昨日、ブログを投稿したつもりが草稿のままになっていてアップがなされていなかったみたいです。実際には昨日の記事です。
1/23付 神戸新聞社説 「首長と議会/生かしたい阿久根市の教訓」から抜粋
首長と議会の対立の構図は各地で見られる。
ともに選挙で選ばれた首長と議会による「二元代表制」は地方自治の基本だが、そのあり方が問われている。阿久根市の混乱を教訓に、地方政治についてあらためて考える必要がある。
(竹原前市長の)独裁的な手法の反発はあるが、市長選は860票差の接戦だった。竹原氏の官民格差の是正という訴えに一定の支持があることは確かだ。
行政改革、議会改革は阿久根市に限らず、全国の自治体の課題である。とりわけ議会の改革は進んでいない。例えば、全国47都道府県議会で09年、原案通り可決、承認された知事提出議案は99%を超える。これでチェック機能を十分に果たしているといえるだろうか。
議会への不信が、首長による議会軽視の行政運営を助長した側面も否めない。首長の暴走は許されないにしても、議会が信頼を取り戻し、討論の場として機能を高めなければならない。
ここまで
まず、「二元代表制」の在り方が問われているとありますが、何が問題なのかが明確ではありません。
次に竹原前市長は独裁的手法の反発で選挙で負けたが、官民格差の是正という訴えは一定の支持があったということです。多分そうでしょう。
そして、都道府県議会が知事提出議案に対して99%が原案通り可決されていることが問題になっています。議会が知事の言うとおりになっているからチェック機能が果たせていないと批判しているわけです。
しかし、阿久根市の場合は議会が市長提案に対してチェック機能を果たしていたわけではないでしょうか?
にもかかわらず、議会は信頼されていない。
この記事からは、何が阿久根市の問題なのか分からず、教訓が何なのか分からないのは私だけでしょうか?
1/23付 神戸新聞社説 「首長と議会/生かしたい阿久根市の教訓」から抜粋
首長と議会の対立の構図は各地で見られる。
ともに選挙で選ばれた首長と議会による「二元代表制」は地方自治の基本だが、そのあり方が問われている。阿久根市の混乱を教訓に、地方政治についてあらためて考える必要がある。
(竹原前市長の)独裁的な手法の反発はあるが、市長選は860票差の接戦だった。竹原氏の官民格差の是正という訴えに一定の支持があることは確かだ。
行政改革、議会改革は阿久根市に限らず、全国の自治体の課題である。とりわけ議会の改革は進んでいない。例えば、全国47都道府県議会で09年、原案通り可決、承認された知事提出議案は99%を超える。これでチェック機能を十分に果たしているといえるだろうか。
議会への不信が、首長による議会軽視の行政運営を助長した側面も否めない。首長の暴走は許されないにしても、議会が信頼を取り戻し、討論の場として機能を高めなければならない。
ここまで
まず、「二元代表制」の在り方が問われているとありますが、何が問題なのかが明確ではありません。
次に竹原前市長は独裁的手法の反発で選挙で負けたが、官民格差の是正という訴えは一定の支持があったということです。多分そうでしょう。
そして、都道府県議会が知事提出議案に対して99%が原案通り可決されていることが問題になっています。議会が知事の言うとおりになっているからチェック機能が果たせていないと批判しているわけです。
しかし、阿久根市の場合は議会が市長提案に対してチェック機能を果たしていたわけではないでしょうか?
にもかかわらず、議会は信頼されていない。
この記事からは、何が阿久根市の問題なのか分からず、教訓が何なのか分からないのは私だけでしょうか?