかたがないことだし、稽古でるよりいい方法があるなら道場はいらないよね。

 センセーは、みんなの為に試合に出るわけではない。ゼロとはいわないものの、試合に出るのは自分の為だよ。弱い自分と戦う為だよ。あきらめかけた夢をもう一度追う為だよ。空手が好きだから・・・。そして悔しい思いがあるから。

 昔は、全日本を見に来てくれとか言う人じゃなかった。でも試合を見るって事は、自分がやってるものとして有益なことだろう。、センセーが苦しい声出しながら必死に稽古してる姿は、同じ空気吸ってるだけでも迫ってくるものがある。でも何より文庫のみんなが、自分のことをさておいても、他人の為なら無理してしまう、そんな仲間だとわかっているから、稽古に来るきっかけにして欲しいから言ってるんだよ。

 ふがいない自分を許せないのは自分だけ。自分に立ち向いにきてる人を笑う人がいるだろうか?文庫にはいないと思う。だって稽古に来れてる人だってみんなそうだから。いろいろな状況を押して、久々に決死の覚悟で来た人に勇気づけられることだってあるんだから。文庫道場に必要のない人はひとりもいない。たとえば人と比べたとして、何年かの遅れをとっても空手を続ける限り、どう変化するかなんてわからない。試合の勝ち負けならまだしも今の自分に勝つことは、誰でもその気になればいつからでも始められる。もっと稽古に出られたらと焦ってしまうけど、少しずつ少しずつやればいいそうです。自分は弱いなと本気で思っているならいつまででも続けることはできるだろう。でも弱虫な自分に会いたくない、認めたくない人には、道場は辛い場所なのかもしれない。でもそんな自分に挑戦できる場所が道場なんだよね。

 センセーだって皆にまだまだ教わることがいっぱいあるんだ。センセーに教わったと思ってる人、稽古にきてやってよ。それがセンセーの願いだから。


昨年の昨日

2006年10月01日 | 雑記

 今年の3月文庫道場を退会し、御殿場に引っ越していったマミーズのあけみちゃんのお母様の告別式に伺っていました。たまたま子供達の忘れ物の件でよしみちゃんが電話をしたとき話してくれたそうで、遠方だからといって、センセーの大会が近いこともあって私の耳にもいれないつもりでいたようです。いつもだったらセンセーは、きっと駆けつけていたでしょうが、あけみちゃんの心遣いが痛いほどわかって、最後のトレーニングに出かけていきました。そのとき手も上がらない状態だったので、試合に出れるかどうか内心不安でそばで見ていましたが、その行動をみて、これは絶対にどんな状況でも出場するつもりでいるんだなと確信しました。

 彼女には知らせず告別式に向かう道々、あけみちゃんがお母様の臨終に会えなかったときいて、ずっと考えていました。あけみちゃんはいずれ御殿場に帰ると何年か前から話してくれていましたが、「横浜が良くって」と笑顔でいつも言ってくれていたので、その中に文庫道場からも離れたくないとの意味が入ってくれているといいなということと私自身、同じ仲間として一緒にいたい!と願っていた気持ちが、少なからず彼女達を引き止めていたのではないかと。「いつまでも先延ばしにはできないので」と家を新築され、その打ち合わせに御殿場と文庫を何度も行ったり、来たり、例の「大丈夫で~す」で何事もないように稽古に通っていたのも簡単ではない距離だということも知りました。
そこには、今まで一度も見たことのないあけみちゃんがいました。闘病生活が長かったそうですが、「親孝行したかった」と一年前の私と全く同じ気持ちでいる涙でボロボロの彼女がご主人に支えられ立っていました。棺の中には、かい君の空手の写真が入っていました。

 私達は、葬儀の1週間後の全日本には当然来られないものと勝手に思っていましたが、彼女は何事もなかったかのように道場に稽古にきて、横断幕のとりまとめの少年部担当を誰に引き継ぐことなく続けてくれたのです。その影には、ご主人の理解と協力が絶対あったはずです。そのご主人も一緒に全日本でも声援を送ってくださいました。あけみちゃんたち家族がどれほど道場やセンセーを思ってくれていたのか、私達が想像していた以上かもしれないですね。

 そして、彼女には、その先まだまだ驚かされ続けました。緑帯の審査を11月の6日に受けることになっていましたが、お母様のことがあって審査を受ける為の稽古をこなせるはずがないと思っていましたが、合宿にも参加し、御殿場と文庫を往復しながら、ほとんど稽古を休むことはありませんでした。組手の時、気合が大きすぎたり、審査が終わったときに号泣してしまったマミーズは、奇異にみられてしまったかもしれませんが、あけみちゃんが審査を受けれるまでのことを思うと我慢することができなかったのです。
 そしてもう一つ、彼女は今看護学校に通っていますが、空手とともにずっと勉強をしていました。お母様のことがあって初めて彼女がなぜ看護士さんになりたかったのかの理由のひとつがわかったので、お母様が亡くなって、きっと受験しないと思い込んでいました。たずねるでもなく、またもや勝手にそう決め付けていましたが、寝る間も惜しんで勉強を続け、歯医者さんで仕事をしながら、見事合格し、今ずーっと年下の少年・少女達と一緒になって学校に通っています。

 相変わらず、元気に「大丈夫で~す!」を連発しながら、周りのみんなを明るくしていることでしょう。彼女のような素晴らしい人に出会えて本当に感謝しています。
文庫で道場を出さなかったら、私が空手を習っていなかったらと考えるとこの出会いに本当に感謝です。今年の初め、あけみちゃんは本部で年間表彰をされましたが、そのとき彼女が言っていました。「これからも頑張って太陽のように明るく、元気なおかあさんでいたいです」と。