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科学者の自殺

2014-08-05 23:28:21 | 事件
本日、理研の笹井副センター長が自殺、という衝撃的なニュースが流れました。

このニュースを最初に聞いたきに思った事は、笹井さんという人物が科学の世界で有名なのは知っていましたが、この人って挫折を経験した事がなかっのではないのか、という事です。
そうでなければ、今回の事で自殺するかな、と。

まあ、あれだけ騒がれればしょうがない気もします。天国から地獄ですから。また様々なバッシングの連続で、うつになられていたのかも知れません。
遺書も数通あったようですが、うつのような精神状態の中で、殆ど発作的に自殺してしまったのかもしれません。

私は見ていませんが(このSTAP問題はもう終わりにしてと思っていたので)、様々な報道から、先日のNHKスペシャルも、相当精神的にダメージを与えたのではないでしょうか。

当事者にはこういう形で物事を終わりにしてほしくなかったですね。
すべての事を明らかにして、新しくスタートを切ってほしかったと思います。

確かに今回の事は、厳正さを求める科学の世界の中であんまりにもいい加減な事があの理研で行われている、という事に世間が唖然としてしまったため、大きな騒動になっているのだと思います。

どんな組織でも長い間同じような事を行っていると、必ずどこかにひずみが生まれるものです。
でもそこで踏ん張って新しい道を探し続けていると、次のステップが見えてくるものです。

今の理研って次のステップに移る過程にあるのではないでしょうか。ですから、笹井さんにもそこまで見届けてほしかったです。そういう責任が、笹井さんにはあったと思います。

自殺して現実から逃れる、というのは最低最悪の手段。
自殺したって、すべてが解決する訳ではありません。自殺したほうが、現実よりもっと大変な事が待っているんですよ。
神道でも仏教でもキリスト教でもそう言っているでしょう。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしたいですが、笹井さんには悪いですが、本当にぷりぷりしています!
世界的な科学者の名に恥じている行為です。
こんな事で自殺するなよ!

陰謀説まで唱えている人がいますが、まだそっちの方が救われる。
笹井さんも今頃は自殺してしまった事を後悔しているかもしれませんが、もう、肉体には戻れませんからね。