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第8回全日本フルコンタクト大会結果

2023年05月22日 | 道場日記
第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会が終わりました。

冨村日花選手 女子軽中量級 準優勝
手島海咲選手 女子軽量級 3位入賞

という結果でした。入賞おめでとうございます。
 初日、海咲は3回全て本戦5:0で勝ってベスト4を決めて2日目に。準決勝で櫻塾の若い選手に延長で敗れました。接戦で、手数と蹴りは海咲の方が上回っていたと思いましたが、相手の突きの方が少しだけ深く強く入った印象でした。判定は1:4でした。結局その選手が決勝で相手に本戦で大差をつけて勝ちましたので、まさに惜敗でした。
 一翔は圧倒的な攻撃力で1・2回戦を突破しました。3回戦で実績のある選手に延長の末敗れました。よく攻めましたが、強く速い突きを胸にもらい1:4の判定負けでした。その試合に勝てばベスト8の2日目に進出でした。
 滉人は初戦を胸への強い突きで攻勢し突破。2回戦では実績のある選手と対戦し、下突きの技ありを取られましたが最後まで戦い抜きました。昨年の初出場の時は初戦開始早々の1本負けでした。そこから一年、しっかり稽古を積み、一般の試合にも挑戦して経験を積んできたからこその戦いだったと思います。
 彩音は実績のある選手と対戦して、得意の胸への突きと下段で攻めましたが、相手も膝を中下段に上手く当ててきて、崩されての敗戦でした。
 愛梨は中段への膝蹴りの稽古を積み、下段攻撃に加えよく攻めましたが、終盤相手の突きの攻勢を受け1:3の判定負けでした。勝利はなりませんでしたが、旗の数がまた1本勝利に向けて進んでいると感じました、
 初出場の遼希は今年の東北大会の無差別級の優勝者と対戦しました。攻撃力や技の多彩さなど素晴らしい相手に臆する事なく立ち向かい、得意の内股下段と速い突きで攻めましたが及ばず敗退しました。
 

 日本最高峰の大会だとインタビューでおっしゃっていた流派の先生がいましたが、世界大会の出場権のかかる大会で、特にハイレベルでした。新極真会のみならず各流派の強豪選手も多数出場され、本気で優勝したいと思って、努力、精進されて出場されています。一つでも穴があればそこを攻められて敗戦に繋がるような試合です。どれほど稽古を積んでも充分とは言えないほど高いレベルの試合です。
海咲と一翔が社会人に、彩音が大学生になり、選手全員で揃って稽古をする時間を多く取ることが難しくなってきていました。その中で自分の立場での責任と役割を果たしつつ、様々な事情を言い訳にせずに、全力で稽古を積んできました。その姿はまだ若い彼等が「大人」として成長する姿でもありました。純粋に空手に向かい合い、多くの時間を費やして情熱を燃やしてくれて、心より感謝します。ありがとう。また次の目標に向かって進みましょう。
 今回、若い選手の為に沢山の稽古生の皆さんがご自分の身体を投げ出して稽古に協力してくれました。中にはゴールデンウィーク中や怪我をおしてまで参加してくれていました。本当にありがとうございました。選手が集まる日は凄まじい緊張感のなか稽古が行われ、選手は勿論、シニアの皆さんもどんどん強くなってきています。
 少年部では外部の大きな試合や全関東に挑戦を希望している子達は先輩達と共に稽古することで少しずつ、少しずつ、確実に力をつけています。
また、一緒に稽古できない方もそれぞれの形でご協力くださり、ライブ配信で応援してくださったかたもいらっしゃいました。勿論、大切なご家族のサポートも忘れる事はできません。まさに文庫道場が一つになり邁進することができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

また、この素晴らしい大会を開催するにあたり、ご準備、ご協力、ご尽力いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。

明日、月曜日から稽古があります。
稽古待っています。

押忍












写真を撮らなかった時もありますが毎回14.5人は来てくださっていたと思います。











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