ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

聴診のすすめ&今日は母の四十九日

2017年09月18日 05時05分00秒 | 日記


母の介護で毎日のバイタルチェックに使った器具


体温計、血圧計、パルスオキシメーター、聴診器 です。

パルスオキシメーターは血中酸素濃度を測るもので指先につければ簡単に出ます。

これは値段はいろいろありますが、1万円弱から上はいろいろあります。



聴診器は安い物は1000円程度から上はきりがありませんが、医療従事者で使う人が多いリットマンは1万円強くらいからあります。

幕面のみの物もありますけど、私はベル面と幕面(切り替えて使います)幕面は主に肺の音、ベル面は心音などで使います。


入院する前までは毎日起きてすぐ測って手帳に記録しました。

必要があったら一度では無くて何度も測りました。

退院後、18日間は頻繁に測りました。

聴診は素人なので細かな聞き分けは出来ませんが(CD付のプロ用の本を買いましたがとても微妙で難しく)普段の正常な音を聞いていれば何かおかしいなと思うのでその程度で良いと思いました。

退院後は痰が絡んでないかなどの参考にもしました。


介護が終わって血圧計は複数持っているのでヘルパーさんへ、パルスオキシメーターもお世話になったヘルパーさんへ、聴診器はこれから両親の介護になるだろう友人へ。

図書類は専門的なものからマンガまでたくさん持っていましたがヘルパーさんの事業所に寄贈。


もう私が誰かを介護することはありませんのでなるべく早く立ち直るため思い出すものはみんなあげました。


思い出に変わるころ、自分の健康の為にまた買う事もあるかも知れませんが今のところ、体温計と血圧計があれば大丈夫。





今日は母の四十九日、父のもとへ送ります。


順番ではついに私の番になったなと言う感じです。

予報では晴れて暑い日になりそうです。

お彼岸直前で祭日なのできっと混雑するかも知れません。

以前は八王子川からの道か五日市から大回りして行くしかなかったのですけど、五日市線側からトンネルが二つ出来て我が家からはとても便利になりました。


終わったらダイニングキッチンを片付け、母の部屋に放り込んでいる荷物を整理しなければなりません。

テーブルを戻したり食器棚(これは置くところが無いので処分しました)に入っていたお茶の道具や食器、おもちゃなどをどう整理するのかが問題。


一人なのでこの際コンパクトで広々させたいとは思っているのですけどきっとまた荷物だらけになるのではないでしょうか。

母の部屋は残っている紙おむつ、リハパン、パット類が山積み、早く貰い手があると良いのですけど。

Pトイレはけっこう場所をとっているので粗大ごみで市に持って行ってもらおうと思っています。

風呂の中に置く踏み台件椅子は友人がもらってくれましたがシャワーチェアーなどは残っているので、これは機会を見て梱包し裏に置こうと思っています。



介護用品、ベッド、車いす、サイドケイン、スロープ などはリースですでに持って行ってもらったのですけど、直接肌に触れるシャワーチェアー、Pトイレなどは買い取りになります。


借りられる物は借りるのが正解、介護ベッドを購入した友人がいますが、いらなくなった時処分が大変だったようです。



車いすはトランクの入るコンパクトに折りたためる物とスチール製の物、そして母が使っていたアルミ製の物と3台ありますが、これらは介護保険を使い始める前に私が購入したものなのでしっかり梱包して裏に置いています。

裏には紫苑さんのトイレ用品なども置いてあるので。少し整理しなければなりません。


介護保険を利用するまで申請から使い始めるまでけっこう(2か月程度)かかりますので、早めに申請するのが良いです。

なかなか段取りや手続きなどやってみなければわかりにくいのでいざとなった時に慌てないように 地域包括センター の場所など調べておいていつでも行動できるようにしなければなりません。


他人が家に出入りするのがいやな方も少なくないようですけど、やはり介護のプロは頼りになります。

我が家の場合、最初は PTさん(理学療法士)によるリハビリ、ヘルパーさんによる入浴介助を利用しました。


顔なじみになったヘルパーさんにお風呂に入れてもらって ごくらく ごくらく と言っていたのを思い出します。

風呂までの移動は こわい こわい 助けて と言っていましたが。


トイレ、廊下、浴室の手すり設置は私がやりましたけど、そのうちに 風呂のドアを折り戸に交換、段差の解消のためのすのこを設置、サイドケインのリース、玄関ポーチから道路へのスロープのリース、退院するとき玄関段差を解消する足踏み式のリフト、リクライニングの車いすのリース、介護ベッドのリースなど介護用品の事業者さんのお世話にもなりました。

またリハパン、オムツ、パットは要介護3以上でしたので1割負担でした。(市によって違いがあるかも)


母の場合最初の認定は要介護3でした。

要介護3あたりから介護者は大変になっていきます。


そこまで良くやったものです。


2回目の認定見直しも3

入院中に受けたとき要介護5となりました。


思えば入院の少し前、最後のデイサービスから帰った時はすごく意識レベルが落ちていました。

あのあたりから急激に悪くなったように思います。


車いすで記念公園に何度行った事か。

お弁当を作ってお茶を立てて一回り、また行きたいな。

でも昨年の紅葉、今年の桜を見せてあげられてよかった。

母が今年の4月、最後のお花見で見た景色です。









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