
原題 London Has Fallen
[映画館]
佐久のアムアムで。ここも久しぶり。建物も古くなりました。その中で一階の狭いシアターだったので、ちょっと不満。この映画、あまり観る人いないんでしょうかね、ここら辺では。
[評価は]
🍎🍎 かな。。。。
[あり得ない設定]
前作「エンド・オブ・ホワイトハウス(Olympus Has Fallen)」の続編という映画です。
あれから2年、という設定ですが、前作でホワイトハウスがボコボコにされてしまったというのに、たった2年でまた新たなテロが、というしょっぱなから現実ではあり得ないような設定でスタート。
多くの死者を出し、ホワイトハウスも再起不能の状態に陥りましたが、それもなかったかのような話になっています。
が、これは映画。今回のこのLondon Has Fallen のストーリーが面白ければ良いのですね。
[タイトルが気に入らない]
前作の日本語のタイトル、英語のタイトルよりわかりやすく、ホワイトハウスがどうなるのだろうというワクワク感がありましたが、今回の日本語タイトル、それだけでは意味がさっぱりわかりませんでした。今度はホワイトハウスだけではなく、アメリカそのものがなくなりそうになるのか、と思ったら、ロンドンの話。単刀直入にLondon Has Fallenをそのまま訳してもらった方がわかりやすかったかも。
[女性が必ず死ぬストーリー]
前作では、アシュレイ・ジャッドが演じた、大統領夫人がしょっぱなから死亡。久しぶりのアシュレイの登場だったのに、残念。
今回はシークレットサービスのリンが亡くなってしまいます。主要な登場人物で、女性ばかり亡くなってしまうのはなぜ?特に今回のリンのような役割、映画の中では重要だったと思うのですが。ちょっと残念。次回も、女性が死ぬんでしょうか。
[まさにタイムリーなストーリー展開]
この映画が日本で公開された時、世界では何が起こっていたのか。そう、イギリスがEUから離脱するかどうか、全世界がイギリスに注目していた時です。ですから、ロンドンがボコボコにされている映像を観ながら、これからロンドンもまさに映画のようになるのか、と複雑は心境で画面を見ていました。制作側はそんな事意図した訳ではないと思いますが、非常にタイムリーでした。
[今後はシリーズ化?]

この映画、今後はシリーズ化するとかしないとか、という話も出ているようです。ま、ストーリーは単純。その中で絶対に死なないジェラルド・バトラーが爽快に相手を完膚なきまでに叩きのめして行くストーリー。今までの映画のように、殺し方も殺す人数も中途半端でないところがこの映画の特徴と思えます。だから面白いのかも。また、ジェラルドとエッカートとフリーマンの最強トリオ、今後の活躍も続けてみて行きたいな、という気持ちが強いです。
前作では敵は北朝鮮みたい。今作ではISみたい。次はどこかしらん???
タイムリーな場所と団体をお願い、と希望したくなってしまいます。
多くの人が亡くなってしまうという事は横においといて、すかっとしたい、頭使いたくない、というような時に観る映画でしょうか?
映画『エンド・オブ・キングダム』予告編